癒し効果抜群のアースカラーで心安らぐリビングづくり♡

アースカラーは自然をイメージしたカラーなので、同じ自然の天然素材と相性がとても良くお部屋に馴染みます。天然木や無垢材の家具、インテリアと組み合わせるとホッと寛げる空間に。

天然素材は、木だけではなく、ヒヤシンス素材や竹、い草、など種類が沢山！例えば、天然木が映えるソファにアースカラーを組み合わせたり、ラグにい草やバンブー素材を取り入れたり、テーブルを天然木素材にしたりと、取り入れ方は実に様々。今ある家具にアースカラーを取り入れるだけでお部屋の印象が変わりますよ♪

自然にある植物はアースカラーそのもの。合わないわけがありませんよね。観葉植物はその中でも一際相性が良く、アースカラーとしてとぜひ取り入れてほしいアイテムです。シンプルな空間に存在感のある植物を置いても良いですし、テーブルやシェルフにアクセントで置いても優しい印象になります。

また、植物には調湿効果や目の疲れに効果があるといわれます。クリーンで快適に過ごしたいリビングにピッタリですね！観葉植物以外にプラスアルファで、差し色にお花を飾っても◎。

リビングの中が外の自然と調和していると一体感がでて開放感がでます。マンションのように庭がない場合は、外の景色といっても中々難しいかもしれません。そのような場合は、ベランダに植物を置いてみましょう。植物でも鉢植えでもOK♪

すだれでアースカラーを足しても良いですね。自然要素が増えて調和がとれ一体感がでます。お庭があり外の自然が見えるご家庭は、一度外の景色とのバランスを意識してみてくださいね。

どんなコーディネートでもそうですが、配色のバランスは重要です。ただやみくもにアースカラーを使えば良いだけではありません。配色のバランスが崩れると、見た目にばらつきがでてゴチャついた印象に…。

配色の黄金比率はベースカラー70％メインカラー25％アクセントカラー5％です。

壁紙や床のベースカラーに合わせて、メインのアースカラーを上手に取り入れましょう。ベースとメインのメリハリをつけると綺麗にまとまりますよ。

グリーンには心や体を癒してくれる効果があり、リビングにはぜひ取り入れたいカラーです。ソファやラグのファブリックに取り入れるのも良いですが、前述でもお伝えした通り観葉植物を活用すると効果倍増です。ポイントは、全体をグリーンにするのではなく、グリーンが映えるように使うこと。

せっかく癒し効果があるカラーですので、ぼやけてしまわないように気をつけましょう。大きめの植物だと、お部屋のどこからも見えてリラックス効果も高まりますね♪

アースカラーと聞いてまず浮かぶのがベージュではないでしょうか。優しい雰囲気や温もりのあるベージュは心地よい空間づくりにピッタリ♪天然木やリネンなど天然素材のインテリアにベージュ系が多いことから、コーディネートに取り入れやすいカラーです。

ベージュは光を拡散する効果があり、お部屋を明るく見せてくれるので、暗さが気になるリビングにおすすめ。また、刺激の少ないカラーなので、目にも優しく穏やかな気分にさせてくれます。

大地を思わせるブラウンは、空間にあるだけで安心感があります。ダークブラウンはシックで落ち着いた雰囲気に、ライトブラウンは優しく温かな雰囲気に、それぞれ異なった印象にコーディネート可能です。暖色との相性も良く、エネルギーを与えてくれるオレンジと組み合わせると、元気な雰囲気の中にブラウンのリラックス要素があって◎。

同じ色味だけを使うのではなく、色味の違うブラウン系で全体的にグラデーションをつけると上級コーディネートでおしゃれですよ♪

ピンクは平和や幸せ、愛情を表すカラーといわれ、見ている人に幸福感を与えてくれます。日本人に慣れ親しんでいる桜もピンクですよね。桜のように白に近い色から濃い色まで、ピンクはバリエーションが豊富。穏やかな幸福感で癒されるのはどのピンクでも同じです。

元々女性をイメージさせるカラーでしたが、アースカラーのピンクは派手にならず取り入れやすいことから、最近では男女問わずインテリアに多く使われています。リビングのように寛ぎ重視の空間では、淡い色目のピンクが落ち着いておすすめです。

リラックス効果があるブルーは気持ちを落ち着かせる鎮静効果があります。集中力を高める効果もあるため、お子さんがいるご家庭や、リビングでテレワークをしている方にもおすすめのカラーです。

濃淡をはっきり分けてアクセントでブルーを取り入れると上品な印象に。ソファやラグに取り入れて、全体的なカラーをブルーにすると爽やかな印象になります。

日本庭園にある石や瓦を思い起こさせるグレー。その雰囲気は重厚感があり落ち着いた空間に仕上げてくれます。グレーには苛立ちやストレスを和らげる効果もあります。疲れたときに見るとリラックスできることから、オフィスによく取り入れられているカラーでもあります。

グレーは他の色との相性が良いので、インテリアに取り入れやすいのが嬉しいですね。濃いグレーでまとめすぎると暗い印象になってしまいます。逆に薄いグレーでまとめるとぼやけた印象になります。暖色を取り入れるなど工夫して配色のバランスに気をつけましょう。

北欧テイストの基本はアースカラーです。無垢材を使った家具が多いため、アースカラーをインテリアのベースとして取り入れることで温かみのある北欧テイストに仕上がります。

木目を活かしたインテリア雑貨をプラスするだけで、より北欧テイストを演出できますよ♪差し色にビタミンカラーをプラスすると、癒しの中にもポップな雰囲気がありおしゃれです。

アジアンテイストは自然素材やアースカラーを使ってコーディネートすることが多く、自然の温かみを感じることができるテイストです。

ベージュやブラウンなどの落ち着いた色目を使うことが多いので、リゾートのような高級感のある雰囲気を演出してくれます。また、アジアンテイストの代表ともいえるウォーターヒヤシンス素材やアバカ素材との相性は抜群で、優しい自然素材がホッと寛ぐ空間に仕上げてくれます。

ナチュラルテイストはその名の通り自然素材がメインのテイスト。全体的に淡い色味や天然素材のインテリアを多く使い、明るく開放的な雰囲気が特徴です。

優しい色合いのアースカラーは、ナチュラルテイストに取り入れやすいのでコーディネートも比較的簡単にできますよ♪

日本家屋を思わせる和テイストは、植物や素材の色をそのまま活かした畳や木製家具が多く、アースカラーとの相性は抜群です。伝統とトレンドをミックスした「和モダンテイスト」にも多く取り入れられていますよね。

和テイストそのものがアースカラーということもあるので、あまり手を加えなくても自然と馴染みやすいスタイルです。和テイストは、素材感にバラつきがあるとゴチャゴチャした印象になるので、統一感を意識することがポイントです。

インダストリアルは、ベージュ、ブラウンを基調としたコーディネートで、コンクリートやアイアン素材を使うことが多いテイストです。

その無機質な印象から、アースカラーとは合わないと思われがちですが、実はアースカラーと相性が良いんです。アースカラーを組み合わせることによって、無機質な強い印象が和らぎます。モノトーンほどシックにならず、落ち着いた大人テイストに仕上げたい方におすすめです。