勉強に集中できる子供部屋づくりのコツ

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カヴァースメディア部

小学生のうちは家族がいるリビングで勉強していても、中学生、高校生ともなると、親の目から離れて、自分の部屋で勉強することになります。そんな子供部屋も、家具やベッド、机の配置によっては、勉強に集中できない空間になってしまいがち。本記事では、子供が勉強に集中できる部屋づくりのコツをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

勉強がはかどるレイアウト

それではまず、子供部屋のレイアウトについて見ていくことにしましょう。勉強に集中できてはかどる部屋にするには、どんなレイアウトにしたらいいのか解説していきます。

集中力は机の向きしだい

机の正面がどこに向いているかで、集中力は変わります。机はできるだけドアが視界に入るように置くことが大切。ドアが自分の背後にあると、いつ誰が入ってくるのかという無意識の不安で集中できなくなります。

集中力アップのため、ドアの位置には気をつけましょう。窓の位置も、集中力アップには重要なポイントです。机は窓に向けて置くのがベスト。自然な光が入ったり、窓の外の景色を見て気分転換することができます。目の前に広がる景色で開放的な気分になり、閉塞しがちな空間が和らぎます。

視界に入れていいもの・悪いもの

家具のレイアウトにも関わることですが、やはり視界に入らない方がいいものがあります。それはゲームやスマホなど、ついつい手に取って操作してしまいがちなもの。

気づいたら何時間も経っていた、というのはよくある話です。自分の背後に置けるような工夫をします。一方で、視界に入るといいものもあります。

たとえば、観葉植物や時計などです。観葉植物のグリーンは、目の疲れを癒してくれて、気分も少し落ち着きます。時計は現実感をもたらします。ダラダラとやらないよう、きちんと時間管理することが大切です。

ベッドの位置はとても重要

机の横のベッドで、ちょっと休憩して横になっていたら、いつのまにか寝てしまったという経験をした人はわりと多いのではないでしょうか。ドアや窓の位置によっては机の横にベッドを置くしかない場合もあります。

ベッドの位置を変えられない場合は、ベッドガードなどを横につけて、簡単に横になれないようにしたり、システムベッドなどで目線より上に配置する方法もあります。くつろげる場所がベッドの上しかない時には、アラームやタイマーを利用した方がいいかもしれません。

疲れを左右する部屋の照明

部屋の明るさというのは、思いのほか疲れに影響があります。明るすぎても、暗すぎてもよくありません。どういう照明がいいのか、解説していきます。

部屋の明るさ

最近よく見る LEDのシーリングライトは、調光の切り替えがたくさんあるものが多いです。大きく分けると、オレンジ色の電球色、太陽の自然光の昼白色、ちょっと青みがかった昼光色があります。

勉強をする部屋は、文字がくっきり読める昼光色がおすすめです。勉強しないときには電球色などに切り替えて、くつろぎ空間にするのもいいですね。

照明の色を切り替えることで、気分もオンオフできます。LEDは光熱費もあまりかからないので、まだLEDにしていない方は、これを機にLEDに変えてみるのもいいかもしれません。

手元を照らす照明

部屋の明るさを昼光色にしても、勉強している時の手元はどうでしょうか。デスクスタンドも調光の切り替えで、目が痛くならない程度に明るい色にします。

明るすぎると目が痛くなりますから、気をつけてください。そして、デスクライトの光の向きが重要です。右利きの人は左から、左利きの人は右から光を当てます。

逆向きから光を当てると、文字を書き進める方向に手の影ができてしまい、暗くなってしまいます。いろいろな角度を試して、ちょうどいい角度を見つけましょう。

ブルーライトの光

スマホやパソコンから発するブルーライトの光は、光のエネルギーが大きいことと、光が散乱してしまうことから、目に悪いと言われています。光が散乱するとチラチラするので目が疲れやすくなってしまいます。

最近はパソコンやタブレットを使って勉強するのも当たり前な光景になりつつありますが、こうした光の害を避けるためにも、ブルーライトをカットしてくれるスクリーンを貼るといいですね。小さなことですが、毎日のことなので疲れを溜めないことが大事です。

収納重視の家具の選び方

子供の持ち物は意外と多いです。特に中学生、高校生ともなると、学校で使う道具以外にも、洋服や趣味のものが増えていきますから、上手に収納していきましょう。

本棚は大きめがいい

学校の教科書だけでもかなりの量があると思いますが、これが受験期ともなると受験用の問題集や参考書、塾のテキストなど、どんどん増えていきます。これを上手に収納することが大切です。

本棚は余裕があるくらい大きめのものがおすすめです。どこに何があるのかわかっていて、自分できちんと管理できることが大事。ぎっしり詰め込まないように気をつけましょう。

ゲームや遊び道具を収納する

ついつい夢中になって気がついたらこんな時間!?となってしまうのが、ゲームです。宿題や受験や、やらなければならない勉強の妨げになる最大の原因とも言えます。これをどうにかするには、視界に入らないようにするしかありません。

机に向かって座った時、視界に入らないようにするには、自分の背後に収納しておくスペースを作ることをおすすめします。ゲームに限らず、ついつい手に取ってしまうものはそのような場所を用意して収納するようにしましょう。

部屋を広く使うには

限られた空間に、あれもこれもと家具を置いたら、くつろげる場所がなくなってしまうこともあります。特に日本の住宅事情を考えると、子供部屋は6畳くらいのものが一般的でしょう。

そんな部屋を広く使うには、引き出し付きのベッドにするとか、システムベッドにするなど、1つの家具でいくつかの機能があるものがおすすめです。天井の高さまで棚を作るのもいいですね。部屋の間取りに合わせた工夫をしてみましょう。

勉強机と椅子の選び方

子供部屋の中では、一番過ごすことになる場所が勉強机と椅子です。大切なものですから、慎重に選んでいきましょう。

机の上は広くする

勉強をする時には、作業面は広い方がいいですね。効率よく勉強を進めるには教科書やノートを広げたまま、他のことができるような広さが必要です。勉強道具はすべて引き出しにしまえたり、作業面を広げられるような机もおすすめです。

机の高さにこだわる

勉強机は高さも重要です。椅子に深く腰掛けても、肘が90度になるくらいがちょうど良いと言われています。机を買うときは、できるだけ実際に見に行って、椅子に座って、高さを確認しましょう。

椅子は実際に座って選ぶ

そして、机の高さが決まったら、それに合う椅子を用意しましょう。ふかふかよりは少し硬めの方が長時間座っていられます。

高さや傾きを調整するレバーは付いているので、自分で実際に座ってみて、座り心地のいいものを選ぶようにしましょう。

おすすめの商品

では、勉強に集中できるようなインテリアをご紹介していきます。お気に入りを探してみてくださいね。

薄型で圧迫感を与えない 壁面大収納ラック 上置き単品 幅60cm

1cmピッチで棚の高さを調節できる壁面用ラックです。棚を重ねて天井近くまでの高さにすることができるのでたくさん収納できます!同シリーズを複数そろえることで、横に並べるのもOK。大量の本を収納できるだけでなく、陳列棚としても使えるので、これ一つでお部屋がスッキリします。

腰と背中をしっかり支えてくれる メッシュバックチェアー 肘付

メッシュ素材でできた蒸れないスッキリしたシルエットのチェアーです。背もたれの部分が広く大きいので、背中をしっかりと支えてくれて、長時間座っていても疲れません。高さとリクライニングはレバーで操作できるので、成長に合わせて調整できます。両肘掛もついて、ゆったりとして座れるのが◎。

便利な スライド収納付き コンパクトチェストショート丈ベッド (セミシングル)

長さ180cmのコンパクトなサイズの収納ケース付きベッドです。ベッド下に5つのスライド収納棚と長もの収納スペースが付いており、衣服や本、バッグ、スーツケースなど大量の収納ができるので、クローゼットが不要なのが◎。省スペース設計になっているので、通常のベッドよりも場所を取りません。ベッドがあるのにお部屋が広く見えます。

親子で一緒に使える 薄型リビング学習シリーズ ライティングデスク

清潔感あふれるホワイトを基調としたデスクです。シンプルですっきりとしたデザインですので、大人になっても使えます。ランドセルを置くのにぴったりなオープンスペースや、デスクライトなどに使えるのコンセントが2口、足元には2つの大きな扉収納や3杯の引き出しと、機能的で収納力も十分。デスク天板は開閉タイプですので、使わないときはすっきりと閉じておくことが出来ます。

安心安全で機能性抜群のシンプルな 階段ロフトベッド

木の質感が自然な温かみを感じさせてくれる、階段ロフトベッドです。ベット下のスペースは、お子様のくつろぎスペースにするもよし、デスクを置いて勉強スペースにするもよし、お好みに有効活用することが出来ますね。また、階段下部にも収納スペースが確保していますので、小物を収納したり、インテリアを飾ったりもできます。ベッド床板はすのこタイプですので通気性もよく、年中快適にお使いいただけます。

まとめ

こちらの記事では、勉強に集中できる部屋づくりのコツについてご紹介しました。各ご家庭の部屋の間取りに合うよう、ぜひ参考にして工夫してみてください。