布団カバーの商品一覧です。

敷き布団にはシーツがあるせいか、布団カバーといえば一般的に、掛け布団のことを指します。コンフォーターケース、デュベカバーと呼ばれているのも、同じものです。昔は布団の上側が空いていて、布団の生地の柄を見せるようなカバーを多く見ましたが、今は全体をすっぽり覆う袋状のものがほとんどです。シンプルなカバーが好まれるようになったこともあり、布団そのものの生地に鮮やかな柄ものを使うことも少なくなりました。

布団カバーを使う主な目的は、布団に汚れや汗が直接つかないようにすることや、心地よい感触を保つことですが、そうした機能面だけでなく、部屋のインテリア作りという見た目の点でも役立ちます。布団カバーは、床、壁、カーテンの次にくるほど面積の広いものですから、置いたときの存在感は、実はベッド本体や家具より大きいのです。ベッドの色やデザインにこだわるかたは多いのですが、カバー類は意外と見落としがちです。逆に言えば、気分を変えたいときに気軽に模様替えできる、大変いいアイテムなのです。ですからここにある程度こだわりや遊び心を持って、楽しく選んでみるのもいいと思います。

上でお話ししたとおり、布団カバーは気軽に部屋の雰囲気を変えられる、便利な存在です。カーテンやソファなど、他のものでは気がひける鮮やかな柄ものも取り入れやすいですから、好みを追求して購入してもいいのではないでしょうか。同じ花柄でも、大きな柄ものは大人のダーク色に、細かい柄だと若々しいナチュラル色の家具に合います。お子さんの部屋が明るくなるような色柄のカバーもあります。大抵の場合、枕カバーも同じ生地のものが揃っていますので、枕と布団カバーを統一してまとめ、シーツを無地に近くするときれいにおさまります。シンプルな無地にして、シーツまで全部同じ生地で統一するのも良いでしょう。

布団カバーは大きくて、ダブルなどのサイズは特にかけるのが面倒そうですが、コツをつかんでしまえば楽にできるようになります。布団カバーの内側には通常、四隅とその間4箇所に、布団を固定するための紐がついています。布団にもだいたい、その紐をかけるためのループがあります。裏返したカバーを布団の上に広げ、先にこの紐を結んでしまい、角をつまんで一気にひっくり返せば、ずれもなく一度でかけられるのです。一度試してみてください。