イングリッシュガーデンとは?失敗しない作り方とおすすめ植物を紹介

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カヴァース編集部

ガーデニングを楽しんでいる方は、イングリッシュガーデンにあこがれたことはありませんか?イギリスの映画や絵本に出てくるようなおしゃれな庭をつくれたら楽しいですよね。そこで本記事ではイングリッシュガーデンの作り方とおすすめの植物をご紹介します。ぜひ参考にしてお気に入りの庭を作ってみてくださいね。

イングリッシュガーデンとは?3つの特徴

まずはイングリッシュガーデンの特徴を確認していきましょう。イギリスの庭を印象づけるポイントは3つあります。

イギリスの片田舎を連想させる無造作感

イングリッシュガーデンの特徴は適度な無造作感です。形や色を完璧に整えた美しさではなく、自然の豊かさや生命の力を感じられる美しさを重視した庭づくりがポイントです。

イギリスの片田舎の風景のように、草木の高さは緩急をつけ、花も複数の種類が咲き乱れるとイングリッシュガーデンらしくなります。

ボーダーガーデンでつくる小道が不可欠

イングリッシュガーデンらしさを演出するには「ボーダーガーデン」が欠かせません。ボーダーガーデンとは、ボーダー(境界)となるように細長く複数種類の花で整えた花壇のことです。

小道に近い方から奥に行くに従い花の背が高くなるように配置し、庭に立体感と深みをもたらします。花の影からうさぎが飛び出してきそうな、自然を感じる仕上がりになりますよ。

曲線や起伏で変化のある風景

イングリッシュガーデンは直線的ではなく、自然そのものを感じられる変化に富んだ庭づくりが特徴です。

小道や花壇を曲線で構成したり、植物の高さを不規則にしたり、人の手でそろえたわざとらしさが出ないようにするとイングリッシュガーデンらしくなります。

広さに余裕があれば水場を設けている庭も少なくありません。

イングリッシュガーデンの作り方

ここからはイングリッシュガーデンの作り方を具体的に解説していきます。植物は植えてから育つまでに時間がかかります。失敗しないためにもぜひチェックしてくださいね。

庭の日当たりなど環境を確認

まずはイングリッシュガーデンを作りたい場所の環境を確認します。日当たり風通しが良いか、土の水はけの具合などをチェックしておきましょう。

イングリッシュガーデンは豊かな自然風景が魅力なだけに、元気よく植物が育つ環境にすることが大切です。日当たりがあまり良くない環境なら、日陰でも強く育つ植物を選ぶなどして工夫してみるといいですね。環境により植物の種類や配置が決まってきます。

成長後を想定して完成形をイメージする

庭の環境が把握できたら、次はどのような庭に仕上げたいか完成形をイメージしてみます。SNSやインターネットで参考になる庭の写真を集めてみるのがおすすめですよ。

好みの庭の資料が集まってきたら、使われている植物を調べてみましょう。植物の育つ速度、咲く花の色、背丈はどのくらいまで伸びるのかなどを細かく確認していきます。自分の庭の環境と相性が良いかもチェックしておくといいですね。

年間で計画しながら植物を植える

理想の庭が決まったら、植物を計画的に植えていきます

一年を通して楽しめるように、開花時期や旬の季節をずらした植物を複数取り入れるのがコツです。同じ時期に咲く花は色合いにバリエーションが出るように選ぶとイングリッシュガーデンらしくなりますよ。

また庭の管理をラクにしたい場合、多年草・宿根草(毎年同じ時期に繰り返し開花する植物)をメインに配置すると植え替えの手間が減ります。

イギリス風ファニチャーで統一感を出す

イングリッシュガーデン作りは植物を植えるだけで終わりません。イギリス風のテーブルやチェアなどを設置して、全体の統一感を演出してみましょう

イギリスの片田舎の雰囲気を出すには、ナチュラルテイストの木目家具を取り入れるのがおすすめです。レンガやタイル、石目調のような自然を感じる素材感のアイテムも相性が良いですよ。庭仕事をするジョウロやスコップなど細かいアイテムにもこだわるとさらに楽しくなります。

イングリッシュガーデンにおすすめの植物3種類

最後にイングリッシュガーデンに似合うおすすめの植物をご紹介します。イギリスの雰囲気に似合い、かつ育てやすい植物を厳選したのでぜひ参考にしてください。

バラ

イギリスのシンボル的存在であるバラは、イングリッシュガーデンにピッタリです。気高さをもった雰囲気と上品な香りで庭を豊かに彩ってくれますよ。

バラは育てるのが難しいイメージを持つ方も多いですが、品種を選べば強くたくましく育ちます。お店で売られているバラは観賞用で育てにくいものが多いので、バラ専門店で苗を購入するのがおすすめです。

オルレア

白く繊細な美しさが魅力のオルレアはイングリッシュガーデンにさわやかさを添えてくれます。主張しない色なので、他のどんな植物とも合わせやすいですよ

また多年草なので一度しっかりと根づけば庭づくりがラクになります。3月から7月にかけて開花するので、開花時期が同じバラとセットで好まれる植物です。

サルビア

サルビア(別名セージ)は観賞用として人気の高い植物です。暑さに強く開花時期も長いので、夏場から秋にかけて花壇を鮮やかにしたい場合にピッタリですよ。

花の色も品種により多様で、複数の種類を植えて楽しむのもおすすめです。高さにバリエーションも出せるため、ボーダーガーデンに加えたい植物のひとつですね。

まとめ

本記事ではイングリッシュガーデンの作り方を詳しくご紹介しました。事前に庭の環境を確認し、全体像をイメージしてから植物を植えることがポイントでしたね。ぜひ参考にしてすてきなイングリッシュガーデンを作ってみてください!

おすすめの商品

カヴァースの家具でさらに本格的なイングリッシュガーデン作りをしてみませんか?イギリスの雰囲気にピッタリのアイテムを厳選して5つご紹介します!

折りたたんで持ち運べておしゃれな仕上がり ガーデン3点セット

ナチュラルな木目調が魅力のテーブルセットです。アカシア材の上質な素材感がイングリッシュガーデンと相性バツグンですよ。テーブルもチェアも折りたたみ式なので庭のスペースに余裕がなくても取り入れやすくなっています。天気の良い日にお気に入りの庭をながめながら、紅茶とスコーンでティータイムを楽しんではいかがでしょうか。

エレガントなローズが玄関先を彩る メールボックス ローズ横型 ブラウン

イングリッシュガーデンを作るなら、庭の入口からこだわってみましょう。イギリスを連想させる、バラのモチーフを使ったメールボックスがおすすめです。アンティーク風デザインのアイテムはガーデニングに欠かせません。曲線的で繊細なフォルムのメッセージボードもイングリッシュガーデンに自然になじみます。郵便配達など玄関を訪ねてきた人が思わず惹き込まれてしまいますよ!

ツタのデザインがロマンチックにお庭やベランダを彩る パークベンチ

イングリッシュガーデンのために作られたかと思うようなベンチです。温かい木目調とツタのレリーフのデザインがイギリスの庭の雰囲気を演出してくれます。1つ置くだけで空間のイメージをがらりと変える力がありますね。スチール製で重厚感があり、本格的な庭づくりをしたい方におすすめです。大きなシンボルツリーなどと一緒に庭のメインポイントに配置すると、庭全体にメリハリが出ますよ。

エスニック調のセラミックタイルがお庭を明るく彩る モザイクテーブル 星柄

モザイク柄のセラミックタイルで作られたアーティスティックなテーブルです。屋外用の安定感のある構造なので、庭づくりのアイテムとして最適ですね。エポキシ樹脂仕上げでサビにくい仕様な点も安心です。サイズは直径約60cmとコンパクトになっています。庭全体のバランスを考えながら好きな場所に置けますよ。パラソル設置用のホールもついているので、ぜひパラソルを広げて楽しんでみてください。

チーク天然木折りたたみ式ベンチタイプガーデンファニチャー テーブル

庭づくりは植え替えなど作業台が必要になる場面が多いため、1つ大きめのテーブルがあると便利ですよね。こちらは天然木でつくられたイングリッシュガーデンにピッタリのテーブルです。雨風にも強い材質なので、屋外でも長く使い続けられますよ。折りたたみ式で使わないときはコンパクトに収納できます。テーブル単品から購入でき、同じシリーズのガーデンチェアやベンチも用意しているので、ぜひ組み合わせてみてくださいね。

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