【洗練されたモダンインテリアにする方法】基本のテクニックをご紹介
シンプルで都会的な印象のモダンインテリアは、幅広い年代から人気のあるスタイルです。ですが、シンプルだからこそコーディネートが難しく感じる方も多いのではないでしょうか。モダンスタイルのインテリアには、いくつかのコツがありますので、今回はどのような家具を選んでいけばモダンテイストになるのか、空間づくりのポイントを解説していきます。
モダンインテリアの家具を選ぶポイント
洗練されたモダンテイストのお部屋にするには、まずデザインのポイントを押さえる必要があります。ここではモダンな空間を作るときにどのようなデザインを選べばよいのかを解説します。
装飾のないシンプルなデザイン
モダンインテリアにするには、装飾のないシンプルなデザインで統一させるときれいにまとまります。空間に個性を出したい場合は、メインの家具ではなく照明や小物でデザイン性の高いアイテムを取り入れると程よくアクセントになって素敵です。
また、柄物を使う際はクッションかラグのいずれかに、シンプルな幾何学模様を取り入れるとモダンテイストに仕上がります。
シルエットがシャープなデザイン
モダンテイストの空間に合う家具は、シャープなシルエットのデザインが基本です。形状は直線・四角・円・楕円形といった輪郭がはっきりしているものや、流線的なデザインを組み合わせていきます。
モダンテイストというと直線的なイメージがありますが、全て角のある形でコーディネートをすると、冷たく単調な空間になりすぎてしまうため、曲線的なアイテムも取り入れていくとおしゃれになります。
アイテム数を少なくして余白を作る
モダンインテリアの空間にするには、余白をいかしたレイアウトがポイントです。そのため小ぶりな家具をいくつも配置するよりも適度にボリュームのある家具を少ない数で配置した方が、インテリアに程よく空白が生まれ、抜け感のある印象になります。物が多く余白が足りないと、ごちゃっとしたイメージになりやすいため、置くアイテム数には注意が必要です。
モダンインテリアに欠かせない色選び
モダンな空間づくりには色選びが重要です。どのような色を選べばモダンな空間になるか、ポイントを押さえていきましょう。
基本のカラーはモノトーン
モダンインテリアの洗練された印象にするには、白・黒・グレーといった無彩色のカラーを中心にレイアウトします。白を基調にすると、お部屋が明るく広く見え、清潔感のある印象になり、黒を基調とすれば、重厚感のあるシャープでかっこいい印象にできます。
グレーはダークグレーからライトグレーまで明度が幅広く、白や黒のはっきりした色合いよりも角がなく取り入れやすいカラーです。
トレンドのグレージュ
モダンテイストの中でもトレンドは時代によって変化しています。モノトーンカラーは定番ですが、最近はグレーとベージュを混ぜた《グレージュ》というカラーがトレンドです。グレージュは青みの強いグレーより柔らかく、黄みの強いベージュよりスタイリッシュな印象にできる点が特徴です。
このグレージュを基調にカラーコーディネートをすると、温かみを感じるこなれた雰囲気となり、コーディネートの幅が広がります。グレージュはブラウン系・ゴールド・木との相性も抜群です。
アクセントカラーは彩度と明度がポイント
モノトーンでまとめたコーディネートだけでも洗練された印象になりますが、さらにアクセントカラーを入れることで、空間に華やかさが出ておすすめです。
カラーを取り入れる場合は、彩度が低いグレー混じりのくすんだ色味や、明度が低いダークカラーはモダンな空間に合わせやすいです。アクセントカラーを使う場合は1色に絞り、クッションや雑貨・アートなど、小さい部分に取り入れるときれいにまとまります。
モダンインテリアは素材でアクセントを出す
コーディネートをする際に素材の使い方次第で格段におしゃれな空間にできます。ワンランク上のモダンインテリアになる素材選びのコツを押さえて取り入れましょう。
ファブリックと革を組み合わせる
家具を全てファブリックで統一するよりも、ファブリックと革を組み合わせるだけでメリハリが出ておしゃれに見えます。ソファやラウンジチェア、ダイニングチェアなどの面積が大きい家具を選ぶ場合に張地を変えるだけで簡単に取り入れられるテクニックです。
例えばソファがファブリックならダイニングチェアを革にするなど、リビングダイニングを同じ空間としてコーディネートするのがおすすめです。
硬質感のある素材を加える
特にシティモダンの空間には、石・ガラス・金属・セラミックなど、硬質感がありキラッとした素材や重厚感がお部屋に欠かせません。
レイアウトするときは、ローテーブルの天板にガラスや石を使ったデザインを取り入れたり、家具の脚や照明に金属が使われていたり。硬質感のある素材は大きい面積でなく、ところどころ取り入れるだけでモダンな雰囲気になります。
木を使ってもモダンになる
モダンな空間には木を使ってはいけないと思われる方が多いですが、木調のアイテムを使ってもモダンテイストにできます。テーブルの天板は木で脚を金属にするなど、木と無機質な素材の組み合わせは、北欧モダンやナチュラルモダン系のコーディネートでは定番です。
木の色はグレイッシュなくすんだ色だとモノトーンに合わせやすいので、無機質になりすぎないモダンテイストがお好みの方は、木製のアイテムを取り入れてみてください。
まとめ
モダンインテリアにも様々なテイストがありますが、共通しているのはシンプルで洗練されている点です。今回のモダンインテリアにするポイントを押さえて、ぜひおしゃれなモダンインテリアにチャレンジしてみてください。
おすすめの商品
モダンインテリアに合うおすすめのアイテムをご紹介します。シティモダンからナチュラルモダンまで幅広いテイストに使えるデザインをピックアップしましたので、ぜひコーディネートに取り入れてみてください。
憧れの贅沢空間 大型モダンデザインコーナーカウチソファ 270cmタイプ
シンプルなデザインがモダンな空間によく合うデザインです。高さが低くなっているのでL型に大きく組んだレイアウトでも圧迫感がありません。重心が低いアイテムはリビングとダイニングを緩やかに繋げてくれますので、フレキシブルな空間にはぴったりです。また4種類のパーツの組み合わせで構成されたデザインのため、間取りや生活スタイルに合わせてレイアウトを自由に変えられます。
和の風合いをお楽しみいただける ノグチテーブル 12mmタイプ
家具の中でも名作と呼ばれるイサムノグチのローテーブルは、有機的な曲線が美しくモダンインテリアによく合います。ガラスの天板は軽やかな印象がある一方、脚部分は木の重厚感を感じる、異素材の組み合わせが特徴的です。曲線的なデザインのため、合わせるソファは直線的でシンプルな物にすると、デザイン同士が引き立ちます。
味のある一枚板風デザイン 幅180cm ダイニングテーブル
無垢材の温かみのある質感とスチール脚の無機質な素材の組み合わせがおしゃれなダイニングテーブルです。特にダークブラウンは、少しくすんだマットカラーのため、グレーを基調にしたカラースキームに合わせると素敵に仕上がります。シンプルなデザインが木目の美しさを引き立て、落ち着いた高級感を演出できますので、重厚感のあるモダンインテリアにおすすめです。
異素材を組み合わせた ダイニングチェア 2脚セット グレー＆ブラウン
2トーンのバイカラーでデザインされたおしゃれなダイニングチェアです。内側はグレーのベルベットの生地で、外側にはライトブラウンのレザー調の張地を張っているため、カラーだけでなく素材の違いも楽しめます。ゆったりした座り心地で、ダイニングで食事やお酒をたしなむなど、ソファのようにくつろぎの時間を過ごすチェアとしておすすめです。
すっきりレイアウト 背面収納付壁よせTVスタンド フロアタイプ V4
こちらのスタンドは自立式のため、幅・奥行き共にスペースを取りません。50インチの場合、テレビボードを置くと、幅160～180cm位のスペースが必要ですが、スタンド式にすればこのスペースが余白になるため、空間がぐっと広がります。デザインもシンプルで無駄がないので、生活感のない洗練されたモダンテイストの空間にぴったりです。