勉強好きになる♪子どもの知的好奇心を刺激する部屋づくりのポイント

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カヴァースメディア部

子育てにおいて「賢い子に育ってほしい・楽しく勉強してほしい」など、子どもの学習意欲を高めたいと思いますよね。今回は、知的好奇心を刺激する部屋づくりのポイントや子どもとのかかわり方のヒントをご紹介します。

おうちの中のちょっとした工夫で、子どもがのびのびと学びながら成長できる空間を作ることができますよ。

知的好奇心とは?

小さな子どもは「なんで?」「どうして?」と様々なことに興味を示して大人に聞いてきますよね。まずは、「好奇心」と「知的好奇心」の違いを見ていきましょう。

好奇心とは

「好奇心旺盛」という言葉をよく耳にします。2~3歳の子どもは、「これなに?」「なんで?」「どうして?」と大人に聞いてきます。好奇心とは「知りたい」という気持ちで、「知らないことに興味を持つこと」です。

知的好奇心とは

知的好奇心とは、「知りたい」という好奇心にプラスして、「もっと深く知りたい」「調べたい」「理解を深めたい」「なぜそうなのか納得したい」という気持ちが加わったものです。「知ることへの欲求」とも言え、様々な分野に興味が持てるようになることにも繋がります。

知的好奇心の種類

知的好奇心は、大きくわけると「拡散的好奇心」と「特殊的好奇心」の2種類あります。どちらか片方だけでなく両方とも高めていくことが、成長し大人になってからも仕事や人間関係に良い影響をもたらします。

拡散的好奇心

拡散的好奇心は、「新しいこと・新しい情報」に興味・関心を持ち、より深く知りたいという感情のことを言います。具体的な目的がなくても、まだ自分が知らないことにいろいろ触れたいという気持ちです。

拡散的好奇心が高い状態は、成長して進学・就職など人生の節目に立った時にも、環境の変化を恐れず新しいことにチャレンジしたい・体験したい・知識を得たいと思えるようになります

特殊的好奇心

特殊的好奇心は、「1つの目的に対して情報を深く知りたい・調べたい」という感情を言います。まだ知らないことを深く理解したいという気持ちで、「なぜこうなのか?納得したい」というように具体的な目的のある好奇心です。

特殊的好奇心が高い状態は、成長して困難や問題に直面した時に解決する力に結びつきます。「わからないから諦める」「できないから投げ出す」ではなく、解決したいという積極的な気持ちに繋がり、「生き抜く力が育まれる」とも言えます。

知的好奇心を高めるメリット

幼児期から小学生の間に知的好奇心を高めることは、その後の成長の過程で様々なメリットがあります。学校や家庭・将来の仕事においてどんなことが身につくのか見てみましょう。

行動力が身につく

知的好奇心が高い状態とは、「知りたい」という好奇心に「もっと理解を深めたい」と思えることです。興味があることに対して自分で理解を深めたいという探求心が生まれるため、「詳しく調べたい」という積極的に行動する力が身につきます。

例えば、図鑑を見て星に興味が湧いてきたら、もっと知りたいと思い科学館に行きたいという行動に繋がります。同じように、恐竜に興味を持ったら、もっと知りたいという気持ちから博物館へ行きたいというように、積極的に行動範囲が広がっていきます。

勉強が楽しくなる

興味がないことについて無理に学びを深めることは楽しくありません。「もっと知りたい」という興味が湧くことで、自然と勉強が楽しくなります。わからないことが解決できた時には喜びも生まれ、「もっと学びたい」という学習意欲にも繋がります。

また、勉強だけでなく「夢中になれる趣味が見つかる」「やりがいのある仕事が見つかる」ということにも繋がります。人間関係においても相手のことをもっと深く知りたいという気持ちが生まれ、コミュニケーション能力も上がります。

知的好奇心を高める方法

では、どのようにすると知的好奇心が高くなるのでしょうか。家庭内で子どもと接する時のポイントをご紹介します。

新聞・図鑑・本を読む

新聞には、経済・社会問題・政治など、幅広いジャンルについての情報が掲載されています。様々な新しいことを知りたいという拡散的好奇心を刺激してくれますし、難しい言葉や漢字が出てくると「自分で調べよう」という力も身につきます。

大人の新聞が難しい年齢のうちは、子ども新聞を取り入れてみるのも◎。同じように、図鑑や本・地図などに触れる機会があると、知的好奇心が刺激されます。

子どもの「これ何?どうして?」を否定しない

「なぜなぜ期」と言われる2~3歳の子どもは、「これは何?」「どうして?」と質問を繰り返します。これは、「知りたい」という好奇心の現れです。

しかし、毎日忙しい中子どもの話に付き合うのは大変と感じる人も多いですよね。ここで、「今忙しいからあとにして」「何でそんなこと聞くの」「うるさい」などの反応をすると、「話を聞いてもらえない」「教えてもらえない」と思い、好奇心の芽がしぼんでしまうと言われています。好奇心を否定せずに接し、忙しい場合は「今忙しいから、後で一緒に考えよう」と伝えましょう。

親子で一緒に好奇心を持つ

好奇心を否定せずに接することは大切ですが、全てを正確に教えることは難しいですよね。そこで、「どうしてだと思う?」「なぜそう思ったの?」と子どもに質問する方法もあります。親が全てを教えるのは大変ですし、逆に全てを教えることで「子どもが自ら答えを見つける機会」を失ってしまうことにもなります。

そこで、「なぜだと思う?一緒に考えてみよう」というように、大人も好奇心を持って一緒に考える時間を設けることが大切です。大人が好奇心を持つことは、子どもの好奇心を刺激することにもなります。

知的好奇心を刺激する部屋づくりのポイント

では、実際にご家庭でどのように子どもの知的好奇心を刺激できるか考えてみましょう。知的好奇心が高まりやすくなるお部屋づくりのポイントを2つご紹介します。

手に取りやすい本棚を置く

知的好奇心を刺激する手段の1つとして、新聞や読書などをご紹介しました。親から与えられた本を読むだけでなく、「これを読んでみたい」「もっと調べてみたい」という気持ちになるお部屋づくりをしてみましょう。

具体的には、子どもの本と大人の本を一緒にしてリビングの本棚に置くことがおすすめです。また、図鑑の表紙が手前に見えるようにディスプレイする・手が届きやすい位置に収納するなどのひと工夫も知的好奇心を刺激します。

家族で過ごせるリビングにする

リビングで親子が一緒に過ごしながら学べる場所を作ることが大切です。

例えば、学習机を子供部屋に置くのではなく「リビング学習」を取り入れる・食事とくつろぎが1つの空間で叶う「リビングダイニング」を取り入れるなど。

子供部屋を与えることは自立心を養う機会にもなりますが、成長とともに子供部屋にこもって過ごすことが増えてきます。リビングに親子のコミュニケーションが取れる空間を作ることを意識してみましょう。親子で一緒に新聞を読むのもいいですね♪

おすすめの商品

日本最大級の家具専門店Covearthから、家族で過ごすリビングに置きたいおすすめの家具をご紹介します。知的好奇心を刺激する本棚・ファミリー向けのリビングダイニングセットをピックアップしました。

お洒落なウェーブデザイン 優れた機能とデザイン 360度回転ラック

360度回転するラックで、サイドは絵本や図鑑などをディスプレイできます。新聞を立てかけるのも◎。棚板は高さを調節できますので、大きな書籍も置けますよ。曲線が優しい雰囲気を作るデザインで、角を丸く加工しているので小さなお子様にも安心。60cmのスペースに収まるスリム幅ですので、リビングだけでなくベッド横にも置きやすくおすすめです。

収納しながらお部屋を彩るディスプレイ マガジンラック

絵本や新聞を取りやすくディスプレイできるブックラックです。背表紙を手前にして並べる本棚と違い、表紙を見て興味を持ちやすくなることが嬉しいポイント♪ブックラックの下には引き出し2杯付きで、リビングで使う小物や学習用具・お絵描き帳などを収納して置くことができます。アンティーク調のデザインで、リビングを彩るインテリアにもなりますよ♪

どんな本でも安心安全収納 突っ張り式 究極のこだわり本棚

大人の本も子どもの本も一緒にまとめてリビングに置ける突っ張り式本棚です。奥行は無駄がない17cmの薄型ですので、狭いリビングにも圧迫感なくスリムに設置できます。リビングの広さや本の量に合わせて2~3台並べての使用もおすすめ。大きな辞典や図鑑には、大型用の棚板もご用意しています。天井に固定できるので、地震対策も安心。

優しいデザインと座り心地 棚付きソファダイニング 3点セット

リビングとしても食事スペースとしても家族みんなで過ごせるソファダイニングです。テーブル・2人掛けソファ2台の3点セットで、リビング学習にもおすすめ♪テーブルは天然木を使用しており、温かみがある明るい印象です。ソファは手触りがいいおしゃれなストライプ柄で、グレー・ネイビー・ブラウンの3色をご用意しています。

北欧風の子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング 4点セット

子どもの高さに合わせたリビングダイニングセットで、テーブル・2人掛けソファ・チェア2脚の4点が同時購入できます。通常のダイニングテーブルよりもやや低めの設計で、リビング学習でも学習机のように姿勢よく座ることができます。大人は程よい沈み込みがあるソファで、ちょうどいい高さでくつろぎやすい設計に♪食事・勉強・読書など、家族みんなでテーブルを囲み同じ時間を過ごせます♡

まとめ

「知りたい」という好奇心にプラスして、「もっと調べたい・理解を深めたい」という知的好奇心は、子どもが成長してからの学校や就職などでも様々な場面でプラスとなります。子どもの「なぜ?どうして?」に対して大人も一緒に考えられるような接し方やお部屋づくりをして、小さいうちから知的好奇心を高めていきましょう。

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