せっかくすっきり・キレイになったお部屋。その空間をいつまでも持続させたいですよね。でも、よく耳にするのが、ダイエットと同じで「リバウンド」。
特に、
- 衣類
- 小物類
- 食器類
- 書類 etc・・・
一般的に「~類」と言葉がつくものはアイテム数が多いと言われています。特にリバウンドしやすいモノです。気をつけましょう!
では、どうしてリバウンドをしてしまうのか?それはとても簡単なこと!「適正量」が決まっていないからなんです。
~適正量を決めるには~
- 洋服(Tシャツやパンツ、スーツ、シャツ、パジャマetc・・・)、靴(パンプス、スニーカー、ブーツetc・・・)、食器類(大皿、小皿、カップ、お客様用食器etc・・・)など、自分にどれくらい必要なのか調べてみる
- (例)週5日出勤しているからシャツは5枚、スーツは夏冬で5枚づずつ、気が付くと増えやすい紙袋は大が3枚・中が6枚・小が5枚など・・・、」という風に、自分の中でざっくりとでいいので数を決めてしまいます。でも、数を決めるのは面倒くさい!という方におすすめなのが、今ある収納スペースから適正量を決める方法。この靴箱に入る靴しか置かない。この棚に入るバスタオルしか置かない。コートはクローゼットのハンガーにかかっている数しか置かない。という風にスペースでも決めることが出来ます。
- 数やスペースを決めたら、新しいモノが入ってきた時に同じアイテムを1つ手放すようにします。
常にこれを頭に入れて買い物をするように心掛けましょう。新しいモノが入ってきているのにモノは手放さない。だから、どんどん家の中にモノが増えていくのです。それがリバウンドです。
このように「適正量」を決めてしまえば、決まった数・スペースの中で生活するわけですから、人の心理として自分が好きなもので長く使える、品質が良いものを自然と選ぶようになります。なので、愛着もわきますし、モノを大切にするようにもなります。
ただ、思いがけない貰いものもあるでしょう。結婚式の引き出物でよくいただくのがお皿やグラスです。普段自分では買わないような、素敵で高級なモノが多いかと思います。そんな素敵なものなのに全く使わずに保管してあり、年季の入ったものをずっと使い続けているという方はいらっしゃいませんか?そんな時こそ、今まで使っていた年季の入ったお皿などは手放してあげて、素敵な食器を使ってあげましょう。気分だって変わるはず。
「モノを大切にする=捨ててはいけない」ということではありません。モノを大切にしないことは、モノを使ってあげないことなのです。
「安物買いの銭失い」という昔から言われている言葉があります。もちろん、安いから品質が悪いということではありません。でも、安いからという理由でどうしても欲しいものではないのに、どんどん買ってしまい結果お金を使ってしまうということはあるかもしれません。
逆に、「適正量」を決め、新しいモノが入ってきたら1つ手放すようにすれば、モノを招き入れる時に本当に自分が欲しいもの・お気に入りのものを買いたいと思うことでしょう。「適正量」を決めることは、リバウンドを防ぐことだけでなく品質が良くてお気に入りのものに囲まれて生活できるようになりますよ。