ミニマルな部屋とは?シンプルでおしゃれなミニマリストの寝室づくり
近年「ミニマリスト」という言葉をよく耳にするようになりました。「ものが少なくシンプルな暮らし」というイメージがあると思います。今回はそんなミニマリストのお部屋づくりに注目し、「ミニマルな寝室づくりのポイント」をご紹介します。シンプルな中にもおしゃれさを持つ寝室で、心と体をリラックスさせてみませんか?
ミニマリストとは
不要なものを持たずに、シンプルな中で暮らすミニマリスト。ミニマルな考え方を取り入れた寝室は、心が落ち着く空間となることでしょう。まずは、「ミニマル」とはどんな考え方なのか、「ミニマリスト」とはどのような暮らしなのか知っておきましょう。
ミニマルとは
ミニマル(minimal)とは、英語で「できる限りわずかの」「可能な限り少ない」を意味する形容詞で、「最小限であるさま」のことを言います。
無駄な装飾を一切つけず、シンプルな様子です。音楽・芸術分野ではミニマリズム、ファッションでは洗練されたスタイルとしてミニマルルック、美術分野ではシンプルな色と形で表現するミニマルアートなどとして用いられます。
ミニマリストとは
ミニマリスト(minimalist)とは、「minimal(最小の)」と「ist(主義者)」が語源の言葉で「ミニマル」から派生した言葉だと言われています。不要な持ちものを減らし、自分にとって本当に必要とする最低限のものだけを持って暮らす人のことを指します。
ミニマリストという言葉が発信され始めたのは2010年頃。「欲しいものはいつでも手に入る富裕層」が、「洗練された質の良いものだけを厳選して生活したい」と考えたことから始まりました。
ミニマルな暮らしのメリット
ミニマリストはただ単に持ちものが少ないだけではなく、必要なものを厳選して暮らすという考え方です。そのため、自分にとって本当に大事な物を見極める力が身につきます。
シンプルな暮らしは心がリラックスでき、清潔感が出るというメリットも。友達やお客様に自慢したくなるようなお部屋に♡また、余計なもの・余計なことに時間やエネルギーを使う必要がなくなり、豊かな時間を過ごすことができます。
例えば、洋服が多いと「今日はどれを着よう」と迷いますよね。ものが少ないと選ぶ時間や労力が減り、そのぶん自由な時間を過ごせます。
ミニマルな寝室づくりのポイント
実際に、ミニマルな寝室をつくる際のポイントをご紹介します。
ベッドのみを置いてシンプルに
ミニマリストは必要最低限のものだけを持ち、豊かな暮らしを楽しみます。ただものを減らせばいいというわけではなく、自分にとって心地よいと感じる空間を作ることが大切。
寝室は暮らしの中でも「睡眠」という大切な時間を過ごす場所ですので、快適な睡眠ができるよう寝心地の良いベッドは欠かせません。
睡眠だけでなく、寝る前のリラックスタイムで1日の疲れを癒す至福のひとときも♡もちろん、ベッドは置かずに敷布団を床に敷いて寝るのもいいですね。寝室には最低限のベッドのみを置き、シンプルで落ち着きのある空間をつくりましょう。
デスクもシンプルに
持ちものを減らしても不便さを感じては快適な暮らしができませんよね。おやすみ前に寝室で1日を振り返り日記をつけたり、読書をする人もいるでしょう。
その場合は、ベッドに加えてコンパクトなデスク&チェアがあると便利ですね。ヘッドボードが付いていないシンプルなヘッドレスベッドの場合は、スマホや時計・本や眼鏡・ライトなどを置くナイトテーブルをベッド横に置くのもいいですね。
カラーを統一する
リラックスできる落ち着いた空間づくりには、カラーコーディネートがポイントになってきます。ホワイト・グレー・淡いベージュ・ナチュラルブラウンなどの落ち着きがある色で揃えると、リラックスしやすいですよ。
寝具の柄は控えめに
アクセントとして寝具に柄を取り入れたい時は控えめに。チェック・格子柄などの小さく直線的なデザインを取り入れるといいでしょう。
ミニマリストにおすすめのベッドタイプ
ミニマルな生活にピッタリのベッドタイプをご紹介します。シンプルで無駄のない、洗練されたデザインのベッドを取り入れて、ミニマリストの寝室づくりにお役立てください。
ローベッド
高さを抑えたローベッドは、ベッド上の空間が広がることで天井が高く見えます。目線が下がり視界が広がるので、開放的な寝室になりますよ。
収納ベッド
寝室に本棚を置きたい場合は、収納ベッドがおすすめです。本棚の代わりにベッド下の空間を有効活用して、隠す収納をしてみましょう。
本以外にも、寝室で使う小物もベッド下に収納することでお部屋全体がスッキリと見えますよ。不要な家具は置かないというミニマリストにピッタリのベッドです。
ヘッドレスベッド
ヘッドレスベッドは、ヘッドボードが付いていないシンプルなつくりのベッドです。
ムダのないスッキリとした印象になるので、ミニマルな空間づくりにピッタリ♪時計や眼鏡を置く場所が必要な場合は、背の低いシンプルなナイトテーブルと組み合わせるといいですね。
ステージベッド
ステージベッドとは、マットレスよりもひとまわり大きなベッドフレームタイプで、ベッドサイドにスペース(ステージ)があります。
フレームのサイズよりも小さいマットレスを乗せることで、ステージ部分をヘッドボードやサイドテーブルのように使うことができ、ベッド以外の家具を置く必要がありません。
ステージ部分に腰掛けてくつろぐこともできますよ。寝室に置く家具を極力抑えたいミニマリストにピッタリのベッドです。
天然木すのこベッド
ものの量やカラーの他に、ベッドの素材にこだわってみるのもおすすめです。自然素材の天然木を使ったベッドは、温かみがあり落ち着きのある空間に♡木目の柄がさりげないアクセントになり、まるで別荘やペンションのようにおしゃれな寝室になりますよ。
天然木すのこベッドはデザインがシンプルで直線的なスタイリッシュさがあり、カラーもナチュラル・通気性がよく湿気対策にもなるというたくさんのメリットがあります。
畳ベッド
生活様式の欧米化に伴い、和室がない家が増えています。畳ベッドを取り入れることで心安らぐ和の空間ができますよ。マットレスが苦手な敷布団派の人にもおすすめです。
高さを抑えた小上がりタイプもあり、日中は布団をしまって畳の空間として和室のようにくつろぐこともできます。ベッド下に布団を収納できるタイプもあります。
おすすめの商品
日本最大級の家具専門店Covearthから、本記事でご紹介した「ミニマリストにおすすめのベッド」を幅広くピックアップしました。シンプルで無駄のない、心安らぐベッドをぜひ取り入れてみてくださいね。
子どもも安心の高さ 照明付き 日本製連結フロアベッド (連結タイプ)
シンプルな薄型のヘッドボードにコンセントとライトが付いた、機能性抜群のフロアベッドです。脚がない低床のフロアタイプで開放感あふれる空間に♪2台のベッドをピッタリと並べ、家族みんなで一緒に寝られる連結ベッドです。最大幅280cmのワイドキングになりますので、寝室の広さや人数に合わせて組み合わせのサイズをお選びください。カラーは清潔感のあるホワイトの他、ブラック・ブラウンもご用意しています。
確かな品質 国産大型サイズ跳ね上げ収納ベッド (クイーン)
ご夫婦や3人家族で寝られるクイーンサイズのベッドです。セミシングル2台でお届けします。寝室がスッキリ片付く大型収納ベッドで、女性でも簡単に持ち上げられる跳ね上げタイプ。マットレスが薄型になっているので、圧迫感を抑えられます。また、ヘッドボードが付いていないヘッドレスタイプのためスッキリとした印象に。カラーはホワイト・ナチュラル・ダークブラウンの3色をご用意しています。
素材の香りと寝心地を追求 北欧デザイン天然木すのこベッド (セミダブルフレーム)
1人暮らしのミニマリストにおすすめの、おしゃれなステージベッド・セミダブルフレームです。セミシングル~シングルサイズのマットレスを乗せると、サイドのステージ部分をテーブルとして使うことができます。良質な天然木パイン材を使用し、シンプルな中に温もりを感じる北欧デザインに仕上げました。壁付けにして背もたれにクッションを置くとデイベッドやソファにもなりますよ♡
寝台職人 日本製ならではのクオリティ ひのきすのこベッド (シングル)
森林浴のようなリラックス効果がある天然木ひのき材を使用した、メイドインジャパンのすのこベッドです。防虫・防ダニ効果もある島根県産のひのきを使用し、日本の職人が高い技術で1台1台つくりあげています。通気性の良いすのこは頑丈で、マットレスでも敷布団でも使用可。寝室の雰囲気に合わせて高さを調節できます。2台のベッドをピッタリ並べての使用もおすすめです。
お手入れもラクラクで清潔 棚・照明・コンセント付畳ベッド (セミダブル)
布団を乗せる部分が畳仕様になっているベッドです。リラックス効果が高い天然のい草を使用。心落ち着く香りで癒され、調湿効果もあります。日中は布団をしまって小上がり空間に♡高さは昇降しやすいロータイプ・腰掛けやすいハイタイプなどに調節できるようになっています。ヘッドボードには隠す収納ができる引き戸付き。生活感が出るティッシュやおやすみ前に読みたい本などをしまっておくことができますよ。
まとめ
不要な持ちものを減らし、自分にとって本当に必要とする最低限のものだけを持って暮らす「ミニマリスト」。ミニマルな寝室をつくることで、睡眠時間だけでなくおやすみ前のリラックスタイムも心安らぐ空間になります♡シンプルで無駄のない洗練されたデザインのベッドを取り入れてみてくださいね。