フロアライトの商品一覧です。

ホテルに泊まると、とくに海外の場合、部屋が暗いと感じたことはありませんか？部屋の真ん中にシーリングライトがついていないからですね。日本ではわりとどこでも白い光で明るくするので、馴染みにくいかたも多いでしょう。心地よく休めることを重視して、あえてそういう照明の使い方をしているのです。では、シーリングライトのかわりに何を使っているのか･･･ここで登場するのが、フロアライトです。

フロアライトはその名のとおり、床に置いて使う照明です。ホテルの部屋には、私達の身長をこえるような背の高さで、足で踏むスイッチがついているライトが置いてあることが多いですね。シェードの色によっては光が下だけ、または上下にだけいくようになっていて、ライトのそばに腰掛けるとちょうど手元が照らされ、ベッドに横になったときには光が目に直接入ってきません。適度な明かりは保ちつつ、落ちついて休息もできるというわけです。

部屋に照明はひとつというご家庭も多いと思いますが、家具の配置をするように、光の配置をコーディネイトするのもインテリアの醍醐味です。フロアライトやテーブルランプを所々に配しながら、その光の組み合わせで部屋の雰囲気が変えられるのを楽しんでください。

椅子に座って暮らす洋間の場合は、上でお話ししたような、長い脚にシェードのついたフロアライトが合います。ソファの横や後ろに置いておくと、優しい光で手元を照らせます。細いポールに照明というシンプルな作りなので、場所をそれほどとりません。部屋のコーナーや玄関ホール、廊下などには、筒状になった細長いライトが良いでしょう。

脚のない小さな照明も、フロアライトの一種です。床座で過ごす和室やリビングなど、低い目線でいる場所に適しています。フロアタイプのベッドのそばにもいいですね。また、小さなスツールの上に、脚のないフロアランプをのせて部屋の隅に置くのも、ちょっとしたアクセントになって素敵です。

手入れは特別なことをする必要はありませんが、埃がつくと明かりも半減しますから、とくに目の細かいシェードの場合は、掃除機の細いノズルやハタキを使って、部屋の掃除ついでにきれいにしてください。ガラスや樹脂で囲ったシェードの場合は、布で軽く拭けばOKです。また、物によっては簡単に買えない、もしくは高価な電球を使っていることもあります。日本では白熱電球の生産・販売を停止しているメーカーもありますので、必要に応じてある程度の数をストックしておきましょう。