【忙しい共働き夫婦がゆったりくつろげる】シンメトリーなホテル風ベッドルーム

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カヴァース建築部

脚付きマットレスベッドは、フレームヘッドボードがないミニマルなデザイン。徹底的にシンプルだからこそ、どのようなスタイルにも染められます。今回はブラックの脚付きマットレスベッドを2台並べ、まるでホテルの1室のように寝室をコーディネートしようと思います。アイテムを厳選してシンメトリーに配置し、照明で動きを付けていきます。今回のコーディネートは、会社を経営する40代の夫婦の寝室を想定。日中は仕事に忙殺されひと息つくのもままならないのですが、夜こちらのベッドで読書など思い思いの時間を過ごし、疲れを癒しています。

まず初めに、広々した寝室の中央にベッドを2台付けて配置。ベージュやブラウン系のカバーでシックにまとめました。これなら日中の目まぐるしい時間から解放され、ゆったり寛げそうです。

「フレーム付きベッドもいいけれど、今回はやっぱり脚付きマットレスタイプにして正解だったね。すっきりして雰囲気も洗練されているよ!」
「ホテルみたいな寝室にしたいって言いつつ、あなたがフレームのないベッドにすると言い出したときは、ちょっと心配だったけど、本当にモダンでおしゃれね」

腰壁をヘッドボードに見立てて脚付きマットレスベッドのブラックカラーを生かしてホテルライクに

今回夫婦が選んだのは、フレームのない脚付きマットレスベッド。ホテルライクな寝室を目指すならフレーム付きベッドだと思いがちですが、夫婦はあえてブラックの脚付きマットレスタイプを選んだのでした。2台のベッドの中央にピローを並べ、ブラウンのベッドスローを掛けることで、まるで1台の大きなベッドのように見せています。

「まるで1台の大きなベッドみたいで、本当に素敵!ただ、枕元の壁が少し寂しい気もするけれど、どうしましょう?」
「大丈夫、ちゃんと考えてあるよ。ヘッドボードの代わりに腰壁を作るんだ。高さにこだわれば、さらに高級感が出るはずだよ」

そう、今回は腰壁をベッドのヘッドボードに見立てたのです。ピローやスタンドライトのサイズに合わせて腰壁の高さを緻密に計算。2台の脚付きマットレスベッドの幅を超えてカバーすることで、腰壁が夫婦の望みどおりホテルライクでラグジュアリーに見せてくれています。さらに上の壁にベージュのクロスを貼ってアクセントにし、女性がこだわって選んだアートを中央に飾りました。

「どう?このアート。友人のインテリアデザイナーが勧めてくれたのだけれど、このベッドやアクセントクロスにぴったりじゃない?」
「本当だね、モノクロデザインがベッドによく合っている。間接照明でライトアップしているから、アートっぽさがさらに増しているよ」

シンメトリーを意識しながら直線的なアイテムを配置して照明で動きを加えていく

今回は寝室をホテルライクに見せるため、夫婦は直線的なアイテムでシャープにまとめてみました。ディスプレイも最小限にし、すっきりシンプルにしています。しかしこのままでは変化が少なく、やや単調な印象。そこに動きを付けているのが、照明です。

「この2連のブラケットライトは本当におしゃれだね。壁に光が反射して、それもまたインテリアのようだ」
「でしょ。ホテル風コーデのために、照明をあちこちに取り入れたかったの。光の反射が凹凸感を出してくれるそうよ。本当にそのとおりね!」

寝室コーデの仕上げはカーペット。夫婦は今回深めのグレーをチョイス。カーペットは縦横にほんのり柄が入っています。

「インテリアデザイナーの友人が言うには、寝室全体にカーペットを敷くとさらにホテルっぽくなるそうよ」
「そうなんだ。それならカーペットは、ベッドに合わせて深めの色がいいな。ちょっと柄が入っていると、さらにインテリア性を高められそうだね」

今回夫婦は脚付きマットレスベッドを2台並べて、ホテルライクな寝室にコーディネートしてみました。インテリアのシンメトリー性を重視し、照明で動きを付けることで、洗練された雰囲気に仕上がりました。スタイリッシュな脚付きマットレスベッドのおかげで、自分たちらしいホテルライクな寝室にコーディネートできたことに、夫婦は大満足しています。経営する会社の業務に追われ、明日も目まぐるしい1日になりそうです。だから夜はベッドで読書をしたり、キャンドルを灯したりしてリラックスタイムをしっかり設ける、それが夫婦のこだわりであり、至福のひとときなのです。

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