出し入れしやすく片付けやすい!衣類収納を中心とした押入れの作り方

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カヴァースメディア部

大容量の収納を実現できる、押入れ。その反面、効率よく収納しないと、使わない物は奥へと追いやられてしまいます。特に衣類の場合は、それだけで貴重なスペースを取られてしまうことにもなりかねません。そこで今回は、衣類を中心とした押入れの作り方のコツについて、ご紹介していきます!ぜひ、活用してみてくださいね。

押入れのサイズを確かめる

押入れでやってしまいがちなミスとして、「収納アイテムの大きさが合わない!」といったことがあります。こうならないためには、押入れのサイズをしっかりと計測しておくことが大切。ここでは、そんな押入れのサイズを、正確に計測するコツについてご紹介していきます!


奥行の測り方

奥行を計測するときに、ポイントになるのが「雑巾ずり」。雑巾ずりとは、壁と床板や棚板が接する部分に取り付けられている、細い木材のことです。この雑巾ずりの手前に、メジャーなどをあてて計測することが重要です。

もし、奥の壁から計測してしまうと、約2cm前後のズレが生じるため、収納アイテムがピッタリと収まらなくなってしまいます。「ふすまが閉まらない!」ということにもなりかねないので、奥行を測る際は雑巾ずりの手前から測るように心がけましょう。

高さの測り方

押入れでは、上段と下段で高さが異なることが多いため、段ごとで高さを計測することが必要です。高さを測る際は、次のように計測するようにしましょう。

・上段の高さ…中板の面から鴨居(ふすまをはめ込むための上部に取り付けられた横木)まで。
・下段の高さ…敷居(ふすまをはめ込むための下部に取り付けられた部材)から中板の下まで。

一点気をつけたいのが、下段を測るときの中板。中板の裏側は、表側から見るよりも高くなっています。押入れの中に入って計測してしまうと、この裏側の高さも加えてしまうため、「収納ケースが入らない!」なんてことにもなりかねません。必ず、押入れ外側から計測するようにしましょう。

幅の測り方

幅を測るときに、重要なポイントとしては、「柱の位置で測る」こと。これは、押入れの内部が開口部よりも広くなっているケースがあるためです。

例えば、引き出しタイプの収納ケースを入れたい場合。こういったケース類は、押入れの隅に置くことが多いですよね。この隅に置いたときによくあるのが、「柱にぶつかって、引き出しが開かない!」ということ。実際の間口よりも広く計測してしまうことがないように、押入れの幅を測る際は、柱の位置を中心に、左右の間口を測るようにすると良いでしょう。

出し入れしやすい!押入れでの衣類収納法

押入れで衣類をメインに収納する際、ルールを決めずにいると、どんどん散らかっていってしまいます。ここでは、実践しやすく出し入れしやすい収納にするコツを、3つご紹介していきます!

エリア分けをする

押入れで、衣類をメインに収納する場合は、エリア分けをすると効果的です。分けやすい方法としては、人別で分けること。

例えば、4人家族のケースを考えてみましょう。中央を境界線にして、「両親or子どもたち」などで分けます。さらに、両親と子どもたちのエリアを細分化していきます。両親エリアでいえば、境界線を決めて、左側を父、右側を母が使うといった具合ですね。境界線は、衣類の量によって、調節するようにしましょう。それぞれの使うエリアが決まれば、ゴチャつきを防ぐこともでき、管理もしやすくなります。

衣替えをラクにするコツ

押入れでは、手前と奥にケースを置いてしまうと、奥側にあるものはどうしても取りづらくなってしまいます。そこで活用したいのが、カラーボックス。ポイントは、背板を抜いて使用することです。こうすることで、奥に置いてある衣類でも、スムーズに取り出すことができます。

使い方としては、使用頻度によって置く位置を決めると良いでしょう。例えば、シーズンものは手前側、オフシーズンの物は奥側、といったように。衣替えをするときも、前後の衣類を入れかえるだけで済むようになるのでラクチンです。

ふすまを外す!オープンスペースで見やすく

衣類をメインに収納しているなら、押入れのふすま自体を外してしまうのも一つの手です。開口部が広くなるため、出し入れのしやすさが格段に上がります。

もし、「見た目が気になる」ということであれば、ロールスクリーンなどを取り付けるのがおすすめ。来客があるときなど、すぐに押入れ全体を隠すことができます。また、オープンになる分、湿気対策にもつながるというメリットもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。

まとめ

奥行があり、広いスペースのある押入れでは、コツを押さえた収納をすることがポイントになります。まず、適切な大きさの収納アイテムを選ぶためにも、押入れのサイズをしっかりと測っておくこと。幅や奥行、高さと、それぞれの注意箇所に気をつけながら計測するようにしましょう。収納する際は、人別でエリアを分けることや、見やすく出し入れのしやすい収納を心がけることが大切です。今回おすすめするカヴァースのアイテムも参考にしながら、管理のしやすい押入れ収納を目指していきましょう!

おすすめの商品

最後に、カヴァースのおすすめする、押入れ収納で役立つアイテムをご紹介していきます。扱いやすく、機能性の高いアイテムばかりを集めてみました。ぜひ、チェックしてみてくださいね。

デッドスペースを活用できる 押入れ伸縮頑丈ハンガー 一間用

押入れで掛ける収納をしたいとき、突っ張り棒を使う方法があります。すぐに取り付けられて便利な反面、重さに耐えきれず、衣類ごと落下してしまうことも…。そこで、こちらのハンガーラックを取り入れてみましょう。耐荷重は約90kg。アウター類も安心して掛けておくことができます。また、縦横と伸縮自在なので、置いておきたいスペースに合わせて、バーの長さを変えることも可能です。押入れで掛ける収納をしたいとき、あると便利なハンガーラック。ぜひ、取り入れてみてくださいね。

細々したものもこれひとつでスッキリ収納 押入れ収納ラック

押入れには、収納しておきたい物がたくさんありますよね。そんな押入れでは、汎用性の高い収納アイテムが必要不可欠。こちらのラックを使えば、細かい物でもスッキリまとめて収納しておくことができます。棚板は5段階に調節できるので、収納したい物に合わせて、自由に高さを変えられます。ポケットでは家電に限らず、オフシーズンの物を畳んで収納しておいても便利です。また、アイロンマットも固定して置いておけるなど、背面のスペースにもムダがありません。キャスター付きなので、難なく出し入れできるのも嬉しいポイントです。

小物の整理に大活躍なおしゃれツートンカラー 3段ラック

こちらは、使い勝手の良い3段のオープンラック。例えば、取り出しやすい上段に置いて使うとき。使用頻度の高い衣類を中心に入れておけば、忙しいときでも、サッと取り出すことができます。また、本文でもご紹介しましたが、前後に2つ置いて、普段使いとオフシーズンの物で分けて収納しておくことも手です。シンプルな分、その都度使い方を変えられるので、長く愛用していけるアイテム。木目調の棚板は押入れにも合いやすいので、見た目も違和感なく使えるのが特徴です。

収納場所の幅に合わせられる 桐すのこ布団収納ラック

衣類だけでなく、布団を押入れに入れている方も多いですよね。毎日使う物なだけに出し入れするのも一苦労…、そう悩んでいませんか?そんな出し入れの負担を減らせるのが、こちらの布団収納ラック。キャスター付きなので、下段に入れていてもラクに出し入れができます。ラックの横幅は伸縮できるので、必要な分だけスペースを確保することできるのが特徴です。押入れでは心配な湿気も、通気性の良いすのこ仕様なので心配いりません。布団に限らず、細かい物をまとめたボックスなども乗せておけるので、様々な場面で活用できます。

ぬくもりあふれるアカシア おしゃれなカフェ風 フラットスクエアトレー 4仕切り付

アクセサリーなどの小物類、収納ボックスの上などに置いている人は多いですよね。ただそのままだと、細かい物なら紛失のリスクもあるし、見た目も雑多な印象に…。そこで、このトレーを取り入れてみませんか?特徴は、4つの仕切りが付いている点。例えば、腕時計やピアスなど、カテゴリー別に分けて収納しておけば、戻す位置も決まるので、紛失を防ぐことにもつながります。また、木製なので押入れの雰囲気に合わせやすいのもポイント。衝撃に強く、耐久性に優れているアカシアのトレーなので、安心して長くお使いいただけますよ。

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