第6回: ストレス空間を振り返る

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自分の気持ちは環境次第

第6回: ストレス空間を振り返る

自分の気持ちは環境次第

第6回はストレスを感じたと思う空間についてお話いたします。ストレスって知らぬ間に感じていることも多く、その原因は自分の思いもよらないものであることがあります。環境もそのひとつです。自分のストレスの原因を振り返っていくことで、ストレスをどのように感じ、どのような種類なのかを知ることができます。知ることができるだけでは意味がないと思ってしまう人もいるかもしれませんが、自覚できることは非常に重要なのです。

ストレス空間を振り返る01普段生活することが多い自分の家でストレスを抱えてしまうと、ストレスがあることが普通になってしまい、なかなか気付きにくくなってしまいます。非常に使いづらいキッチンがあったとしても、それを長期的に利用していくことで、あまりストレスとして認識しなくなるのです。だからと言ってストレス自体がなくなっているのではなく、感じにくくなっているだけです。ただ、ストレスの原因がキッチンだということがわかれば、キッチンに対してどうにかしようと考えたり、キッチンを使う際にしっかりと準備をしていくこともできるようになります。そうすればストレスを軽減させることもできるのです。

当然この話はキッチンだけではありません。部屋に置かれている家具、部屋全体についても同じことが言えます。何気なく使うことが多い、テレビも例外ではありません。テレビの場合どこに置くかで、見方が変ってきます。見づらい場所においてしまうとそれだけでストレスになってしまっているものです。冷蔵庫や洗濯機なども同様です。

ストレス空間を振り返る02またインテリアコーディネートでストレスを感じてしまうこともあります。派手な色ばかりにしていると、気持ちを上げていくことはできるものですが、休む空間としてはあまり好ましくない状況が出来てしまうことになるでしょう。眠りたくてもあまり上手く眠ることができない状況になってしまったり、常に色の刺激が目に入ってくるので疲れてしまう原因になる場合もあります。

社会に出ていくことで数多くのストレスを遭遇することになりますが、実は家の中、部屋の中でも大きなストレスを遭遇する機会というのは意外とあるものです。自分が意識できないことを考えると、外に出ている時のストレスよりも影響が大きいと考えることもできます。ストレスの原因をつきとめることができた、あるいは心当たりがあるといった場合には、どんどん改善していきましょう。無理に推し進めることはせずとも、無関心でいることで、自分の部屋の中で自分を見失うといったことがあってはいけないのです。