リビングに畳コーナーを!リフォーム不要で実現できるアイテム7選

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カヴァース編集部

フローリングのリビングに、畳コーナーがほしいと思ったことありませんか?直に座ったり横になったり、畳があれば楽に過ごせそうですよね。

この記事では畳コーナーのメリットや種類を詳しく解説。リフォーム不要で畳コーナーを作れるアイテムもご紹介しますので、畳の魅力の再確認の参考にしてください!

リビングに畳コーナーを作るメリット

フローリングのリビングの一角に、わざわざ畳コーナーを作るメリットとは何なのでしょうか?畳そのものの性質と併せて見てみましょう。

楽な姿勢で過ごせる

畳コーナーの一番のメリットは「楽な姿勢で過ごせる」ことです。畳の上では直接腰を下ろしたり寝そべったり、自分の好きな姿勢を取れますよね。これは畳の素材である「い草」が空気を含んでおり、ある程度のクッション性を持っているからこそ

固いフローリングの上で寝そべると身体を痛めてしまいますし、ソファで横になると狭くてリラックスできません。リビングに畳コーナーがあれば、リビングでよりまったり寛げます。

畳の長所を取り入れられる

畳のい草は植物で、自然素材ならではの長所をいくつも持っています。具体的には以下が挙げられます。

調湿効果と断熱性能

い草は湿度の高い季節は湿気を吸収し、部屋の湿度を下げてくれます。冬の乾燥している時期には、い草が含んでいた水分を空気中に放出。乾燥をある程度防いでくれます。

また、空気を含んでいるい草は断熱性能も持っており、夏はひんやり、冬は暖かな肌触りに。この調湿効果と断熱性能のおかげで、畳の上では1年を通して快適に過ごせます。

芳香成分によるリラックス効果

畳敷きの部屋で過ごしていると、安らいだ気持ちになった経験はありませんか?

い草には何種類もの芳香成分が含まれており、代表的な成分である「フィトンチッド」にはリラックス効果があるとされています。家族で過ごすリビングには、畳のリラックス効果は嬉しいメリットです。

防音効果

畳はクッション性に優れているため、足音や物音を吸収する役目も果たしてくれます。

マンション住まいで階下への騒音に気を遣っている場合は、畳の防音効果は助かりますね。

リビングにメリハリが出る

リビングに畳コーナーを作ることで、空間にメリハリを生み出せます。フローリングコーナーではソファに座って過ごす、畳コーナーでは直接腰を下ろすor寝そべるといったように、リビングでの過ごし方に変化がつけられるのです。

またフローリングはブラウン、畳はグリーンが一般的なので、カラーの面でもアクセントがつきますね。空間にメリハリを出せるというのは、広いリビングでは特に有効です。

「フラット」か「小上がり」どちらにする?

畳コーナーにはフローリング部分との段差がない「フラットタイプ」と、段差のある「小上がりタイプ」があります。どちらのタイプにするかは好みだけでなく、家族構成も考えて選ぶことが大切です。

フラットタイプ

フローリング部分と畳部分で段差のないフラットタイプは、スムーズな行き来をしたいご家庭におすすめです。メリットとデメリットも見てみましょう。

メリット

フラットタイプは、い草ラグやユニット畳で実現できるため、手間やコストがあまりかからない点がメリットです。

乳幼児がいる場合も、つまづく可能性の低いフラットタイプだと安心ですね。お掃除ロボットで畳コーナーごとリビング全体を掃除できる点も便利です。

デメリット

フラットタイプのデメリットは、立ち上がりが大変なこと。

高齢の家族がいるご家庭では、立ち上がりをサポートする肘置きなどを用意しておくとよいでしょう。

小上がりタイプ

小上がりタイプはフローリング部分よりも1段高くなるため、立体感でリビング内のメリハリをより強くつけられます。畳の下の部分は、収納ボックスにすることも可能。リビングの収納家具の数を減らしてすっきりさせたい場合にも、小上がりタイプがおすすめです。

メリット

小上がりタイプのメリットは、段差に腰をかけてからの上り下りができる点です。

高齢の方の腰や膝、脚への負担を軽減できます。ちょっとした休憩をしたい時には、段差を腰かけとして使えるのも便利ですね。

デメリット

段差があるため、つまづいたり転落したりの恐れがある点がデメリットです。小さいお子様がいるご家庭では、安全には特に注意しなければいけません。

またお掃除ロボットも使えないため、畳コーナーは自分での掃除が必要になります。

リビング畳コーナー用アイテムの選び方

リフォームなしで畳コーナーを作れる代表的なアイテムとしては、い草素材のラグ、パネル状のものを並べて使う「畳ユニット」、小上がりタイプの畳コーナーを作れる「畳ベッド」があります。

面積の検討

まずはリビング内のどれくらいの面積を、畳コーナーにするのかを決めましょう。

1枚ずつ並べて使用する畳ユニットなら後からの増減が可能ですが、い草ラグや畳ベッドはサイズをしっかり決めておかないといけません。大人一人が余裕をもって横になるためには、最低でも3畳の広さがほしいところ。複数人で一緒に使ったり、テーブルを置いたりしたいなら、更にスペースが必要です。

フラットタイプで広さがほしい場合は、大きない草ラグか畳ユニット複数を。小上がりタイプを広くするにはクイーンサイズ・キングサイズの畳ベッドの他、シングルサイズの2台置きという手も使えます。

畳に合う机や座布団も

畳の上で洋風テーブルやクッションを使うのは、少し味気ないですよね。

せっかく畳コーナーを作るのであれば、畳に合う机や座布団も用意しましょう。冬はこたつもおすすめです。

リビングに畳コーナーを!リフォーム不要のアイテム7選

以下ではリフォーム不要でリビングの畳コーナーを実現できる、おすすめアイテムを7点ご紹介します。畳コーナーでどのように過ごしたいのかをしっかりイメージして、面積に応じたアイテムを選びましょう。

自由にカットできる 熊本県八代産イ草使用 裏貼りい草上敷き 本間

自由にカットできる、い草使用の上敷きです。上敷きは畳の上に敷いて日焼けや汚れを防止するためのものですが、こちらの商品はフローリングにも使用できます。裏面にはスポンジ状のウレタンを採用することで、クッション性をアップ。フローリングにもフィットして、ズレや滑りを防止します。サイズも豊富で自由にカット可能なので、作りたい畳コーナーの大きさに合わせて使用可能。い草の感触を確かめてみたい、畳コーナーの大きさをどれくらいにしようか迷っているといった場合に、お試しとして使用するにもおすすめの商品です。

見た目の雰囲気を一般の畳に近づけた本格タイプ ユニット畳

こちらは、一般的な畳のような見た目が特徴のユニット畳です。2枚、3枚と並べて敷くことで、まるで本物の和室のような畳コーナーが作れます。裏面には滑り止め加工が施されているため、フローリングの上に敷くのも安心ですね。生地には抗菌防臭効果があるとされる青森ヒバ加工を施しているため、気持ちよく過ごせます。

木製ボード入りで安定感ある畳スペースがつくれる ボード入り頑丈ユニット畳

こちらは豊富なカラーが魅力のユニット畳です。い草本来の色の「ナチュラル」、少し濃いめの緑が渋い「グリーン」、落ち着いたクールな色合いの「ネイビー」、華やいだ雰囲気を演出できる「レッド」と、4つのカラーをご用意しました。1枚はもちろん、2枚・4枚・6枚・9枚セットも選べます。レイアウトはあなた次第♪リビングの中心部分のみにユニットを敷いて、周囲はフローリングのままにしておくのもお洒落ですよ。

日本の伝統 選べる畳の和モダンデザイン畳引出収納付ベッド

小上がりタイプの畳コーナーを作りたい場合はこちらがおすすめ。上部が畳、下部が収納ボックスになっているベッドです。高さは29cm。リビングに置いても圧迫感のない高さです。大きさはダブル・クイーン・キングの3サイズ、カラーはグリーン・ブラック・グリーンの3色を用意。畳の下にはすのこを使用することで通気性を確保し、カビの発生を予防します。

和室にも洋室にも合わせやすい 国産こたつ布団 座布団

せっかく畳コーナーを作るのなら、座布団も用意したいですよね。こちらの座布団はしっかりとした中綿で、腰をしっかり守ってくれます。カラーは上品な柿渋と濃藍で、畳にぴったり!来客用として、複数揃えておくのもおすすめです。こたつ布団も同じシリーズで揃えて、おしゃれな畳コーナーを演出しましょう♪

シンプルでモダン 和室洋室に調和 天然木丸型こたつ

シンプルなデザインの、円形こたつテーブルです。ヒーターは出っ張りが気にならない薄さなので、横になった時に腰がぶつかってしまう煩わしさがありません。付属の継ぎ脚は取り付けることで、高さを4段階に調節可能。座椅子を使いたい時も、自分にちょうどよい高さに合わせられます。使い勝手抜群のこたつテーブルです。

必要な機能を備えた シチズンカレンダー・温度湿度計付き電波式掛け時計

和室に似合うフレームデザインの、電波式掛け時計です。文字盤が昔ながらのアナログタイプなのも、畳コーナーと親和性が高いですね。日付・曜日・温度・湿度も確認できるため、日常生活を送るリビングでとても便利に使えます。電波時計なので、時刻合わせはもちろん不要です。明暗センサーで、夜間は照明が自動点灯。夜中にリビングを通りかかった際も、時刻をはっきり確認できます。

まとめ

畳のある暮らしが自分の家庭に合うかどうか不安な場合は、楽に取り外しができるい草ラグやユニット畳がおすすめです。フラットタイプ限定となりますが、気軽に畳生活をお試しできますよ。畳が気に入ったら小上がりタイプや、本格的な畳リフォームを検討するとよいでしょう。

畳のある暮らしが少しでも気になっている方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください!

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