壁や棚の突っ張り棒の付け方は?意外に知らない正しい付け方を解説
壁や棚の中など、突っ張り棒は何かと便利なアイテムとして人気です。100均でも手軽に購入できるメリットもありますが、正しい突っ張り棒の付け方を知らない人は意外に多いです。正しい付け方を知らないと、落下してしまうこともあり、取り付けていたものが壊れるなどの被害が起こりますよ。しっかりとした強度を得られる、正しい付け方などについて解説していきます。
壁や棚に付ける突っ張り棒のメリットとは?
壁や棚に付ける突っ張り棒には、どのようなメリットがあるのか気になります。取り付けることで得られるメリットはたくさんありますので、今まで取り付けるべきか悩んでいた人は、次のメリットを確認して取り付けに挑戦してみてくださいね。
手軽に購入できるアイテム
突っ張り棒は手軽に購入できるアイテムです。100均などでも手軽に購入できますので、コストをかけることなく収納スペースなどを簡単に作ることができますよ。
高価な突っ張り棒もありますが、軽いものをひっかけるくらいであれば、100均のものでも十分な効果を得ることができます。
デッドスペースを活用できる
突っ張り棒は、さまざまな太さが用意されています。幅のサイズも豊富なため、ちょっとしたデッドスペースにぴったり設置できるのも突っ張り棒の魅力と言えます。
デッドスペースを活用することで、今まで収納が難しかったものがすっきりと、そしておしゃれに収納できますよ。新たな収納スペースが突っ張り棒で増えることで、生活の楽しさも生まれますよ。
おしゃれな雰囲気の部屋を作れる
突っ張り棒を活用することで、おしゃれな雰囲気の部屋にすることもできます。キッチンのフライパン返しやおたまなど、収納が難しいアイテムも突っ張り棒に引っ掛けて収納するだけでおしゃれな見た目になりますよ。
突っ張り棒は、さまざまなカラーバリエーションが展開されていますので、その収納場所の雰囲気にマッチしたカラーを選ぶことができますよ。
壁や棚に付ける突っ張り棒のデメリットとは?
優秀なアイテムの突っ張り棒にも、デメリットはあります。ただ、しっかりと突っ張り棒のことを理解して取り付けることで、そのデメリットも回避できますよ。突っ張り棒のメリットだけでなく、デメリットについても知っておいてくださいね。
強度に不安を感じる
突っ張り棒を使ったことがある人なら、強度が少したりないと感じたことはありますよね。突っ張り棒によっては、軽いものしか引っ掛けることができないくらいの強度しかないタイプもあります。
棒が細いタイプは突っ張る力が弱いため、重たいものを引っ掛けることはできません。重たいものを引っ掛けるなら、少し高価になってもしっかりと強度のある突っ張り棒を購入することが重要です。
壁にダメージが起こることもある
壁や棚に突っ張り棒を取り付けた場合、長期間の設置により壁や棚にダメージが起こることがあります。壁紙が凹んだり、突っ張り棒のゴム部分の色が付いてしまったりします。
こうしたデメリットもありますので、取り付ける部分にクッション材などをあてがうなどの工夫をしてみてくださいね。
突っ張り棒の正しい付け方とは?
突っ張り棒は正しく付けるからこそ力を発揮します。反対に正しく付けなければ設置したものが落下して破損することもありますので、必ず壁や棚への正しい付け方を知っておいてくださいね。
突っ張り棒には2パターンある
まずは突っ張り棒には大きく分けて2パターンあることを知っておいてくださいね。突っ張り棒にはバネ式とジャッキ式とがあります。バネ式は突っ張り棒の棒の中にバネが入っており、棒を回すことでパイプが伸びたり縮んだりします。また、棒の先を押すことでも棒の伸び縮みができるようにもなっています。ジャッキ式はあらかじめパイプの長さをネジにより固定したうえでジャッキの伸び縮みで圧着して固定させるのが特徴です。
バネ式の取り付け方
バネ式はパイプを回して長さを調整しますので、まずは壁や棚などの突っ張る部分の長さに合わせます。そしてその長さからさらに、数センチ伸ばします。その状態で突っ張り棒の端を押してバネを圧縮して取り付けます。
回しながら幅を合わせて固定するのではなく、突っ張り棒の端を押してバネを縮めて取り付けるのが大きなポイントです。こうすることで、より高い強度の取り付けが可能になりますよ。
ジャッキ式の取り付け方
ジャッキ式はまずは突っ張る長さまでしっかりとパイプを引き出します。長さが決まれば付属のネジを回して固定します。
突っ張り棒の端にあるグリップを回すことで突っ張り棒の長さが調整できますので、強度が保てるまでグリップを回してくださいね。ジャッキ式はバネ式よりも取り付けが楽に感じますよ。
突っ張り棒の取り付けの際の注意点とは?
突っ張り棒を実際に取り付ける際には、注意すべきことがあります。大切なものを引っ掛けていたときに突っ張り棒と一緒に落下して破損してしまったというトラブルが起こらないように、取り付けの際の注意点は必ずチェックしておいてくださいね。
強度重視ならジャッキ式が有利
強度を重視するなら、バネ式よりもジャッキ式の方が有利です。しっかりと固定できるだけでなく、ジャッキ式の方がパイプサイズが太いことが多いため、重たいものにも対応できますよ。
ただ、バネ式よりもジャッキ式の方が構造が複雑なため高価な場合がほとんどです。
洗濯物などの重たいものを引っ掛けることを想定するときには、迷うことなくジャッキ式の方の購入をおすすめします。
強度がしっかりと確保できているかをチェックする
突っ張り棒を取り付けた後は、必ずしっかりと取り付けられているかをチェックしてくださいね。突っ張り棒を手で押すなどして、落下しないかどうかを確認します。
引っ掛けるものがどのくらい突っ張り棒に負荷がかかるのか確認しておくことで、その突っ張り棒の限界を知ることができます。
ただ、時間とともに徐々に傾いて落下することもありますので、余裕を持たせて引っ掛けることをおすすめします。
まとめ
突っ張り棒を正しく取り付けている人は少ない傾向にあります。正しく取り付けることで、突っ張り棒はとても便利なアイテムになってくれますよ。大切なものが落下して破損しないように、解説した内容をもう一度チェックして正しい突っ張り棒の付け方を理解しておいてくださいね。
おすすめの商品
突っ張り棒と合わせることで便利に活用できるおすすめの棚をご紹介します。収納スペースが少なくても、突っ張り棒を取り付けることで新たな収納スペースが生まれるだけでなく、おしゃれな見た目も得られますよ。おすすめの棚についてご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
明るく清潔感があり大容量の収納力溢れる ホワイト食器棚
こういった収納棚の中に、上手に突っ張り棒を入れ込んでみてくださいね。十分な収納力のある棚ですが、突っ張り棒を入れ込むことで、さらに収納スペースが広がりますよ。キッチンにある小物で、イメージ通りうまく収納できないものがありますよね。収納スペースを突っ張り棒で作ることで、こうした収納棚もより便利に活用できますよ。
バイカラーがオシャレな大容量のブックシェルフ 引き出し付き本棚
さまざまなものが収納できる棚です。本棚としてがメインですが、使い方次第で趣味の小物なども収納できますよ。引き出しもありますので、普段は外から見せたくないものも収納できます。こうした収納棚を設置した隣にデッドスペースがある場合は、突っ張り棒を付けて新たな収納スペースを設けてみてくださいね。フックなどを付ければひっかけれる収納スペースが生まれます。
豊富な収納力 シューズ&ストッカー ブラウン (幅90cm)
シューズ入れと突っ張り棒も相性が良いです。シューズ入れの広めのスペースに短い突っ張り棒を奥に入れ込めば、そこへシューズを収納できます。縦に収納できますので扉を開いたときに見やすくなりますよ。ちょっとした工夫ですが、これだけで生活が楽しくなります。デッドスペースの活用にもなりますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
突っ張り式奥行きスリム クローゼットハンガーラック ロータイプ (ワイド)
クローゼットと突っ張り棒との相性もとても良いです。きっちりと服などを収納したと思っても、しっかり探せばクローゼットの中にもたくさんデッドスペースがありますよ。そうしたデッドスペースを埋めてくれるのが突っ張り棒です。長めの突っ張り棒を用意して設置すれば、まだまだ収納スペースができあがります。工夫して設置してみてくださいね。
トイレットペーパーホルダー ストックタイプ ナチュラル
トイレの中にも突っ張り棒を活用できるスペースはありますよね。かわいいおしゃれなトイレットペーパーホルダーを設置したら、さらにたくさんトイレットペーパーをストックできるスペースを作ってみてくださいね。細めの突っ張り棒を2本設置すれば、トイレットが置けるスペースができあがります。強度が少ないバネ式でもトイレットペーパーほどの重量のため問題ありませんよ。