住空間には、そこで生活する人々の過去・現在・未来という時間の流れが深く関わりながら、様々な形で愛・幸せが根付く。このコラムは、そうした住空間と愛・幸せの関係をテーマとする3つの物語。
「住めば都」という諺があるように、住み慣れた土地や家に対し、人々は愛着を感じることがある。それは、長年の生活の中で感じた様々な感情、そこでの人間関係などを含めた、思い出がそうさせるのだろうか。幼少期の頃に家族と過ごした日々、青春期に友人と深・・・(続きを読む)
家には、そこに住む人の雰囲気・趣味・趣向が表れる。逆に、その家をみることで、「こういう感じの人が住んでいるのかなぁ」と住人のイメージを抱くこともあるだろう。住み手と家のイメージは相互に影響し合い、全体の生活像を形作っていく。そう考えると、自・・・(続きを読む)
誰しも生活に自分のペースがあるように、生活の場である住空間にも、住み手が「心地良い」と思うそれぞれの雰囲気がある。そこには、これまで、どんな家に住んできたのかという、過去の住空間がもたらす「思い出」も関わってくるだろう。あるいは、住みたい家・・・(続きを読む)