本棚の断捨離は心のままに!愛書家へすすめる本の残し方と手放し方

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

愛書家にとって、増える本の整理は悩ましいものです。特に愛着がある本は、読まなくても傷んでいても、簡単には手放せません。そうは言っても、本棚の容量には限りがありますので、放っておいては本があふれ返る一方です。そこで今回の記事では、本を愛する皆様に向けて、断捨離のポイントを探っていきます。

本棚の状況を知ろう

最初に、本棚の状況を確認します。雑然としているだけなのか、本が多すぎるのか、入りきらずにあふれ返っているのか。場合によっては、本の入れ方を整えるだけでスペースが空きます。

本を全部出してみる

断捨離をすると決めたら、すべての本を本棚から出します。ご自身も忘れていた、懐かしい本が出てくるかもしれません。本棚以外の場所に積んである本も、一緒に片付けてしまいましょう。

本棚の容量をチェック

本棚が空っぽになったら、どれくらい本を入れられるのかをチェックしておきます。ポイントは、これから買う本のスペースを含めて考えることです。本棚いっぱいに詰め込むと、またすぐに本があふれてしまいます。

決して読んではいけません

本の断捨離をする際、ひとつ気を付けるべきことがあります。それは、懐かしい本の表紙を開いてしまうこと。一度読み始めたら最後、そこで断捨離が止まります。いつの間にか読みふけり、気付けば夜になってしまうかもしれません。

本を3つに分ける

本棚に入れる大雑把な量を決めたら、出した本を3つに分けていきます。判断基準はただひとつ、ご自身がその本を残したいかどうか。たとえボロボロになった本でも、手放したくないと思うなら、心のままに残しましょう。

本棚に残したい本

本棚に残す本は、入れられる量を考慮しながら決めていきます。もともと、本棚に入っていた本ばかりなので、意外と迷ってしまうかもしれません。まずは絶対に入れたい本を決めてから、容量に合わせて足すようにするとスムーズに決められます。

どちらとも決められない本

本棚には入りきらないけれど、まだ手放したくはない。もしかしたら、そんな本がいちばん多いのではないでしょうか。中には絶版本など、買い直すことができないものもあります。迷ってしまった本は、すべてここに分類しましょう。

手放すことにした本

もう手放しても良いと判断した本も、ひとまとめにします。このとき、黄ばみや汚れがひどいものや、破れているものがないかチェックしておくのがおすすめです。再利用が難しいほど状態が悪い本は、ここから外します。

断捨離を終わらせる

ここまで終われば、あとは本を片付けるだけです。程よく隙間のある、片付いた本棚ができあがると、すっきりした気持ちになります。昔の本を読み返したくなるかもしれませんね。

本棚に戻す時の注意点

本棚をきちんと見せるなら、本の高さを揃えるのが理想です。しかし、著者ごとやジャンルごとなど、ベストな並べ方は人それぞれ。本棚は日用品ですから、使いやすさが最優先です。本を奥に押し込まず、背表紙が並ぶように手前で揃えるだけでも、本棚が整って見えます。

決められない本は箱にキープ

手放すかどうかを決められなかった本は、とりあえず箱に詰めて、押し入れなどにしまっておきましょう。迷うなら処分するという考え方もできますが、無理に手放す必要もありません。次に本の整理をするときまでに、どうするか決めておくのも一案です。

手放す本の行き先を決める

最後に、手放すと決めた本の行き先を考えます。状態が悪い本は、各自治体の指定方法に従って、資源ごみや古紙回収へ。それ以外の本は、できるだけ廃棄せず、再利用してみてはいかがでしょうか。

少し意外な本の行き先

手放す本の行き先として、一般的なのは古本買取やフリマアプリ。捨てるはずの本が、お金になるというのは嬉しいものです。図書館などへ寄贈するのも一案ですが、受け取れない場合もあるので、持ち込む前に確認しておきましょう。そして、中には少し意外な行き先もあるのです。

おすすめは「一箱古本市」

一箱古本市とは、全国各地で開催される古本のフリーマーケットです。出店者たちが、みかん箱1箱に入る程度の古本を持ち寄ることから、一箱古本市の名がつけられました。

本がすべて売れるわけではありませんが、お客さんや他の出店者と交流しながら、楽しい時間を過ごせるイベントです。手放す本を箱に詰めて、参加してみてはいかがでしょうか。尚、出店には事前申し込みが必要になります。

本で寄付をする

国内法人の中には、支援者から寄せられた本を買い取り、代金をNPO団体などへ寄付する活動を行っているところがあります。支援者は本を宅配便で送ったり、集荷してもらうだけのところがほとんど。「本で寄付」で検索すると、活動している法人のサイトが出てきます。手放す本の行き先として、このような寄付の仕方も選択肢のひとつです。

まとめ

今回の記事では、本棚の断捨離ポイントについて見てきました。電子書籍が定着した現代でも、紙の本は世代を超えて残っていくもの。本が増えるたびに断捨離を繰り返せば、ますます愛着が増していきます。すっきり片付いた本棚で、楽しい読書ライフをお過ごしください。

おすすめの商品

ここからは、カヴァースの取扱商品の中から、おすすめの大容量本棚をご紹介します。様々なタイプのものを揃えましたので、ぜひごゆっくりご覧ください。

どんな本でも安心安全収納 突っ張り式 究極のこだわり本棚

王道の大容量本棚といえば、壁面収納ですよね。こちらは、天井まで本で埋め尽くす壁面収納タイプの本棚です。180~265cmの天井高に対応していますので、お部屋の高さにぴったり合わせられます。突っ張り式で、地震対策も万全。奥行17cmのスリム設計にすることで、圧迫感を軽減させています。

どこからでも簡単に出し入れができる 回転ブックラック7段

本体を360度回して使うことができる、4面×7段の回転ブックラックです。幅39cmのコンパクトサイズながら、コミックを280冊も収納できる優れもの。棚の高さに余裕があり、本を取り出しやすいのも嬉しいポイントです。カラーバリエーションはホワイト、ナチュラル、ウォールナットの3種類がありますので、お部屋の雰囲気に合わせてお選びいただけます。

使える大収納の新定番 深型扉付書棚 (幅81cm)

棚板の位置を1cm刻みで調節することができる、深型の扉付き書棚です。文庫本・コミック・単行本など、本の高さに合わせて棚を設置することで、空間を効率的に使うことができます。しっかりとした奥行きと、上下にセパレートされた扉は、使い勝手も抜群。本に限らず、あらゆるものを収納可能です。カラーバリエーションはダークブラウンとホワイト、サイズは2種類からお選びいただけます。

余った空間を効率利用 1cmピッチ大容量隙間ラック (幅16.5cm)

わずか16.5cmの隙間に、約300冊の文庫本を収納することができる、夢のような本棚です。棚板は1cm刻みでの調節が可能ですので、空間を無駄なく使えます。本棚をスムーズに引き出せるよう、底には6個のキャスターをつけました。取付位置を3か所から選べるブックスタンドも気が利いています。カラーバリエーションはホワイト、ナチュラル、ダークブラウンの3色をご用意しました。

スリムなのに大容量たっぷり収納可能 ダブルスライドラック ホワイトウォッシュ

前後に棚をつけることで、コンパクトさと大容量を両立したダブルスライドラック。前の棚を左右に動かして、奥の棚のものを出し入れできます。付属の連結金具を使って、同じラックを2つ、安全に重ねることも可能です。ホワイトウォッシュの軽やかな色合いが、圧迫感を軽減してくれるのも嬉しいポイント。お部屋の雰囲気を邪魔しない、シンプルで使いやすい優等生ラックです。

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!