コンテナガーデンには空きペットボトルがおすすめ！

コンテナガーデンとは名前の通りで、コンテナに植物を植え付けてガーデニングを楽しむ方法です。しかし同時に、コンテナだけではなく、ブロックやレンガで作った花壇やハンギングを使った方法、鉢に植え付けた観葉植物を室内に飾ることなど、幅広い方法を指す言葉でもあります。

広い庭の全体をコーディネートするのではなく、コンテナや鉢、プランター単位でガーデニングを楽しむ方法なら、すべてがコンテナガーデンということに。そう考えると、誰もが一度は経験のある身近なガーデニング方法ではないでしょうか。

コンテナガーデンなら、環境に応じてコンテナの大きさや数を変えられるので、庭が狭くても広くても同じように楽しむことができます。また、庭以外にも玄関前や室内でも楽しめることも魅力。庭がない方でも気軽にガーデニングに挑戦できますね。

初心者の場合、庭全体のコーディネートをするには広すぎて難しいと感じることも。コンテナガーデンなら、小さなプランターや鉢、コンテナなど、箱単位で考えれば良いのでイメージしやすく初心者でも難しくありません。また、1つのコンテナを複数組み合わせて、植物を少しづつ増やすことができるのも初心者に向いている理由です。

コンテナガーデンは気軽に場所を変更できるのも魅力です。移動できることによって、四季の変化によって環境を変えたりレイアウト変更をしたりと、植物の管理がしやすくなるでしょう。

また、花の鑑賞時期が異なる植物をコンテナごとに分けて植え付け、花が咲く時期に合わせてコンテナの位置を入れ替えるのもおすすめ。リレー形式で咲いていく花を順番に楽しめ、位置を入れ替えることで花が一番引き立つレイアウトを楽しめます。

コンテナを購入しようとすると、園芸店やホームセンター、100均などに足を運ぶ必要がありお金もかかります。しかし、ペットボトルなら、近くのコンビニやスーパー、自動販売機でも手に入りますし、すでに家にあるという方もいるでしょう。新しく植物を植えたいと思ったときにすぐ準備できるのが大きなメリットですね。

コンテナガーデンは寄せ植えをする方が多いですが、花の種類や数によっては初心者には難しい場合も。ペットボトルを使う場合、1つのペットボトルに1種類ずつ植物を植え、できたものをコンテナに入れて行くだけで寄せ植え風のコンテナが作れます。また、花の時期が終わったり花のメンテナンスをしたいときに1つずつ取り出して管理ができるのも便利です。

お花の種類が増えたり家庭菜園がしやすい時期は、様々な種類の植物を育ててみたくなるものです。しかし、ガーデニングに適している春～夏に使った多くの鉢が、冬になると空いてしまうという方は多いのではないでしょうか。そんなときにも、ペットボトルのコンテナなら気軽に捨てることができます。使わない鉢を収納しておく余裕がないという方に特におすすめです。

コンテナガーデンといえば、木製コンテナを思い浮かべる方もいるでしょう。木製コンテナは、カントリー風の庭をデザインでき、ガーデニングのイメージにピッタリのコーディネートになりおすすめです。もちろん、そのまま土を入れて植え込むこともできますが、ペットボトルと一緒に使うと管理や寄せ植えが楽にできますよ。

ペットボトルを使う場合はまず、コンテナの高さに合わせてペットボトルをカットし、1つのペットボトルに1種類ずつ植物を植えます。次に、植物を植えたペットボトルをコンテナに並べていくだけ。この方法なら、寄せ植え作業や植物の管理がしやすくなります。

「ペットボトルのコンテナなんておしゃれじゃない！」と思っている方は、ぜひ、こちらの方法を試してみてください。その方法とは、ペットボトル部分を覆うように麻布や麻袋で巻くだけ。100均に売っている麻袋に入れるだけでもおしゃれですし、横向きにしたペットボトルを麻布で巻き、両端をキャンディ型に結んでも素敵です。

ペットボトルなら自分で好きな形にできるので、ハンギングタイプのコンテナガーデンを作ることも可能です。ペットボトルに穴をあけてフックで簡単に吊るしたり、ペットボトルを麻紐で括っておしゃれに吊るしたりと、アイデア次第で見た目は様々。ペットボトルの上部と正面をカットし、両面から植物が見えるように植えるととっても素敵なので試してみてくださいね。