【シーリーのベッド×ブルックリンスタイル】30代男性が初めての流行スタイルにチャレンジ

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カヴァース建築部

ニューヨーク州マンハッタンの東に位置するブルックリン区。古くは倉庫や工場、レンガづくりの古いアパートメントが建ち並んでいたこの地域に、若者やアーティストが移り住むようになり、そのクリエイティブなスタイルから世界中で人気となったのが、ブルックリンスタイルというインテリアスタイルです。今回は、転職を機に人生初のひとり暮らしを始める30代男性の部屋を想定し、流行のブルックリンスタイルに挑戦します。ピックアップするのは、大人の寝室にふさわしいダークブラウンの深い色合いが美しいシーリーのベッドです。

直線的なフォルムがオーセンティックで、さまざまなテイストに合わせて寝室をコーディネートできるシーリーのベッド。シンプルなデザインゆえ、質の良さが際立ちます。世界60カ国以上で愛される世界基準の眠りと品質。表面だけの組み合わせでは安っぽくなってしまいがちな流行のスタイルを大人の空間に格上げするカギは、シーリーのベッドにあるようです。早速見てみましょう。

「うん、落ち着いたよ。シーリーのベッドも届いているよ。大丈夫だって、心配しないで。今からレイアウトするから電話を切るよ、じゃあね」

スマートフォンをポケットにしまい、新生活に目を輝かせているのはこの部屋の新しい主・30代の男性。転職を機に初めてのひとり暮らしを始めることになったようです。男性は新しく購入したシーリーのベッドで流行のブルックリンスタイルに挑戦することに。男性は寝室を見渡しました。

モルタル風の天井に、古材をヘリンボーンパターンに組んだフロア、窓のガラスをはめ込む黒いフレーム、シーリーのベッドのヘッドボード側一面に貼ったサブウェイタイルなど、とことんブルックリン風の空間。男性がこのスタイルを「大人の空間」として楽しむためにこだわった内装です。

シーリーのベッドのダークカラーを生かしてブルックリンスタイルにコーディネート

「内装は『本物』ではない方が多いんだよな。あくまでブルックリン『風』で本物じゃない。だからこそここに本物をミックスすることで大人の空間に仕上げたいんだ。そこが10代・20代のひとり暮らしと違うところさ」

彼が空間に混ぜ込んだ『本物』は、床の古材、黒いスチールのフレーム、そしてシーリーのベッドでした。ブルックリンスタイルの見た目だけを取り繕うのではなく、本物を入れることで大人の空間にスタイルアップしたいと考えたようです。そんな本物・シーリーのベッドにはグレーのカバーを掛け、柄物のピローを並べました。ピローはミリタリー調で、ブルックリンスタイルとの相性もぴったりです。

さらにブルックリンスタイルの飾らないイメージを高めるため、むき出しの配管のようなデザインが特徴的な照明をチョイス。ヘッドボードの上にも動きのあるデザインがおもしろいブラックの照明を取り付けました。白いサブウェイタイルとのコントラストがくっきりと浮かび上がり、空間のアクセントになっています。内装とのメリハリをつけるには白いラグも有効。シーリーのベッドが深い色合いのフロアとなじみすぎるのを防ぎ、この部屋の主役であるシーリーのベッドそのものをフォーカルポイントに仕立てることに功を奏しています。

シーリーのベッドが持つ重厚なイメージと軽やかなスチール脚の対比も楽しめるコーディネート

「シーリーのベッドサイドにパーソナルチェアも欲しいな。ここはラフにレイアウトするのがいい。キメすぎないこともブルックリンスタイルの特徴のひとつだからね」

シーリーのベッドが持つ重厚なイメージをきれいにまとめ上げず、抜け感を意識しながら飾りすぎない無骨な雰囲気にコーディネートしていく男性。パーソナルチェアをはじめ、スタンドライトやサイドテーブルにも風通しの良いワイヤー素材を組み合わせます。最後は、無機質なモノトーンでまとめた空間に観葉植物を置いてアクセントに。今回組み合わせたのはいずれも葉の大きなグリーン。個性的なアイテムに負けない存在感があり、白と黒の濃淡で描く寝室に自然の彩りを添えています。

「シンプルだけど、ちゃんと味がある。そしてそのテイストを大人の空間に昇華するための『本物』がある。30代なんだから、これが大人の空間だよ」。流行を追いかけた20代を経て、30代のいま。男性は本物を身につける大人の階段を登り始めたばかりです。