第1回: 環境が与える人へのストレスとその大きさ

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自分の気持ちは環境次第

第1回: 環境が与える人へのストレスとその大きさ

自分の気持ちは環境次第

「自分の気持ちは環境次第」では、まさに自分の気持ちは環境の変化によって大きく変っていくことを紹介していきたいと思っています。環境なんかで気持ちが変るかと思っている人もいるかもしれませんが、気付くと意外と変っているものです。

環境が与える人へのストレスとその大きさ01皆さんは今まで、環境が変わることによるストレスを多く体験してきていると思います。誰でも一度は必ずあるでしょう。例えば、誰もが通る道である、小学校の入学、中学校の入学。これらは共に大きな環境の変化を伴うもので、個人差はあれど、ストレスを感じてしまうことになります。つまり、環境によるストレスは生きている間ずっと感じていく可能性があるもので、それはときとして人間関係に及んでしまうこともあります。言ってしまえばストレスまみれの世界で人々は生きていることになります。

当然そんな世界で生きていたら、身が持たないものです。ですが実際に私たちはこの世界で生活をしていることになります。これもやはり環境のおかげということになります。ストレスを感じる環境の変化があれば、ストレスをケアすることができる環境があるものです。しかし普通に生活をしていると、環境の変化のストレスを感じることはあっても、ストレスケアをすることができる環境があることを、感じることは意外と難しいものがあります。

環境が与える人へのストレスとその大きさ02例えば仕事から、家に帰ってきて、お風呂に入ってゆっくりしているとしましょう。この場合、多くの人は、「今日も疲れた」と思ってリラックスすることになるでしょう。これは無意識にストレスケアをすることができる空間に帰ってきていることを意味するのですが、意外とそれを意識として自覚することはできていないものです。これを意識することができれば、よりストレスに対して抵抗力を付けていくことができるでしょう。

ではどうすればできるようになるのかというと、やはり自分が安心できる環境を振り返り、分析をしていくことになります。分析と言っても難しいものではありません。簡単に言うと理由を見つけていくことになります。そうすることで自分が安心できる要素を見つけていき、自発的にストレスを緩和する環境を作り出すことができるようになります。これは自分の部屋でもできることですし、仕事場なんかで個室があるような人は、その個室でも生かしていくことができます。ちょっとした旅行で、落ち着かないなと感じた時に試していくこともできるでしょう。

次の回からは、環境が与える人へのストレスを紹介しながら、インテリアや空間というものを理解して、ストレスケアにつなげる方法を紹介していきます。ストレス社会と言われている現代において、自分の環境を知ることや、改善していこうと思うことは非常に大きな意味を持ってくると言えるでしょう。悩みが多くなってきたと感じる人や、体の疲れが取れない、なんだかやる気がでないという人にとっても、ストレスを緩和できる環境づくりは大きな効果を見せてくれることになるでしょう。ストレス社会で生きていくことになりますが、自分の部屋の家具ひとつで変わっていくものです。