食器棚の収納をもっと便利にする!使いやすさを考えた収納術とは

好みの食器を見つけると、ついつい買ってしまいがち。でも、食器棚の中は、お皿やコップが積み重なっていてゴチャゴチャな状態なので、新しい物を入れるスペースがない・・・。今回は、そんな食器棚の限られたスペースを有効活用するため、片付けの手順や収納のコツをご紹介していきます!
片付け下手でも大丈夫!食器棚の片付け手順とは
まずは、ゴチャゴチャになってしまっている食器棚の片付けからスタート!積み重なっているお皿やコップを、一つ一つ見直していきましょう。
食器棚の中を空っぽにする

まずは、片付けスタートの基本!食器棚に入っている物を全て出して、空っぽの状態にしましょう。キッチンの中でも、食器棚は物がとても多い場所。食器棚の中を片付けるにも、その物の多さゆえに一苦労です。
でも、食器棚を長年使っていると、手の届かない所や奥の方に、しまったまま忘れてしまっている物などもチラホラとあるはず。一度しっかりと持っている物と向き合うためにも大事な作業になりますので、食器棚が空っぽになるまで頑張って出しきってみましょう。
分け方のコツはグループ別!

食器棚の中が空っぽになるまで全て出し終わると、目の前に広がる物の多さに愕然とします。「どこから手をつけようか・・・」と戸惑ってしまいますね。
そこで次は、その出してきた物をグループごとに分けていきましょう。ここでは細かく分ける必要はなく、その物の「使う場所」や「用途別」といったように、ざっくりと分けてしまえば大丈夫です。

例えば、食器類、調味料、キッチンツール、食品など。また、グループ分けをするのには、単に物を分ける作業だけではなく、持っている物のダブリを見つける作業も兼ねています。
似たような形や今は使っていないお皿やコップなど、何個かありませんか?ダブっている物が複数ある場合は、全体の数を減らすためにも、この機会に処分を検討していきましょう。
使う頻度で分ける

グループ別で分け終わったら、今度は使う頻度別で、次のように分けていきましょう!
・毎日使う
・よく使う(週に2・3回ほど)
・あまり使わない(月に1回程度)
・ほぼ使わない(年に1・2回程度)

「茶わんやグラスは毎日使う」「丼ぶりはあまり使わない」といったように、普段使っている物や使っていない物を改めて見直すこともできます。その物が、自分の家庭でどのくらい使うかを見極めて、一つ一つ分けていきましょう。
もし、「1年以上使っていない」物で、これから先も使わないと思える物が出てきたら、思い切って処分していきましょう。
しまう物が多くて大変!食器棚のかんたん収納のコツとは
片付けが終わったら、いよいよ収納です。収納スペースがあるからと、何でもかんでも収納してしまうと、かえって使いづらくなってしまうもの・・・。それでは、どれくらいの量を収納していけばいいのでしょうか?収納したい物の、適切な収納場所も含めてご紹介していきます!
8割収納を目指そう!

食器棚いっぱいに、食器を詰め込んではいませんか?入れる角度などを工夫すれば、食器棚全てに納まるように食器を詰め込めるかもしれませんが、あまり効果的とはいえません。食器棚いっぱいに、たくさんの食器を入れてしまうと、必要な物が取り出しづらくなってしまうからです。
特に、奥に入れてしまった食器を取り出すのは大変。イチイチ手前に置いてある食器をよけてから、奥の食器を取り出さなくてはいけません。とても手間がかかりますね。
「詰め込みすぎは、必要な食器が取り出しづらい!」ことを忘れずに、取り出しやすい8割収納を心がけて収納するようにしてみてください!
使う頻度で収納場所を決める

食器棚の取り出しやすいor使いやすい高さの順番は、ご存知でしょうか?使いやすい順から、「中段→下段→上段」の順になります。「使う頻度で分ける」で、仕分けた物を次のように収納していきましょう!
・中段…「毎日使う」食器など使う頻度が高い物
・下段…「よく使う」食器や鍋などの重い物
・上段…「あまり使わない」食器など頻度が低い食器や軽い物

こうして、段ごとで使う頻度によって収納する食器を分けておくと、使いやすさが変わり、日々の負担を減らすことができます。
また、食器に限らず、食品や調味料などを収納したい場合も、使う頻度によって収納する物を段ごとに分けてあげましょう。食器と同様に、取り出しやすくなり、使いやすさが変わりますよ!
お皿を収納するときのコツ

お皿を積み重ねて収納する場合。何枚もお皿を積み重ねていると、いざ取り出すときに、「一番下のお皿を使いたいけど、イチイチ取り出すのも面倒だから、上のお皿でいいか・・・。」と考えたことはありませんか?
これだと、せっかく用意してあるお皿も、下にあればあるほどデッドストックとなってしまい、もったいない気がしますね。そこで、お皿はディッシュラックなどを使って、「立てて収納」することをおすすめします!たくさん収納できて、何より、取り出したいお皿をスッと取り出すことができますよ。
コップを収納するときのコツ

コップについては、「同じ種類を縦に並べる」収納がおすすめ。こうすることで、棚の奥まで何が入っているのかが、ひと目でわかるので便利です。そして、手前の物を動かさなくても、欲しい物がすぐに取り出せるようにもなります。
また、同じ種類の個数が少ないコップ同士を、同じ縦一列に並ばせたい場合。手前側に「よく使うコップ」を置き、奥側には「あまり使わないコップor高さのあるコップ」を置くようにしましょう。ここでも、使う頻度で置く位置を変えてあげるだけで、使いやすさが格段に変わります。ぜひ、試してみてくださいね。

食器棚の収納をもう一工夫してみよう!
ここからは、今までの収納方法にプラスしたものをご紹介していきます。知っていると、更に便利になりますので、ぜひ試してみてくださいね。
よく使う食器はトレーにまとめて収納

もっと使いやすくなる収納方法としては、食器や茶わんなど、毎日使う食器類をトレーに入れて収納しておくこと。
使う家族分をトレーに入れて収納しておくと、盛り付ける時や片付けるときも、そのトレーごと移動させれば良いので、食器類を1つずつ出し入れする手間を省くことができます。
また、このトレーも、最も使いやすい中段にしまっておくと、取り出しやすくもなるので便利ですよ。
【番外編】子どもに家事を進んで手伝ってもらうためには

これまで、「使う頻度で、使う段も変えてみましょう」と、ご紹介してきました。それとプラスして、子どもが家事を手伝える年齢になったら、茶わんやコップなど、よく使う物で運びやすい食器類は、子どもの手が届く場所に収納して、運ぶのを子どもに手伝ってもらうようにしましょう。
最初は、子どもが使う、割れにくいプラスチックのコップ1個からでも構いません。きちんと子どもだけで片付けができたら、毎回しっかりと褒めてあげることも大切。こうして少しずつ家事を手伝ってもらうことで、次第に家事を覚えていき、子ども自身で自主的に片付けられるようになります。
おすすめの商品
ここからは、カヴァースのおすすめする食器棚に関するアイテムをご紹介していきます!どれもオシャレで機能性の高いものばかりを集めてみました。ぜひ、チェックしてみてくださいね。
※現在ご購入いただけるカラーやサイズは、商品ページにてご確認ください。
コンパクトなミニサイズで仕切り板の高さ調節ができる ミニ食器棚




「もうちょっと、食器棚の収納スペースが欲しい・・・」、そんな方におすすめの商品です。ガラスタイプの扉なので、中に入っている食器類も外から見やすいのが特徴。引き戸式なので、開閉もかんたんにでき、取り出しやすいです。棚の高さ調整もできるので、収納する物のサイズに合わせて高さを調整できます。コンパクトで使いやすいミニ食器棚。食器棚の収納スペースの足しに、いかがでしょうか?
生活感を抑えてキッチンをオシャレに演出 ガラス引き戸食器棚




食器類はもちろん、食品のストックなど、たっぷりと収納できます。毎日使うorお気に入りの食器類を収納したり、食品ストックや大きめの調理家具など、色々なサイズの物を収納可能です。また、炊飯器やオーブンを置けるスライドトレーも付いており、機能性抜群です。シンプルなデザインで、使いやすさも兼ね揃えた食器棚です。
効率のよい収納は使いやすくておしゃれ ヴィンテージごみ箱上ラック スリムタイプ




ガラス扉部分は、両開きになっており、大きめの食器の出し入れもラクラク。高さの調整ができる可動棚になっているので、入れたい食器類のサイズに合わせて、自由に高さを変えることができます。中段スペースでは、キッチン家電を置ける収納スペースになっています。オープンスペースなので、炊飯器や電子レンジを使ったときの、熱や蒸気がこもりません。キッチンに置いてあるゴミ箱上のデッドスペースを、有効活用できるラックになっております。
キッチン周りにあると嬉しい機能が満載 キッチンカウンター




生活感あふれるキッチンまわり。このキッチンカウンターがあれば、収納したい物を簡単に隠すことができます。引き出しや開き戸収納、スライド式の棚が付いていて、スライド棚にはキッチン家電を置いておくのに最適です。使いたいときにサッと引き出して、必要のないときはしまっておくだけ。ホコリもつきにくいので、掃除もラクにすることができますよ。
コンパクト×収納力 収納特化型デザイン家具 食器棚

レシピ本や雑誌などを飾れるフラップ扉の中は、可動棚が付いているので、簡単に高さを調節できます。上段の引き出しには、散らかりがちなカトラリーを入れるのがおすすめ。オープン収納スペースも付いており機能性は◎。北欧風デザインで、インテリアとしてもオシャレな食器棚です。カラーは、ブラウン、ナチュラル、ホワイトの3色で、キッチンの雰囲気に合わせて選ぶことができます。
まとめ
食器棚はスペースも広いので、色々な物を収納でき使いやすい反面、つい物をスペースいっぱいまで入れてしまいがちです。そんな食器棚の収納では、まず、食器棚に入っている物を見直すこと。そして、全体の8割程度に入れたい物が収まるようにして、使う頻度によって段を分けて収納することが大切でした。今回おすすめしたカヴァースのアイテムも参考にしながら、使いやすい食器棚をキープしていってくださいね!