【シーリーのベッド】自然を愛する30代夫婦のブルックリン×ナチュラルコーデ

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カヴァース建築部

シーリーのブラックベッドは、スマートさと重厚感をあわせもつ、洗練されたデザインが特徴です。そして米国No.1のシェアを誇るシーリーのマットレスは寝心地も存在感も抜群!今回はこのベッドを中心に、ブルックリンスタイル×ナチュラルテイストの寝室をコーディネートします。想定するのは、30代の夫婦。男前なアイテムを効かせた、重厚感と温かみを両立させるスタイリングです。

「…うーん」ベッドで眠っていた女性が目を覚ましました。サイドテーブルに置いたスマホを見ると、時刻は16時を回ったところ。「少し昼寝しすぎちゃったな」寝心地の良いベッドの中で、まどろんでいます。

「起きた?」寝室のドアを開けて、夫が入ってきました。「優雅なティータイムはいかが?」いたずらっぽく微笑みながら、ティーセットを載せたトレーをベッドの上に置きました。

二人はともに30代の夫婦。ここは郊外にある、彼らのセカンドハウスです。平日は都心のオフィスに通うため、利便性の高い繁華街にあるマンション住まい。週末になると、自然の癒しを求めてこの家を訪れます。

「このベッド、あまりに気持ちよくて寝過ぎちゃう」ジャスミンティーを飲みながら、彼女は笑いました。

「そりゃそうだよ。何て言ったって最高級のシーリーだからね!」ティーカップを手に、男性がパーソナルチェアに座ります。

もともと自然豊かな土地で生まれ育った二人にとって、都心での暮らしは時に息が詰まります。そんな暮らしの中でもうけたこのセカンドハウスでは、ナチュラルな優しさを感じられるインテリアを目指しました。

「重厚なイメージのブラックベッドだけど、ナチュラルなインテリアにも合うんだよな」夫は感心しながら部屋を見渡します。

「そうね。特にブルックリンスタイルと合わせているから、自然になじむんでしょうね」

ダークなシーリーのベッドにホワイトのカバーとレザーのピローを合わせ、
無骨な雰囲気を演出する

インダストリアルテイストも感じさせるブルックリンスタイルでは、無機質・無骨なディテールが好相性。この寝室でも、コンクリート調の壁やブラックアイアンのブラケットライト、むき出しの電球などを使って、ブルックリンスタイルらしいかっこよさを表現しました。ハード感の強いレザーのピローもポイントです。ベッドカバーはホワイトを選び、軽やかに仕上げました。

「『ブルックリンスタイルも取り入れたい』っていう願いが叶ったよ。俺が選んだこのチェアもカッコいいのに重くなくて、この寝室によく合ってるよね」夫は嬉しそうに笑います。

パーソナルチェアの脚は細身のアイアンでカッコよく、ブラックカラーながら軽やかな印象も与えます。隣に配置したサイドテーブルも、細身のワイヤーメッシュデザインが特徴的です。

ベッドの左側には木製テーブルを配置。こちらは右サイドと対照的に、四角いタイプをチョイスしました。脚は細身で軽やかさもあり、シーリーのベッドや床になじんでいます。今回のように、スタイルが違うアイテムも同じ素材で揃えると、コーディネートがちぐはぐにならず調和を取れるのです。

重厚感のあるシーリーのベッドに対し周りのインテリアで軽やかさをプラス、
窓際にグリーンをたっぷり取り入れた

ジャスミンティーを飲み終えた妻は、まるでスクリーンのように垂れ下がる窓際のグリーンに視線を移しました。「この部屋にいると、本当にほっとする」

「まるで自然の中にいるみたいだよな。小さい頃を思い出すよ」

たっぷりとしたグリーンも、二人のこだわりです。部屋の中にいても、まるで森林浴をしているかのような気分を味わえます。鉢植えには、多肉植物を選びました。多肉植物はインダストリアルテイストらしいアイテムの一つで、インテリアに抜け感と遊び心を加えてくれます。

「そうだ。夕食まで少し時間があるから散歩に行かない?」妻は聞きました。

「いいね。あのパン屋でバゲットでも買って帰ろうか」

二人は仲良く、寝室を後にしました。このセカンドハウスでエネルギーをチャージして、またハードな日常に戻ります。