私たちが思った以上に家の影響を受けるのが子供です。子供の頭や感性は柔らかく、まるでスポンジのように吸収するものが多いからでしょうか？大人以上い子供は家から発する「気」を感じ取り、受け取り、そして成長していきます。子供の運命を左右するといってもいいほど「子供部屋」はとても大切な部屋で、子供部屋も風水上のコーディネートを施すことで子供の成長を健やかに促します。まずポイントは３つあります。
- 部屋を綺麗にする
- ベッドは東向き
- 勉強机は北向き
部屋を綺麗にするのは他の部屋もそうであるように、風水上のコーディネートをする前には必要不可欠なことです。とくに部屋の隅のほこりにまで注意して掃除をして下さい。それに子供の場合、使ったおもちゃなどをその都度片付けるようにしてください。これは教育上の問題だけではなく、使ったおもちゃを出しっぱなしにするのはあきっぽい性格になったり、部屋の「気」が乱れてしまうことがあります。それにはまず親がお手本を示してあげるのもいいでしょう。片付けることによってこんなに綺麗になる、そして居心地がよく気持ちがいいんだよ、ということを子供に教えてあげることが大切です。
子供部屋の風水を変えて子供をいい子に育てたいあまりに間取りを親が勝手に進めてしまうのも考え物です。一方的な考えは子供の自尊心を傷つけてしまいますし、反感を買うことになる場合が多いです。そんな時は何か新しい家具、たとえば簡単な収納家具などを買ったことを口実に模様替えをするのも一案です。
子供部屋の勉強机の配置ですが、座ったときおもちゃやテレビが目に入るようですとついつい勉強をほっぽり出してそちらに目が行ってしまいます。集中力を欠き、注意力も散漫になりがちですので「頭寒足熱」と言われるように頭が冷える方角の「北向き」に勉強机を配置するのがいいでしょう。ただしこれは学者や医者などを目指す場合で、芸術センスを磨くなら南向き、スポーツや特殊技能を磨くなら東向き、商売の才能を磨くなら西向きと志望別方角も分かれています。北向きがベストとしたのは医者や学者にならないまでもまだまだごく一般的な頭脳を使うサラリーマン志望が多いことからです。そうは言っても現代は職業選択も多種多様で、幼いうちからなりたい職業を選択する環境も整っていますから早いうちからそれにあわせて風水も整えるのがいいでしょう。
また、机の材質は天然木を使ったシンプルなものいいでしょう。また遊びの空間と勉強の空間を分けるのが理想です。それに今は勉強部屋にもテレビがあるケースが多いですが、リビングと同じ手法でテレビの「陽」の気をやわらげる観葉植物を横に置くと良いでしょう。「発展運」が向上します。それに観葉植物の生気は子供をリフレッシュさせてくれるばかりではなく集中力ＵＰに繋がります。
そして子供部屋の窓は時々開けて風通しをよくしてあげてください。風にのって良い運気も窓から入ってきます。窓は運気が入ってくるところですから汚れているとせっかく入ってきた良い運気もよどんでしまいます。内装やインテリアの色もうまく利用するのがオススメです。カーテンなどのファブリックの色は薄いブルーやグリーンなどの寒色系にすると勉強や作業の効率をよくする効果があるといわれています。またやや月並みですがベージュなども、安らぎや優しさを感じさせる色だと言えます。
