皆さんの家では必ず１枚は敷物を敷いておられると思います。それはカーペットだったり、ラグだったりしますが、風水上家の中では最重要である玄関にはおそらくラグタイプの敷物を敷かれていることと思います。とくに玄関の敷物には「よい気だけを通し、悪い気を払う」という役割があります。
まず、汚れていたり、湿っていたりするのは問題外。ちゃんと清潔にして天日で干しましょう。フリンジのついたタイプは「縁」に関する運気がアップするそうです。また季節感を取り入れることも重要です。素材はできればコットンやシルクのような天然素材が推奨されます。しかし、まるっきり天然素材よりはすこし化繊が入っていたほうが手入れが楽なのは確かです。それではどんな素材や形がいいのでしょうか？
- プレーンタイプ
- シャギータイプ
- 長方形タイプ
- 円形タイプ
- 正方形タイプ
- 不規則タイプ
ごく普通の毛足の短いラグタイプ。部屋の「気」を安定させます。基本的には「土」のカテゴリで陰に属しますが、いちばん色も豊富なため、調節はしやすいでしょう。
プレーンタイプよりも「陰」の傾向が強いため、運気が停滞しがちです。それを防ぐには白など明るいカラーのものが良いでしょう。
もっとも多いパターンの長方形。「陰」の傾向が強く、運気を停滞させますので色は白など明るい色を選ぶといいでしょう。
ラグの中ではもっとも「陽」のカタチをもっています。そして「金」の気を持っています。カラーは「陰」でもバランスが取りやすいでしょう。
「陽」の傾向が強いタイプです。とくに日があまり差さない部屋などに敷くといいでしょう。色も「陽」の色にすると一層オススメです。
なんと形容したらいいのか？不規則な形のラグです。不規則な形は水の気を持っており「陽」を表します。意外にオススメのタイプです。
また玄関に多い東向きは行動力、観察力の強化、自信を象徴しますが、玄関マットの特徴である「木」の要素を維持したいならグリーン、またそれを強化したいならブルーのマットがいいでしょう。東向きのマイナス要素は「過労・せっかち・中途半端」がありますが、この「木」のマイナス要素を沈めるためには「火」の色を使います。紫か赤のマットが良いでしょう。そして東向きのプラス要素は「行動力・観察力の強化・自信」です。これを維持するならグリーン、強化したいならブルーのマットがいいでしょう。
同じく玄関に多い南東ですが、調和のよい発展、良縁、良い旅行を象徴します。「木」のプラス要素を維持したいならグリーン、それを強化したいならブルーのマットがいいでしょう。反対にマイナス要素には「頑固・器が小さい・休めない」がありますが、「木」のマイナス要素を「火」の気で燃やします。紫、赤のマットがいいでしょう。
西の玄関は「浪費癖・無気力・現実逃避」というマイナス要素があります。その「金の気」を予防するためには水の気で鎮めます。ちょっとシックなグレーなどのマットがよいでしょう。西には「蓄財・金運アップ・たのしみごと」というプラス要素もあります。それを維持するには白を、強化するには黄色や茶色を使ったマットがいいでしょう。
また、玄関といえばスリッパ立ては定番アイテムですが、玄関にはあまり物を置かないほうがいいかと思いきや、そうでもないのです。まず、客用のスリッパがない家には人が寄り付かないといわれています。また、スリッパ立ては仕事運をアップさせたければ木製のものが良く、人間関係を良好にしたければカゴ式のほうがいいそうです。
