落ち着く部屋を作るために知っておくべきリネンカーテンの遮光性

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

リネンカーテンは光をお部屋に優しく通し、温かな雰囲気にしてくれ、天然素材ならではのムラのある生地が魅力です。ですが真っ暗な中で眠りたい場合や、プロジェクターで映画鑑賞をしたい場合ではシアタールームではカーテンに遮光性がないと困る場合があるでしょう。そこで今回は、落ち着く部屋を作るために知っておくべきリネンカーテンの遮光性について解説させていただきます。ぜひ最後までお読みください。

リネンカーテンの特徴と遮光性

リネンカーテンは、さらっとした手触りが特長の素材で、使えば使うほどに柔らかくなり、味わいが増していきます。そんなリネンカーテンの特徴と遮光性を詳しく説明します。

リネンカーテンの特徴

リネンを使ったカーテンは、天然素材ならではの味わいや特徴があります。リネン素材のメリットといえば、耐水性や耐熱性があること、吸水性や吸湿性、通気性に優れていること、丈夫で永く使えること、使えば使うほど手触りが柔らかくなることです。

リネンは「麻」なので、丈夫で通気性に優れているため、コーヒー豆などを入れる麻袋にもよく使用されています。ですがその一方でリネンのデメリットは、水分量の変化でサイズが伸び縮みしてしまうことです。シワになりやすい素材であるため、お手入れの際は注意が必要です。

リネンカーテンの遮光性

結論から言うと、リネンカーテンは非遮光タイプの物が多いです。リネンは天然素材であり、カーテンとして使用する場合は、自然な光を取り入れて、お部屋を温かな印象にします。そんなリネンの素材感を活かすため、カーテンはわざと薄手で作られていることが多いのです。

そのためリネンカーテンは光をほどよく通す一方で、1級遮光や完全遮光などの遮光性は期待できません。しっかり遮光して真っ暗な空間を作りたいなど、高い遮光性を求めている方は、リネンカーテンを購入する前にしっかり検討してください。

種類別カーテンの遮光性

リネンカーテンは非遮光タイプのものが多いのですが、実際にはどれくらい日差しを通すのでしょうか。種類別で見てみましょう。

リネン100%カーテン

リネンカーテンの中でも、ホワイトなどのナチュラルカラーは特に人気のカラーです。ナチュラルカラーのリネン100%カーテンは、柔らかく優しく光を通し、ムラのある素材感が際立ちます

ほどよく光を通すからこそ、リネンならではの豊かな表情を楽しむことができるのでしょう。

リネン混非遮光カーテン

リネン混カーテンの遮光度は、リネン100%カーテンとそれほど大きな違いはなく、リネン混非遮光カーテンも優しく光を通します。

少し暗いダークカラーのリネンカーテンであれば、全体の色が薄いので、リネン100%カーテンよりも日差しをガードすることができます

1級遮光リネンカーテン

厚手の1級遮光リネンカーテンは、ナチュラルカラーでも日差しをしっかりガードし、リネン特有の豊かな表情はあまり感じられません。暗いダークカラーの1級遮光リネンカーテンは、落ち着きのある空間に仕上がるので、書斎や寝室におすすめです

完全遮光ほどの高い遮光性を求める方には少し物足りなく感じるかもしれませんが、ほどほどに暗くなれば大丈夫という方には、十分な遮光性です。

リネンカーテンの遮光性を高めたい時の対処法

リネンカーテンの遮光性を高めたい時の対処法をご紹介します。カーテン購入後でも出来る方法もあるので、ぜひ取り入れてみてください。

大きいサイズを注文する

リネンカーテンの遮光性を高める場合は、注文する際のサイズに気を付けなければなりません。リネンは天然素材であるからこそ、水分量などによって生地が伸び縮みしてしまうため、洗濯だけでなく空気中の湿度によってもサイズが変わってしまうことがあるのです。もしぴったりのサイズ感で注文してしまうと、生地が縮んでしまったときに端から光漏れをしてしまうかもしれないので、縮むことを見越して大きいサイズを注文することをおすすめします

幅にゆとりを持たせることで、ひだの重なりが大きくなり、遮光性も高めることができるので、丈をわざと長めにしてカーテンの裾が床につくようにするパンドリングスタイルがおすすめです

裏地を取り付ける

すでにカーテンを購入してしまっている場合は、リネンカーテンに裏地を取り付けてみましょう。裏地を取り付けることで、外からの光をしっかりガードすることができます。

裏地は遮光性だけでなく、遮熱性や防音効果などの便利な機能もプラスできるので、欲しい機能性を考えながら選んでみましょう

ブラインドやロールスクリーンと併用する

ブラインドやロールスクリーンと併用する方法もおすすめです。窓側にブラインドやロールスクリーンを取り付けることで、遮光性をプラスすることができます。さらにどちらもフラットなシルエットをしているので、リネンカーテンの揺らめきを邪魔することがありません。

ロールスクリーンであれば、完全遮光生地もあるので、遮光性を高めることができます。ブラインドであれば、羽の角度を調節することで日差しをコントロールすることができるので、併用して使ってみてください。

まとめ

以上、落ち着く部屋を作るため作るために知っておくべきリネンの遮光性について解説させていただきました。リネンカーテンは、程よい透け感と柔らかな表情が魅力なので、遮光性は高くありません。寝室やシアタールームなど、高い遮光度が欲しい場所には不向きなので注意が必要です。ですが遮光性が欲しい場合の対処法によって、リネンカーテンを楽しむこともできますので、リネンカーテンがお好きな方はぜひ試してみてください。

おすすめの商品

ナチュラルなお部屋にぴったりのリネンカーテンを5つご紹介させていただきます。色や風合いが少しずつ異なっているので、柔らかな光を注ぐお気に入りのリネンカーテンをお選びください。

[幅150cm]優しい印象に風も喜ぶ天然素材リネン100%カーテンベージュ

毎日の暮らしにやさしい光を与える、天然素材リネン100%のカーテンです。リネンならではのナチュラルな手触りが魅力で、世界最高品質のフランス産フラックスを使用した上質なカーテンです。日本の縫製工場で丁寧に作成されているので、使い込むことで風合いが増し、リネンを永く楽しむことができます。光との調和で、ほっこりするような優しい透け感が特徴です。リネンの繊維に含まれるペクチンという成分が、表面をコーティングしているので表面がとても柔らかく、抗菌性に優れているので、清潔な状態を保つことができます。

[幅150cm]ナチュラルなやさしさ天然素材のリネン100%カーテン 原色

ナチュラルな手触りで、お部屋をやさしくほっこりとした空間に仕上げる、天然素材のリネン100%のカーテンです。世界最高品質と言われるフランス産のフラックスが100%使用されており、無漂泊の自然な麻色が特徴の生地です。軽やかであるもののほどよい厚みがあるので、ほとんど透けはありません。細い繊維でできているリネンは、夏は熱を発散しサラサラと、冬は空気を含み暖かい点が特徴で、他の自然由来の天然素材と比較しても非常に丈夫です。汚れが付きにくく落ちやすいという性質や、抗菌性があることなども嬉しい魅力です。

[幅100cm]素材感が柔らかい自然な印象天然素材リネン100%カーテン原色

柔らかい光でお部屋を彩る、天然素材リネン100%のカーテンです。リネンは細い繊維でできているので、夏はしっかり熱を発散し、冬は空気をしっかり含むので、オールシーズン快適におつかいいただけます。リネンは天然素材の中でも最も丈夫と言われており、摩擦にも強いので、洗濯しても傷みにくく、上質なリネンは使えば使うほどに強度や風味が増していきます。風合いや質感、色の変化を楽しませてくれ、時間と共に少しずつ変化していくあなただけのリネンカーテンは、毎日の暮らしに彩りをプラスしてくれます。

[幅150cm]優しい風洗濯機で洗える天然素材リネン100%カーテンホワイト

やさしい光でお部屋を包む、ナチュラルな手触りのリネンカーテンです。天然素材の中でも特に人気があるリネン100%で作られており、非常に上質なカーテンです。光が柔らかく見える天然素材と生地のシワ感が、リネンの魅力で、自然素材の内装やナチュラルなインテリアにマッチします。厚すぎない生地なので、レースとの相性も抜群です。使うごとにクッタリとした柔らかい肌ざわりを生み出してくれるので、どんどん増していく風合いもお楽しみください。

[幅100cm]天然素材のやさしさ天然素材リネン100%カーテンホワイト

どんな空間でもどんなシチュエーションでもナチュラルな印象になるリネンで作られた、手触りの優しいカーテンです。リネンカーテンにすることで、おしゃれなカフェや雑貨屋さんのような雰囲気になります。真っ白で明るく清々しいカラーと、リネンならではの素材感が、海辺のカフェや雑貨屋さんのように仕上がります。一枚でお部屋がおしゃれにレベルアップすることが魅力的なポイントです。外から入る日差しがリネンを通すことで、木漏れ日のような柔らかい光りに変わります。

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!