畳の部屋にタイルカーペットを敷くときの注意点と選ぶときのポイント

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

畳の部屋にタイルカーペットを敷きたいけれど、カビやダニが気になるということがあるでしょう。実際に畳の上にカーペットを敷くと、畳の通気性が悪くなってしまうので、相性が悪いと言われています。そこで今回は、畳の部屋にタイルカーペットを敷くときの注意点と選ぶときのポイントをお教えします。タイルカーペットを敷きたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

畳の部屋にタイルカーペットを敷いても大丈夫?

畳とカーペットは相性がよくないからこそ、さまざまなトラブルに繋がりやすいので、心配になってしまいます。畳の上にタイルカーペットを敷いても良いのか、リスク共に考えてみましょう。

畳の部屋にタイルカーペットを敷くリスク

畳の上にタイルカーペットを敷くことは、絶対に大丈夫というわけではありません。畳の原料であるい草が調湿効果に優れており、湿度を吸収したり放出したりしています。だからこそカーペットを敷くと通気性が悪くなり、カーペットの下に湿気がこもりやすくなってしまい、カビやダニの発生リスクが高まります。特に梅雨時期には注意が必要です。

また、下地にぴったり吸着したり、貼り付けたりするタイプのタイルカーペットは、ズレにくくて便利なのですが、畳の表面を傷めてしまう可能性があります。

上手に活用できる場合もある

畳の上にタイルカーペットを敷くと、トラブルに繋がりやすい可能性もあるのですが、実際には上手に活用できる場合も多いのです。こまめな換気や定期的な掃除により、畳の上で長い間タイルカーペットを敷いて生活しても、カビやダニに悩まされないことも多いのです。むしろ家具の重みで畳が傷つくことや、椅子のキャスターによる傷みを防げることができるのです。

使用する環境にもよりますが、タイルカーペットを上手に活用することもできるのです。

畳の上にタイルカーペット敷く注意点

畳の上にタイルカーペットを敷く際は、事前に注意点を覚えておきましょう。

部屋を採寸する

タイルカーペットは種類によって、幅が若干異なるので、必要な枚数を知るためにも、部屋を採寸し、欲しいタイルカーペットの幅が何cmなのか、ということを確認しておきましょう。

部屋の寸法をメジャーで計測し、柱がある場合は柱の大きさなども計測します。

畳の汚れと湿気を取り除く

タイルカーペットを準備することができれば、畳の上をしっかり掃除してください。畳に掃除機をかけ、埃や汚れを取り除きます。タイルカーペットと畳の間にゴミがあると、それがダニやカビのエサになってしまうので、ゆっくり丁寧に掃除してください。

畳がきれいになったら、窓を開けてしっかり換気し、畳の湿気を乾かしておきましょう。

部屋の中心線から均等に敷き詰める

タイルカーペットは部屋の端から敷き詰めることもできますが、端の切り落とす部分のバランスが悪くなってしまうので、美しく敷き詰めたい場合は、部屋の中心線から均等に敷き詰めましょう。部屋の縦幅と横幅を算出し、中心線を敷き、それにそって仮敷をしてみてください。

端のタイルカーペットの幅が小さすぎる場合は、中心の線を調整しましょう。

新しい畳には注意する

新しい畳の上にタイルカーペットを敷く場合は、より注意するようにしましょう。新しい畳のい草には水分が含まれていることが多いので、そのまま使ってしまうとその水分により、カビやダニが発生しやすくなります。

また、畳はい草が日焼けすることを防ぐため、泥染めという加工も行っているので、新しい畳には泥も残っております。タイルカーペットを敷く前に、乾いた布で何度か乾拭きをし、水分や泥埃を取り除き、湿気を取っておきましょう。

畳の上に敷くタイルカーペットを選ぶポイント

畳の上に敷くタイルカーペットは、どのようなタイルカーペットを選べば良いのでしょうか。畳だからこそ注意したいポイントだからこそ、これらを踏まえてお選びください。

吸着タイプはNG

タイルカーペットの裏面が滑り止めのみの場合、ズレそうで心配だったり、しっかりくっつくタイプが良いと思うかもしれませんが、吸着タイプの場合は、剥がす際に畳の表面が傷んでしまったり、そもそも凸凹にうまく貼り付けられない可能性もあります。

もし滑ることが心配ならば、敷き方に工夫してみましょう。部屋全体に隙間なく、きっちり敷き込むことで、ズレの心配がなくなります。タイルカーペットはセルフカットできるタイプも多いので、お部屋の形に合わせてぴったりフィットさせてください。

防ダニ・抗菌機能

畳の上にタイルカーペットを敷くと、ダニやカビが発生する可能性が高まります。ダニやカビに悩まされる前に、事前に防ぐための対策をしておくことが大切です。

ダニやカビのリスクを出来るだけ抑えるため、防ダニや抗菌機能が備わっているタイルカーペットを選んでください。

まとめ

以上、畳の部屋にタイルカーペットを敷くときの注意点と選ぶときのポイントをお教えしました。畳にタイルカーペットを敷くとなると、ダニやカビによるトラブルが心配だからこそ、もし小さなお子様やアレルギーの方がご家族にいらっしゃる場合は、慎重に検討しなければなりません。使用する環境によっては問題なく快適に使える場合があり、上手に活用することで非常に便利なアイテムなので、ぜひこの記事を参考に、タイルカーペットを検討してみてください。

おすすめの商品

おすすめのタイルカーペットやカーペットなどを5つご紹介させていただきます。どれも上手に活用しやすいおすすめのアイテムばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

[50×50]防虫・防カビタイルカーペット16枚入りグレー

高機能な16枚セットのタイルカーペットです。接着剤などを使わず、敷き詰めるだけのタイルカーペットなので、部分的な張り替えも可能です。汚れた部分のみを取り外して使うことができるので、お手軽にお手入れをすることができます。裏面にある矢印の方向を合わせて敷くことで、目地が揃い、きれいな仕上がりになります。安全なアース製薬の薬剤が使用されているので、気になる害虫対策にもおすすめです。防虫、防カビ、抗菌機能により、清潔な状態を保つことができるので、お子様やペットのいるご家庭でも安心してご使用いただけます。

[50×50]防虫・防カビタイルカーペット16枚入ブラウン

防虫、防カビ、防炎、抗菌、防臭、制電の6つの機能が備わっているタイルカーペットです。16枚セットになっているので、お部屋のサイズに合わせてレイアウトすることができます。貼ったり剥がしたりの作業が非常に簡単で、汚れてしまった場合はその部分のみを取り外して洗うことができるので、お手入れがしやすいことも嬉しいポイントです。ブラウンカラーは非常に使いやすく、敷くだけで床の汚れを防ぐことができるので、フローリングにもおすすめです。

自分だけのオリジナルスタイル自由に組み合わせて使える六角形ラグ

組み合わせ自由で、自分だけのオリジナルを作ることができる六角形ラグです。毛足が5mmのソフトなタッチ感で、しっかりとした厚みと優しい毛並みがポイントです。ドット形状の滑り止め加工がされており、少ない設置面でもしっかりグリップします。畳だけでなくフローリングにもやさしいので、お好きな場所に使うことができます。様々なシーンでお使いいただけるので、空間のアクセントとして活用してください。明るい色合いからシックな色合いまで幅広くご用意しているので、お好きなスタイルでカラーの組み合わせをお楽しみください。

和室にも洋室にも合うジャパニーズモダン洗えるPPカーペット江戸間

丸洗いできて汚れに強いカーペットです。見た目が上敷きのジャパニーズスタイルで、和室にも洋室にも、ペットがいるお家にもおすすめのアイテムです。ビニールのような素材で作られており、水や汚れをはじく撥水仕様で、圧倒的に汚れに強いことが魅力です。汚れがひどい場合は丸洗いすることもでき、乾きやすいのでお手入れが簡単です。またカビが発生しないものを使っているので、カビを食するダニなども寄り付きにくく、肌の弱いお子様にもおすすめのカーペットです。4色展開がされているので、お部屋に合わせてお選びください。

軽くて汚れに強いポリプロピレン素材を使用したユニット畳

床の上にサッと敷くだけで、手軽に畳の空間が完成するユニット畳です。軽くて汚れに強いポリプロピレン素材で作られており、手軽にお部屋をプチリフォームすることができます。もし飲み物などをこぼしてしまっても、水をはじくので汚れが付きにくく、お手入れが簡単です。お子様やペットのいるご家庭にもおすすめです。ポリプロピレンはカビが発生しにくくとても丈夫で、自然素材ではないので傷むこともありません。夏はそのままくつろぐことができますし、冬は冷たいフローリングからの冷気をしっかりシャットアウトします。

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!