快適なダイニングはイスの工夫から!ポイント3つとおすすめ5選
食事をしたり、ゆっくりと腰掛けてテレビを見たり、家族との団らんを楽しむ「ダイニング」は、家の中でも大切な空間のひとつです。快適なダイニング空間にしたい場合に、ポイントとなるのがイスです。この記事では、快適なダイニングを実現するためのイスの選び方とおすすめのアイテムについて解説します。
大きさに余裕があるとリラックスしやすい
ダイニングはゆったり食事を楽しんだり、テレビを見たり談笑したりと、「ゆったりとした時間」を過ごす場所と位置づける方が多いでしょう。このような時間を実現するためには、やはりリラックスできる大きさのイスを導入するのが近道です。
ゆったり座れるサイズを選ぶ
サイズの選び方については、「お部屋があまり大きくない」という制約から、自分一人がぎりぎり座れる程度のサイズのものを選んでしまうケースもあるでしょう。
しかし、書類などでも「余白」が内容の読みやすさを生み出すように、体勢を変えたりすることができるサイズ的な「余裕」が、リラックスできる環境を生み出します。そのため、ダイニングのイスについてもできるだけ大きめのサイズを選ぶことがおすすめです。
背もたれがなくてもくつろげる大きさ
ダイニングのイスには「背もたれが必須」と感じる方もいるでしょう。しかし、サイズが充分であれば、後ろに手をついてくつろぐことができますし、背もたれがあることでかえって体勢が固定化されてしまい、くつろげないという場合もあります。
背もたれが「絶対必要」、あるいは、「絶対不要」と決めつけることなく、大きさをまず考え、そのうえで背もたれの要不要を判断するとよいでしょう。
家族が増える楽しみも
あらかじめ大きなサイズのダイニングイスを導入しておくことで、たとえばパートナーとの同居や結婚、出産などによって家族が増えた場合でも、持っているイスで対応できる場合があります。
広いイスを自分ひとりで使うのももちろん贅沢ではありますが、ひとりで座っていたイスに、徐々に座る人が増えるという楽しみもまた嬉しいものとなります。
安定したダイニングイスは心の安定にも
ダイニングのイスが広々としていることによってリラックスができるということに加え、イスの「安定性」もポイントのひとつです。粗悪なつくりのイスですと、ぐらぐらと不安定だったり、壊れやすいなどの問題があります。安定しているダイニングイスにゆったり腰掛けられるというのは、心の安定にもつながります。
動かしやすさよりも安定感
小さく軽量なイスは動かしやすく、たとえば仕事部屋、子ども部屋などで使うには非常に便利です。
しかし、ダイニングに置くイスは、それほど頻繁に動かす必要性はなく、むしろしっかりとした安定感のあるイスのほうが、ゆったりとした食事やお茶の時間、談笑の時間を取ることができます。カフェなどのベンチやチェアを見ても、その傾向が強いといえます。
構造的に安定しているものを選ぶ
イスの安定性には大きさも影響しますが、「脚」がしっかりと接地していること、体重によって壊れやすい配置になっていないこと、不自然な構造になっていないことなど、「構造的な安定」が重要です。
また、体重を預けることからしっかりした素材、金属や無垢材など、安定した素材が使われていることも重要です。
ロータイプも選択肢に
背の高いイスは、それを支える脚に大きく負荷がかかります。脚に充分な強度がある素材・構造であれば問題とはなりませんが、不安がある場合には「ロータイプ」のイスを選択するという方法もあります。
ロータイプのものであれば接地面が大きくなるほか、万が一脚が破損しても体勢を大きく崩すことがないという安心感にもつながります。
快適なイスとクッションの関係
イスを選ぶにあたってもうひとつのポイントは「クッション」です。クッションにも様々な種類がありますが、それ以前に「クッションを置く・置かない」という選択肢もあります。クッションの選び方や、クッションの代わりとしてカバーが使えるシーンなどについても解説します。
もともとクッションが付いているもの
イスの中には、もともとクッションが天板部分に付属しているものがあります。このタイプは、別途クッションを用意する必要がないという意味で手間や費用の削減ができる一方、柔らかさや素材が気に入らなかったとしても、あとからクッションを載せることは難しい場合がほとんどです。
そのため、もともとクッションがついているタイプのイスを選ぶ場合には、クッションの使い心地をあらかじめ確認したり、類似の素材で座る際のイメージをしておくことが重要です。
クッションや座布団を追加できるもの
製品としては座面が天板のみのものについては、そのままクッションを置かずに使用するというケースと、座面にクッションを置いて使用するというケースに分かれます。
クッションを置く場合には、サイズが適合しているかということや厚みの問題のほか、低反発タイプ・高反発タイプなど様々な種類のクッションがあるため、自分のお気に入りのクッションを選んで置くことができるという使い勝手の良さが魅力です。
お気に入りのカバーでカスタマイズ
イスにかけるカバーは、汚れの防止という目的以外にも、「お気に入りのデザインのカバーで全面を覆うことができる」というメリットがあります。座面が天板のみのものを購入して座布団などを設置した結果、デザインの統一性がなくなってしまったケースなどでは、カバーでひとまとめにしてしまうという方法もあるでしょう。
ただし、もともとの製品のデザインは完全に隠れてしまうということには注意が必要です。その一方で、家具そのものを変えずにカバーだけでお部屋の雰囲気に合わせたデザインに変えられるというメリットがあります。
まとめ
ダイニングという安らぎの場所において、イスが果たす役割は大きなものです。食事、談笑、ときに来客をもてなす場として活用されるダイニングでは、ゆったりできるイスに座って穏やかな時間を楽しみたいものですね。ダイニングのイスを選ぶ際には、この記事のポイントを踏まえて検討してみてくださいね。
おすすめの商品
ここからは、カヴァースがおすすめするおしゃれな雰囲気で快適なダイニングのイスをご紹介します。おしゃれなだけでなく安定感や機能性などにも優れた商品がありますので、ダイニングのイス選びの際に、ぜひ参考としてみてください。
緩やかな曲線が美しいナチュラルなデザイン 三角形ダイニング ベンチ ナチュラル
直線的なイメージのあるダイニングベンチに、あえてわずかなカーブを取り入れているのがこちらのイスです。曲線の持つイメージはやはり柔らかさやおしゃれさを演出してくれます。また、全体的なデザインも木目と合成皮革と組み合わせることで高級感を演出しており、ナチュラルでおしゃれなダイニングづくりに役立ってくれるイスです。
おしゃれなカフェ空間を演出する 総無垢材ダイニング ベンチ
おしゃれなカフェやレストランで採用されているような、木目と素材感を大切にしたベンチがこちらです。構造としてはシンプルなものとなるため、木目であることも合わさって、北欧風やナチュラル風の部屋にもぴったりマッチするデザインとなっています。ダーク系のカラーを使ったクッションなどと組み合わせてもよいでしょう。
LDスペースを広々と有効活用 大型L字リビングダイニング ベンチ
来客が頻繁にある場合や家族が多い場合には、広いダイニングテーブルを皆で囲む、というシーンも多くなります。そのような場面で活躍するのがこちらの大型のイスです。長く座っていても疲れにくい、柔らかさと適度な硬さを調和させた座面は、ダイニングで活用するのにぴったりのイスといえます。
寄り添う こたつもソファも高さ調節できるソファダイニング ベンチ
ダイニングでイスと組み合わせて使うテーブルやこたつに合わせて、高さを調節することができるのがこちらのイスです。気分を変えるために家具を買い替えることがありますが、そうすると既存のイスと高さが合わないなどの問題が発生することがあります。そのようなとき、このイスであれば高さを調整して使い続けることができるというのが嬉しいポイントです。穏やかでナチュラルな色使いが特徴なので、アットホームな雰囲気にぴったりのダイニングイスといえます。
何気ない日常生活をより豊かに 幅 145cm ダイニングベンチ
まるで美術館や博物館に置かれていそうな、デザイン性の高いイスがこちらです。天板は無垢材、脚部分にはコンクリート調の塗装を施したラバーウッド無垢材を採用しています。モダンな雰囲気にぴったりで、絵画や美術品、インテリアなどとの相性も抜群です。壁面がコンクリート調・木目調のいずれの雰囲気にもマッチするので、ダイニングに取り入れやすいデザインといえます。