リビングにブルーはなぜおすすめ？イチ押しインテリアアイテム5つ

ブルーのような寒色は「後退色」と呼ばれ、後ろに下がって見えるため空間を広く見せてくれる効果があります。狭いリビングや圧迫感をできるだけ抑えたいときは、インテリアにブルーを取り入れると開放感がでます。

ブルー×ホワイトのように、白で明るさをプラスすると明るさが増してより広々とした空間が演出できます。

ブルーには心を落ち着かせる鎮静効果があり、リラックスしたいリビングにピッタリのカラーです。海や空を眺めてリフレッシュできるのと同じように、ブルーの心理作用で癒しの空間をつくることができます。

寛ぎの空間であるリビングにはぜひ取り入れたいカラーですね。イエローやオレンジ、ライトグリーンとの相性が良く、ビタミンカラーを合わせると明るくPOPな印象になりますよ。

寒色であるブルーは、暖色と比べて体感温度が3～4度低く感じるカラーです。これは視覚効果によるもので、インテリアにブルーを取り入れると清涼感がアップして爽やかな印象になります。

冷たい印象のブルーですが、夏だけではなく寒い時期は、オレンジなどの暖色と一緒に取り入れると温もり感がでます。ブルーでまとめすぎると殺風景で冷たすぎる印象になりますので、配色のバランスに注意しましょう。

インディゴブルーやライトブルー、といったように、ブルーは濃淡の幅が広くカラーバリエーションが豊富なのが魅力です。ライトカラーで爽やかに、ダークカラーでスタイリッシュにと様々なテイストにコーディネートが可能です。ブルー系は色んな色と相性が良いのでインテリアに取り入れやすいのが嬉しいですね。

リビングの中でも大きく場所を占めるソファは、カラーで大きく印象が変わります。それゆえ、ブルーのソファを置くと派手になりそうで敬遠される方も多いのではないでしょうか？ファブリックや素材によって印象も変わりますが、壁紙や床色に合わせてブルーカラーを選ぶとお部屋に馴染みます。

「後退色」であるブルーは空間を広く見せてくれる効果があるので、ソファのような大型家具でも圧迫感が出ません。狭さが気になるリビングには薄いブルーのソファ、もしくはラグに白やベージュを選ぶと冷たさも和らぎ、より開放感がでます。

ソファ同様、リビングの面積を大きく占めるラグ。1枚敷くだけでも印象が変わりますよね。ベージュなどのシンプルな色は定番カラーで人気ですが、色物はコーディネートしにくいイメージも…。テイストや床色とのバランスをイメージして、リビングに合うブルーのカラーを決めておくとスムーズです。

ブルーのラグといっても、無地だけではなくグラデーション、柄物とバリエーションが豊富ですので、他の色と混ざったデザインを選ぶとよりコーディネートしやすくなりますよ。

カーテンもまたリビングの雰囲気を左右するアイテムです。色の濃淡やデザインによって、カジュアルやモダンにコーディネートできるので、リビングのテイストに合わせたカーテンを選びましょう。

軽やかな素材で薄いブルーは爽やかで清涼感がでます。シックな雰囲気がお好みの方は濃いブルーを選ぶと落ち着いた印象になります。透け感がある素材は、存在感のあるブルーが光に透けて爽やかな空間になり、夏のリビングにはピッタリですね。

白のソファに濃いブルーのクッションはシンプルながらも清涼感があり、上品な空間に仕上がります。この様に、シンプルな色に差し色としてブルーを取り入れるとブルーが映えてワンランク上のおしゃれな空間になります。ソファがブルーでも、濃淡の違うブルーのクッションで統一感をだせばスッキリと仕上がります。

大きなソファ、ハイバックソファは圧迫感がでてしまいがちですが、ブルーのクッションでアクセントをつけると抜け感のある印象になります。柄物のクッションもブルーの落ち着いた雰囲気が大人っぽく、並べてもうるさくならず上品ですよ。

白やベージュの壁紙が多い日本の住居ですが、ブルーのアートを飾るだけでグッとおしゃれな空間になります。爽やかなブルーは視覚的に清涼感がでますので、季節に合わせてアートのベースカラーを変えると良いですね。空間に合わせて色数を抑えたシンプルなデザインがおすすめです。

シェルフにアクセントで飾ったり、壁にかけて大胆に飾ったり、小物から大きなものまでアートはリビングに取り入れやすいアイテムですよ。家具やリビングのテイストとイメージがばらけないように、アートデザインもカラーを統一するようにしましょう。

天然木を使ったナチュラルさが人気の北欧テイスト。北欧インテリアのベースカラーは強すぎないアースカラーです。リビングのベースカラーが白やベージュなどのアースカラーの場合、ソファのような大きな家具には濃いブルーではなくブルーグレーや優しいブルーを選ぶと全体的に馴染みます。

ナチュラルな素材と爽やかなブルーがマッチしてとても柔らかな印象に。アクセントとして濃いブルーやPOPカラーのクッションを活用しても良いですね。

ブルーを活かした西海岸テイストは海を思わせる爽やかさが魅力です。デニムカラーのブルーを主役にした人気のテイストで、ラフでアメリカンカジュアルな雰囲気になります。潮風で褪せたようなカラーリングや海をイメージした小物、ヴィンテージ家具や植物を使うのが特徴です。

ナチュラルな素材とも相性が良いので、コーディネートしやすいのも魅力です。太陽と海を感じられるようなリラックスした空間でゆったり寛げますよ。

高級感のあるリゾートホテルのようなスタイルで、非日常的な開放感溢れる雰囲気です。自然素材の家具を取り入れることが多く、籐素材やヒヤシンス素材などのナチュラル感と、爽やかなブルーのテイストがとても上品。ホワイトをベースカラーに、ブラウン、ブルーを組み合わせていくとリゾート感溢れる印象になります。

リゾートにピッタリのターコイズブルーのソファに、ナチュラル素材はぴったり。ボタニカル柄やマリン柄のクッションをアクセントに使うと、よりリゾート感がアップしておすすめです。

濃いブルーを使うことでメリハリのあるスタイリッシュなモダンテイストに仕上がります。コントラストをはっきりとつけるのがポイント。レザーやガラス、スチールなど冷感のある素材を取り入れると引き締まった印象になります。

モダンテイストはシンプルなカラーにアクセントカラーをプラスするコーディネートが主流のため、比較的ブルーを取り入れやすいテイストといえます。