第3回: 書斎を整え、業務パフォーマンスを上げる

  第3回: 書斎を整え、業務パフォーマンスを上げる
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風水で心を整え、人生をハッピーに

第3回: 書斎を整え、業務パフォーマンスを上げる

風水で心を整え、人生をハッピーに

書斎を整え、業務パフォーマンスを上げる01日本でもだんだんとアメリカ並みに家で仕事をする環境が整ってきました。とくに外資系の会社では職制が縦割りになっており、同じ部署の人でも世界各地に散らばっており、メールやネットでしか仕事が出来ない状態です。このような状況だとなにも会社のデスクでやらず家にいても出来ることです。かといって、それじゃあ来月からやろうか、という風にはまだまだならないのが日本の現状。今までのビジネス習慣もあるからでしょうか?個人ブースもなく、フェイス・トゥー・フェイスで顔を突き合わせてこそ仲間、という意識がどこかに残っているのでしょう。会社にクライアントから電話がかかってきて「担当の○○は家から仕事をしています」と言うと先方が驚くのでついつい「ただいま席をはずしています」、と言ってしまうのが現状です。アメリカ映画でよくみる「在宅勤務」いわゆる「SOHO」はやはり憧れなのかもしれません。

さて、SOHOをやるとなると部屋は機能的で快適に過ごせるようにコーディネートしたいものです。そしてもちろん風水上気が通るようにコーディネートするのも忘れてはなりません。最重要視されがちな家具やカーテン、壁紙のコーディネートだけではなく、重要なのは家具の配置となります。

よくドラマなどで見るいわゆる「大学教授の部屋」のように、壁面にびっしり本が並んでいて革張りの大きな椅子にどっしりした机、といった「書斎」を持っている方はおそらくそれほど多くはないと思いますが、ごく普通の部屋でも書斎代わりに使っている部屋はその人の知性、考え方、思考の部屋ですので仕事運に大きく作用します。ときにその人の未来をも意味する大切な場所なのです。

書斎を整え、業務パフォーマンスを上げる02まず、書斎(あるいは書斎として使っている部屋)で重要になってくるのは机とドア、そして窓の位置です。風水には「冲する(ちゅうする)」という表現があります。意味は「並んでいる」という意味で「机とドアが冲している」などという風に使います。要するに書斎のドアがある壁に机がひっついて配置されているということですね。書斎は仕事の計画を練る、予定を立てる、とすごく集中する場所でありますので、「冲」によって気が乱されると計画の中断ばかりか将来の計画が立たない、また上司とうまくいかない、などの弊害が出てきます。もちろん長期的にみれば「財運」にもおおいに影響が出てきます。

具体的な机の配置方法ですが、机に長時間座り、集中して何かを考えることが多い人は「窓に向くか壁に向くか」を決めてください。また企画ごとや何かアイディアをひらめかせたい人は「窓を背にして」ドアーのほうの壁に向きます。つまり机がどの壁にもひっついておらずちょっと離れ小島的な印象になるかもしれません。しかしこの位置は「外から(玄関から)の気を受ける」という意味で重要なポジションなのです。

よく会社などで入り口から入るとずらっとスクール形式に机が配置されている会社があって入り口から入ると思わず目があって恥ずかしい思いをすることがありますが、あの配置方法なのです。よく見ると窓を背にしています。そのような机の配置をする会社は風水を考慮してかどうかは定かではありませんが、理にかなっており、きっと業績も上げている会社なのでしょう。もしくは入り口との並びではなく45度の位置に机を配置するのも良いと言われています。これは机だけではなくて会社や家の金庫の設置場所にも言えることです。

基本となっているのは「形によって気の流れを合わせる」という考え方でこれをラントウ法と呼びます。本格的なラントウの見方は数え切れないほどあり、これはほんの基本に過ぎませんが風水に興味がある方なら知っておいて損はない知識だと思います。風水といえば方位や色などだけを気にすると思いがちですが、まず第一にこの「ラントウ」を良く見て判断していくのが風水師にとって必要不可欠なのです。