リビングを憧れのナチュラルモダンに【Only Youな3つのポイント】

床がフローリング、壁紙はホワイトやベージュが基本で、木の質感が感じられる無垢材の家具が理想です。ただ最近では、無垢材を薄く切った突板や木目をプリントしたシートを、集成材やパーティクルボードに貼ったお手頃感の家具もたくさんあります。こだわりに合わせて選ぶとよいでしょう。

観葉植物なども必須ですね。クッションやカーテンなどのファブリックも綿や麻など天然素材を取り入れると、よりナチュラル感が増します。そこに金属・ガラス・直線的な要素を加えるとナチュラル感の大きいナチュラルモダンができ上がります。

床・壁を除き、モダン要素3割くらいを目指すと、温かさにスタイリッシュな雰囲気がプラスされます。

モダンにはシンプルでムダのない要素が不可欠です。壁紙は白、薄いグレーなどが合わせやすく、直線的なもの・ガラス・金属を取り入れるとシンプルな機能性が強調されます。

美しさと機能性を備えたデザイナーの家具などは存在感が強く、1点取り入れるだけでモダン要素が格段にアップします。ナチュラル感を加えるには、自然素材や観葉植物が効果的。ブラインドであれば木目を感じさせるものもおススメです。

日本はナチュラル基調の箱モノが多いので、床・壁を除き、ナチュラル要素は2割くらいでも、ほどよいリラックス感がプラスされたモダン感の強いナチュラルモダンができ上がります。

床・壁を除き、5：5が基本ですが、床が硬質な石系の場合は自然素材や丸みのあるものを多めにするとバランスが取れます。

シンプルで温もりある木製や布製のものが多く、白、ベージュ、グレーなどを基調にしています。そこにアクセントカラーを用いたり、デザインアイテムを取り入れたりして楽しむことも忘れません。

北欧スタイルの背景には美しく厳しい自然があります。冬の日照時間が少ないなど、自然条件が厳しい中、キャンドルをともしたり、お気に入りのチェアで読書をしたりする「暮らしの豊かさ」が生活において大切なのです。

白基調の室内にシンプルでスッキリとした明るい木製の家具が基本。白系もおススメです。最近では白系のフローリング材もよく見かけるようになっていますが、その場合は家具も白系木質でまとめて好みのアクセントカラーを加えてみましょう。

ビビッドカラーもお部屋を生き生きとさせますがその場合は全体の1~2割くらいで十分です。ほんの少しステンレスなどで金属を感じさせ、観葉植物でグリーンをプラスすることも忘れずに。

インダストリアル(industrial)とは直訳すると「工業的」という意味で、実用性を重んじる1920年代のアメリカがその発祥ともいわれています。

金属や木材を使用しながら、気取らず飾らず自由につくり上げていくスタイルです。ちょっと懐かしさも漂う「男前」のイメージですが、最近では女性にも人気があります。

DIYが取り入れやすいスタイルなので、壁の一部にコンクリートやタイル系の壁紙等を使うと、かなりインダストリアルな雰囲気になります。賃貸の場合などはスチール×木の棚などでも十分です。ナチュラルモダンの雰囲気を残すためにもラフな木の質感を感じさせるものは多めにし、金属系、レンガ系の割合をほんの少し加えると無骨だけどカッコイイ系のインテリアになります。

細いアイアン製の家具などを使用すると、繊細さがプラスされ若い女性にピッタリの新しい雰囲気に。

伝統的な「和」のスタイルは、畳や障子など自然素材を多用したナチュラルな部分と余計なものは何一つ出しておかない究極のシンプルさで構成されています。

建具、畳の形などは直線的で、モダンな部分をすでに内包していると言うことができ、ナチュラルモダンとの相性はバッチリ！

現代風の琉球畳や色のついた畳などを使用し、スッキリした木目の生きた直線的デザインのアイテムを置くだけで「和」のナチュラルモダンができ上がります。四角張ったちょっと年季の入ったチェストなどもよく合います。

家具の入れ替えは好みのスタイルに近づける一番の近道！と分かっていても予算の関係上そう簡単にはいかない、という方も多いのではないでしょうか。

ポイント②で挙げた点を踏まえ、ネットで調べたり、店舗に足を運んでみたりしながらじっくりと吟味しましょう。

北欧テイストのファブリック製品や、木製のシンプルで愛らしいテイストの動物や鳥の置物が1、2点あると北欧感がグッと増します。ぽってりしたキャンドルも温かい雰囲気を醸し出してくれますよ。

木質とアイアンなどをミックスしたものが一つあるともうインダストリアル。機能性を追求したペンダント型の照明やスタンドはより無骨なカッコよさを際立たせますね。

 和紙や竹でデザインされた照明器具は「和」の粋を感じさせモダンな仕上がりに。床の間には、掛け軸の代わりに縦長のモダンアートを飾ると雰囲気が一新します。

大きめの葉で穴の開いているモンステラなど存在感のあるものがよくマッチします。

狭さが気になる場合は、馴染み深いポトスやアイビーなどをシンプルな白い鉢植えに入れるだけでも北欧らしさを演出できます。ワイヤープランツなど小さめのものをいくつか置くのも一つです。

すらっとしたフィカス ベンガレンシスなどは、インダストリアルの無骨さを和らげてくれます。

また、最近人気のベンジャミン・バロックのクルン・ツヤッとした葉っぱは、可愛いナチュラルさと同時にツヤツヤの表面が硬質なモダンさを感じさせます。ツルっとした肉厚のハートホヤをブリキ缶にいれたりしても個性的♪

精霊が宿るといわれているガジュマルは茎がちょっと膨らんでいて不思議な感じですが、畳にもよく合います。

最近出回っているミニ盆栽やミニサボテンなども個性が際立ちます。また、エバーフレッシュの細い葉は松のお友達みたいな感じで和風ともマッチ度大！