部屋に置く観葉植物は水栽培がおすすめ！おしゃれな飾り方ご紹介

観葉植物を育てるのに失敗してしまう理由は、水やりを忘れて枯らしてしまうことではないでしょうか。お部屋で育てる観葉植物の水やりの頻度は、生育期である夏でも週に1から2回、休眠期となる冬は月に1～3回程度なので、どうしても忘れてしまいがちです。

しかし、水栽培の観葉植物ならたっぷりの水を入れた容器に植物をそのまま入れておくだけで育つので、土栽培と違って水加減を調節する必要がなく水不足で観葉植物が枯れてしまう心配がありません。

お部屋の中で観葉植物やお花を育てたいけれど衛生面が心配で鉢を置けないという方もいらっしゃると思います。土は虫が湧きやすく、様々な菌も含まれているためキッチンやリビングなどには置きづらいものです。夏には特に虫がつきやすく一度発生してしまうと駆除も難しいので、お部屋で植物を育てることを諦める方もいます。

しかし、水栽培の観葉植物なら虫が湧く心配がなく水なので衛生的にも安心です。キッチンやダイニングテーブルの上で育てることもできるので、観葉植物がより生活に身近な存在になりますよ。

水栽培のメリットの1つは、鉢は何でも大丈夫だということです。プリンやゼリーが入っていた、かわいいガラス瓶や、プラ容器、グラスでも育てることができます。また、容器を変えたくなったら簡単に変えることも可能です。

容器を透明にすれば根の状態や水の量などの様子を観察できるので、観葉植物の健康管理がしやすくなるというメリットもあります。インテリア性も良く、置くだけでおしゃれに見えるのでお部屋の中にぴったりです。

観葉植物は、“水挿し”という茎を水に挿す方法で初心者でも簡単に増やすことができます。大きくなってきた観葉植物を剪定するときに節という枝や葉の付け根を残して切り、その茎を捨てずにそのまま水に挿すだけでそこからまたグングン成長してくれます。

植物が成長していく姿を見るのは癒されますし、成長を見るためにもお世話をするのがどんどん楽しくなってきますよ。観葉植物を増やしていくことでお部屋の様々な場所に緑を置くことができ、お部屋全体にあたたかみのある空間を演出できるのもメリットです。

ポトスは、とても丈夫な観葉植物でホームセンターでも良く売られているので、知っている方が多いのではないでしょうか。小さく育てることができるので、お部屋のワンポイントアイテムとしてテーブルの上に置く観葉植物としても向いています。

枝を伸ばしていくと下に垂れ下がるように成長していくので、背の高い瓶に飾って垂れ下がる葉を活かした飾り方をするのがおすすめです。

細長い葉が放射状に成長していくのが特徴のオリヅルランも初心者がお部屋で育てやすい観葉植物です。成長していくと“ランナー”という細く長い茎をつけその先に白い花を咲かせます。開花後には子株をつけてその子株をさらに別で植えると増やすことができます。

その様子から、オリヅルランは“子孫繁栄”という花言葉を持ちます。オリヅルランは丸みを帯びた瓶で育てると葉との相性が良く、全体的に丸いフォルムの可愛らしいインテリアになりますよ。

ミリオンバンブーは、その名の通り竹の様な見た目をした観葉植物で、“開運竹”や“幸運の木”などともよばれています。風水的にも良いとされていてお部屋のインテリアにぴったりです。

上に高く伸びて行くので細長い花瓶のような容器で育てるのがおすすめ。デスクの上に置くと“上に伸びていく”という性質から、出世運アップを期待できるといわれています。ぜひ、書斎のデスクの上で育ててみてはいかがでしょうか。

透明のガラス瓶やフラワーベースにカラフルなビー玉を沈め、そこに観葉植物を入れてみてください。

水だけのときよりもインテリア性がアップしてお部屋がおしゃれな印象になりますよ。涼しげな雰囲気を出してくれるので、夏のインテリアにぴったりです。

大きめの金魚鉢のような球体の容器で観葉植物とメダカを一緒に育てる、ビオトープというアクアリウムと観葉植物の育成を一緒に楽しむ方法があります。メダカの排せつ物が植物の栄養に、そして植物が光合成することによりメダカに酸素を運ぶというメダカにとっても植物にとっても快適なメカニズムで見た目もかわいいので、最近では人気が高まっています。

しかし、生き物を育てるので水換えや餌やりなど、しっかりメダカの管理もしてあげる必要があります。また、注意点はメダカの数に合わせて鉢の大きさをきめることです。魚にとって快適な水の量は1匹辺り最低1リットルは必要なので、メダカは1〜3匹くらいの方が丁度良いでしょう。

観葉植物を水栽培する場合、寄植えは向かないので種類ごとに1つの容器に入れていきます。そのため、観葉植物の種類を増やすなら鉢の数が増えていくことになります。しかし、それもおしゃれなポイント。

水栽培なら小さい容器でも十分育てることができるので、小瓶に入れた観葉植物を棚にずらっと並べていくだけでもおしゃれです。観葉植物に合うナチュラルな棚やお部屋の雰囲気に合うカッコ良い棚など、どんな棚でもカッコよくなりますよ。