ビタミンカラーで元気溢れるリビングに♡上手に取り入れるコツ

ビタミンカラーとは、ビタミンを多く含むレモン、オレンジ、ライムなどのような柑橘類をイメージさせる色のことを指します。発色の良い色で、黄色、オレンジ、黄緑、緑が当てはまります。

そのビビットな色は元気なパワーが溢れているだけではなく、癒し効果やリフレッシュ効果などの色彩効果によるパワーもあります。それではビタミンカラーが持つ色彩効果を具体的に見ていきましょう。

植物や自然のカラーであるグリーンには、イライラやストレスを抑え眼精疲労を改善する効果があります。読書がお好きな方や、在宅ワークの方にピッタリのカラーです。

観葉植物をプラスすればリフレッシュ効果がさらに上がりますよ♪

フルーツや花をイメージさせるオレンジには、緊張感を和らげリラックスさせてくれる効果があります。

陽気で明るい印象は開放的で親和的な気分になり、会話を促す効果もあります。人が集まるリビングに最適なカラーですね！

光や太陽をイメージさせるイエローは、元気になる活力や幸福感を与えてくれる効果があります。イエローを取り入れたリビングは、疲れた心身を癒し気持ちを明るくしてくれます。

また、空間を明るく見せる効果がありますので、日当たりが悪く暗いリビングに取り入れるのもおすすめです。

柑橘系のカラーとはいえませんが、エネルギッシュな印象のレッドはビビットでおすすめ。レッドの強いエネルギーが交感神経を刺激し、やる気や意欲を促してくれます。まさに元気がでる色そのものですね。

ただし、レッドは多用すると刺激が強すぎて逆に疲れてしまうことも…。小物などアクセントで上手に取り入れましょう。

リビングの中でも大きな家具であるソファは存在感抜群！そのソファにビタミンカラーを取り入れると、お部屋が一気に元気溢れる空間になります。

ソファは見える面積が広いので、クッションやラグのカラーは抑えてソファが映えるようにするのがポイント。お持ちのソファがビタミンカラーじゃない方は、ソファカバーを使うと良いですね♪POPなカラーのチェアをアクセントで取り入れるのもキュート♡

ラグもリビングの面積を大きくとるアイテムのひとつ。敷くだけで印象が変わりますよね。ソファやカーテンがビビットな場合はラグのトーンは控えめに。

逆に他のインテリアが控えめな色の場合は、明るめのトーンのラグにすると綺麗に仕上がります。ボーダーや植物の柄物を使うと印象も和らぎテイストに合わせやすくなりますよ。

光を取り込む窓に、パッと明るいカーテンが軽やかに揺れるととても素敵ですよね。カーテンは素材や色柄が豊富なので、比較的ビタミンカラーが取り入れやすいアイテムです。

植物の柄やテイストに合わせた柄でコーディネートするのも良し、シンプルに無地で仕上げてもビタミンカラーが映えて良しです♪

ビタミンカラーの家具といっても種類は少ないかもしれませんが、テレビボードやシェルフなどがビタミンカラーだとインパクトがあります。

フリーラックなどのオープンシェルフに、ビタミンカラーのBOXを収納するだけでもガラッと印象が変わります。思い切ってDIYで色を塗り替えてみてもいいかも♪

テーブルクロスは気軽に取り入れられるのでおすすめです。花柄やフルーツ柄など種類が豊富なのも魅力ですね。ビタミンカラーのコーディネートにテーブルのテイストが合わなくなってしまった…。という方にもおすすめ。

テーブルクロスは普段使いしていないという方も、その日の気分に合わせてビタミンカラーを取り入れてみませんか？

賃貸では難しいですが、思い切って壁紙をビタミンカラーにしてみるのもおすすめです。雑貨やインテリアを悩みながら選ぶのも楽しいですが、壁紙は変えるだけで印象が大きく変わります。

壁紙を変えるのが難しい場合は、ウォールシールでビタミンカラーを取り入れてみるのも◎。

花や果物もすぐできるお手軽な方法です。シンプルな花器やカゴにいれるとビタミンカラーが際立ちますよ。

果物ならオレンジやグレープフルーツ、レモンが明るくなります。花はヒマワリやガーベラが元気で華やかな印象に仕上げてくれます。果物も花も種類が豊富ですので、何を飾るか選ぶのも楽しいですよ♪

メインカラーにグリーンを使う場合は、アクセントに他の色味のある雑貨やアートを飾ってコントラストをつけると◎。

赤やオレンジ、ピンクなどの暖色カラーがメリハリをつけてくれます。観葉植物でカラーを取り入れるなら、ベースカラーを抑えるとグリーンが映えて引き締まりますよ。

周りのベースカラーで印象が変わるオレンジ。他のインテリアのトーンを抑えるとオレンジが映えます。白やナチュラル素材をベースに、オレンジのインテリアを使うとメリハリがつきおしゃれです。

ダークカラーの木目や床色に合わせると大人モダン、ナチュラルカラーで明るく仕上げるとカジュアルに仕上がります。

誇張色であるイエローは、鮮やかなトーンを多用すると暑苦しく圧迫感がでてしまうので注意が必要です。全体的なカラーを淡くすると圧迫感が軽減できますので、バランスを見ながら取り入れましょう。

明るいトーンは植物との相性が抜群です。ライムグリーンやライトブルーと合わせるとPOPな雰囲気になり爽やかです。マスタードイエローのように暗いトーンのイエローは、シックで落ち着いた印象になりますよ♪

色味が強いレッドは多く取り入れすぎると刺激が強すぎるので、ベースカラーやメインカラーよりアクセントで取り入れるのがおすすめです。

クッションやインテリア雑貨、アートで取り入れると◎。

植物や果物の柄物を取り入れるのも効果的です。カーテンやラグ、テーブルクロスなど取り入れる方法は様々です。

ビタミンカラーの柄だと色が主張し過ぎないので、配色のバランスも分かりやすいですね。

ビタミンカラーはビビットな色味のため、多く使いすぎると圧迫感を感じてしまうことがあります。それではせっかくの良い効果が活かされません。

ビタミンカラーは多用せず、刺激が強くならないように注意しましょう。壁紙と床色とのバランスを考えて、メインカラーで使うかアクセントカラーで使うかを決めておくことをおすすめします。雑貨やクッションカバーでバランスを見ながら、少しずつ面積を増やしてくと良いですよ。

これはコーディネート全般にもいえる事ですが、リビングのテイストに合わせることは基本です。ビタミンカラーはPOPな印象になりがちですので、シックなテイストに合わせる場合は色味に注意です。

もちろん、ビタミンカラーが合わないわけではありませんので、お部屋の雰囲気に合わせたカラーを選びましょう。カラーのトーンも豊富なので、落ち着いたカラーを選べば大丈夫です。