奥行の活かし方で押入れが変わる!空間の使い方と収納のコツ

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カヴァースメディア部

広いスペースがあって、他の場所よりも収納できる物が多い押入れ。もし、この広さを活かせずに詰め込み収納になってしまっているなら、もったいないです!今回は、奥行をどう活かすかということを中心に、扱いやすくなる押入れ収納のコツについて、ご紹介していきます。

押入れ収納で知っておきたい知識3選

広いスペースがあって、収納が難しい押入れ。ここでは、これだけは知っておきたいという知識を順番に3つご紹介していきます!

押入れ特有の奥行をどう活かすか

広いスペースがあって自由に使える反面、物を詰め込んで収納してしまいがちの押入れ。これは、押入れ特有の奥行が深いためです。例えば、クローゼットの奥行と比較すると、

・クローゼット…約45cm~60cm
・押入れ…約91cm


住宅のつくりにもよるのであくまで一般的な数値になりますが、押入れのほうが、奥行が深いことがわかります。奥行が深いとその分、奥にどんどん物を押し込んでいってしまいますよね。そのため、奥にあればあるほど取り出しづらくなってしまい、使い勝手が悪くなってしまう…というわけです。これを解消するには、収納のコツを押さえて、押入れの収納を工夫する必要があります。それでは、具体的な実践方法を見ていきましょう!

上段と下段は使用頻度で分ける

まず、押入れの整理からスタートしていきましょう。一度、押入れの前に、詰め込んでしまっている物を全て出します。物が多い場所でもありますので、大変な場合は、段ごとで出していくと良いですよ。出し終わったら、
・よく使う
・たまに使う
・あまり使わない
・使わない

この4つにグループ分けしていきます。「使わない」物は、積極的に処分していきましょう。

残った必要な物については、
・よく使う…上段
・たまに使う…下段
・あまり使わない…天袋(なければ、下段へ)

このように、段ごとに使用頻度別で入れる物を分けていきます。目線に入りやすく手の届きやすい上段には、使用頻度の高い物を。反対に、かがんで出し入れしなければいけない下段や、踏み台を使わないと取れない天袋には、使用頻度の低い物を収納すると良いですよ。

手前と奥を使い分ける

さらに使いやすい収納にするなら、「手前」と「奥」を使い分けることがポイント。段別で分けた物を、それぞれの段で、さらに分けていきます。例えば、上段。よく使う物の中でも、
・毎日使う
・週に2、3回使う
・週に1回使う

など、大ざっぱでOKなので、3パターン前後で分けます。

その上で、
・手前側…毎日使う、週に2,3回使う物
・奥側…週に1回使う物

このように配置します。使用頻度が高い物ほど手前に、低い物ほど奥に置くイメージですね。この方法を実践すると、これまでよりも出し入れしやすく、使いやすい押入れ収納に変えることができます。

収納を手助け!あると便利な収納アイテム

押入れの広いスペースを活かすには、収納アイテムを駆使することがポイントです。ここでは、それぞれの段の特徴を押さえつつ、その段に合った収納アイテムをご紹介していきます!

上段

押入れの中でゴールデンゾーンといえば、上段。ゴールデンゾーンとは、目線に入りやすい高さにあり、手が届きやすい場所のことです。住宅によって、
・上段と下段で高さが同じ
・上段のほうが下段よりも高さがある

このように、上段の高さが異なる場合があります。注意が必要なのは2つ目、下段よりも上段ほうが高さがある場合。奥行に加えて高さがある分、空間を区切られるアイテムが重宝します。例えば、布団を押入れに収納しているなら、コの字タイプのラックが便利。

棚底部に通気口が付いているタイプなら、湿気対策にもなって尚良しです。
・棚上…布団を乗せる
・棚下…引き出しタイプの衣装ケースを置く

棚下のケースには、替えの枕カバーやシーツを入れておきます。これなら、布団を敷くときに必要な物を、まとめて収納することができます。奥行と高さ、両方を活かせるアイテムを選ぶことがポイントです。

下段

下段では、かがむか膝をつけて、物の出し入れをしなければなりません。そのため、奥にある物ほど、取り出しづらいのが難点。手前にある物を一つ一つよけていかなければならず、手間がかかります。

そこで、下段では、キャスター付きのアイテムでそろえてしまうのがおすすめです。これなら、奥に収納した物でもサッと取り出すことができます。奥行やキャスターの高さをしっかり測り、サイズがしっかり合う物を選ぶようにしましょう。出し入れのしやすさに加え、押入れの掃除もしやすくなりますよ。

天袋

天袋があるなら、押入れ収納の幅をより広げることができます。ただ、高い場所にあるため下段同様、奥に入れてある物ほど、何を収納しているのかが見えづらく取り出しづらいのがデメリット。

ここには、持ち手付きのソフトボックスを使って収納しておくのがおすすめです。万が一落下させたときのリスクも考えて、軽い物を選ぶようにしましょう。同じメーカーの物で並べておくと、どれに何が入っているのかがわかりづらいことがあります。そんなときは、ラベリングをしておくと、見ただけで中身がわかるようになって便利になりますよ。

まとめ

押入れは奥行がある分、どうしても詰め込んで収納してしまいがちです。これだと、奥に入れてしまうと取り出すのも一苦労…なんてことにもなりかねません。せっかくの広さを活かすには、収納のコツを押さえておくことが大切です。上段と下段、手前と奥とそれぞれゾーン分けをし、使用頻度で収納場所を決めていきましょう。また、天袋を含め、各段の特徴を押さえつつ、その段に合った収納アイテムを使うことがポイントです。今回おすすめするカヴァースのアイテムも参考にしながら、扱いやすい押入れ収納を目指していきましょう!

おすすめの商品

最後に、カヴァースのおすすめする、押入れ収納で役立つアイテムをご紹介していきます。押入れの奥行を活かせるアイテムを中心に、集めてみました。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

デッドスペースを活用できる 押入れ伸縮頑丈ハンガー 半間用

押入れで衣類を収納する際、突っ張り棒を使う方法があります。長さを自由に変えられて便利な反面、重さに耐えきれず落下させてしまうことも…。そこでおすすめしたいのが、こちらのハンガーラックです。バー1本あたりの耐荷重は、約90kg。重たいアウターでも、安心して掛けておくことができます。また、縦横に伸縮自在なのも魅力の一つ。収納スペースに合わせて、長さを調節できます。押入れに入れておきたい衣類の量が多い、限られたスペースを有効に使いたいときは、こちらのハンガーラックを取り入れてみてくださいね。

スペースを有効活用して収納力アップ 押入れ用ラック 幅19.5cm 2個組

きちんと収納したつもりでも、意外とできてしまうデッドスペース。そんな押入れのデッドスペースを活用できるのが、こちらのラックです。一般的な押入れに収まるように設計されているので、使い勝手はバツグン。上段は固定棚、下段は可動棚になっています。例えば、高さのある物は、5段階で高さを調節できる下段に入れると、収納スペースをムダにせず使うことが可能です。取り出しやすいキャスター付きなのも、押入れで使う際には嬉しいポイント。これまで、ただのデッドスペースだったところを、効果的に使うことができますよ。

布団を湿気から守る 湿気に強い桐すのこ伸縮布団収納ラック

布団は、押入れ上段に収納すると出し入れしやすくて便利。ただ、衣類の量が多いなど、どうしても上段が使えない場合もあります。そんなときに活躍するのが、こちらの布団収納ラックです。キャスター付きのため、取り出しにくい下段でも安心。幅は89cm~169cmまで伸縮できるので、布団の量や収納スペースに合わせて、自由に幅を変えられます。また、通気性の良い桐材すのこ仕様なので、湿気対策もバッチリです。上段に布団を収納するのが難しい場合は、こちらの布団収納ラックを試してみてくださいね。

棚の高さを調節可能 ハンガーラック ライトブラウン 幅56cm

「毎日着る衣類だと、押入れに毎回しまうのは面倒…」、そう感じていませんか?それなら押入れ以外に、よく着る衣類だけを掛けておく場所を作ってしまうのも手です。こちらのハンガーラックは、幅56cmと省スペースで置いておけるのが特徴です。部屋の入り口など、脱ぎ着しやすい場所に設置すると使いやすくなります。また、棚の高さを上下に調節できるのもポイントの一つ。ハンガーポール付き棚を調節すれば、丈の長さを気にせず使えます。バッグや小物類も置いておけるので、身支度に必要な物をまとめて収納しておけますよ。

ラタンと天然木の組み合わせによる収納スぺース ランドリーチェスト 1段

こちらは、押入れ上段にあると重宝するチェスト。通気性バツグンのラタン製の引き出しは、押入れの湿気対策にバッチリです。引き出しは手前まで引き出せるので、奥にある物でも出し入れがラク。奥行も、これで活用できます。引き出しの上は、自由に使えるオープンスペースになっています。例えば、サイズの合う収納ボックスを並べて置くと、空間もしっかり区切って使えるので、ムダがありません。本体の高さは、約45.5cm。収納力がありながら、圧迫感を与えずに使えるのも嬉しいポイントです。

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