リビングにお仏壇は置けるの?メリットと気をつけたいポイントとは

みなさんのご家庭ではどちらにお仏壇を置かれていますか?昔はお仏壇といえば和室に置くのが定番でしたが、現在は和室自体が少なくなってきています。そこで、「フローリングのリビングにお仏壇を置いても大丈夫?」「お祀りしにくくない?」とご心配の方に、リビングにお仏壇を置くためのポイントについて解説します。
リビングに仏壇を置く前に
まずは、リビングにお仏壇を置く前に知っておきたいことがあります。
仏壇を購入するタイミング

お仏壇を購入するタイミングとは、たいていの場合は親族が亡くなった時、法要・法事の際ではないでしょうか。中には新築やリフォームした時、あるいは結婚を機に購入するという人もいるかもしれません。日本全国の約52%のご家庭にあるといわれるお仏壇。仏様に感謝し、ご先祖を供養する役割を持つお仏壇は長く大切にしたいものですね。
仏壇はどこに置いたらいい?

「全日本宗教用具協同組合」によると、お仏壇は家のどこにお祀りしなくてはならないという決まりはないとのことです。昔ながらの「仏間」というものがないご家庭では、リビングや寝室など、家人がお祀りしやすい場所でかまいません。
また、お仏壇の正面を「どの方角に向けるのが正解なの?」と悩む人もいるかと思います。極楽浄土の方向となる「西向き」や、陽が昇る方向となる「東向き」、高貴で敬うべき人が南向きに座るという、中国からの風習にならった「南向き」などは、多くの宗教施設が採用しています。ただ、そうは言っても住宅事情により思うようにならない場合がありますよね。そんなときは方角にとらわれすぎず、家族みんなが手を合わせやすい場所に設置しましょう。

リビングに仏壇を置くメリット
こちらではリビングにお仏壇を置くメリットについて考えてみましょう。
家族が集まりやすい

家族全員が集うリビングにお仏壇があると、みんなで自然に手を合わせたくなる環境が作れます。小さな子どもの頃からお仏壇に向かって手を合わせる習慣をつけることで、ご先祖様を敬う気持ちが生まれやすいのがいいですね。
管理がしやすい

リビングはダイニングキッチンなどの水回りと隣接していることが多いため、仏飯やお水、お供え花などのお世話が容易にできます。ろうそくの火やお線香の管理もしやすいので安心ですね。
子どもが怖がらない

小さい子どもにとって仏間のイメージは厳かで、「ちょっぴり怖い」と感じる場所かもしれません。しかし日常生活の場となるリビングの一角に設置していれば、子どもも安心して手を合わせることができます。

リビングに仏壇を置くときのポイント5つ
リビングにお仏壇を置くメリットについてお分かりいただいたところで、こちらでは設置する際に気をつけたい5つのポイントについて解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
湿気が少なく風通しのよい場所に

お仏壇は一般的に木で作られています。木は湿度の影響を受けやすいため、お仏壇はできるだけ湿気が少なく、風通しのよい場所に設置するようにしましょう。ただし風通しのよいところといっても、冷暖房の風が直接当たるところはお仏壇が傷みやすくなるため避けてください。
直射日光が当たらないように

直射日光が当たり続けるところにお仏壇を設置すると、日焼けによる変色や乾燥を起こしかねません。また、直射日光の他にも注意が必要なのが、リビングのテレビなど電子機器の上に設置することです。電子機器の音の振動や熱はお仏壇の劣化を早める可能性があるため、避けた方が無難です。
スペースは十分か

リビングでのお仏壇の設置場所を考える際は、高さや横幅、奥行きなどを正確に測ってから決めましょう。お仏壇はたいてい観音開きの扉になっていることが多いです。両側に扉を開けるためのスペースがあるかどうか、前方にお参りできるスペースが十分に確保できるかをご確認くださいね。
高さの目安

リビングにお仏壇を設置するにあたっては、高さも大切です。床や椅子に座ってお参りする場合は、ご本尊が「目線の高さよりもやや上に」くるようにしてください。立ってお参りする場合は、「胸の高さより上になるように」設置するとよいでしょう。リビングの床に上置タイプのお仏壇を直接置くのはNGなので、チェストなどの家具の上に設置して高さを調節してくださいね。
落ち着いてお参りできる工夫を

月命日やお盆などの法要の際には、リビングが僧侶や親族が集まる場所ということになります。これが生活感あふれるリビングにお仏壇を置くことの一番のデメリットだと言えるでしょう。
訪問した人からキッチンや食卓などが丸見えにならないような位置にお仏壇や家具をレイアウトしたり、法要時だけパーテーションなどを使った空間作りをしたりと、みんなが落ち着いてお参りできるような工夫をしてみてください。
まとめ
以上のように、リビングにもお仏壇を置ける理由がお分かりいただけたことと思います。仏様には「絶対にこうしなければならない」という決まりはありません。ご家庭ごとにお祀りしやすい設置場所をお選びになり、家族揃って手を合わせるひとときを大切になさってくださいね。
仏壇のあるリビングにおすすめの家具5選
仏壇のあるリビングにぴったりの家具をご紹介します。いずれもフローリングのリビングに馴染みやすいデザインの商品ばかりですので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
座ったままでもお参りできる高さで、大切な時間を快適に 仏壇チェスト




シンプルかつ高級感のあるデザインで、リビングにもぴったりの仏壇用チェストです。コンパクトなサイズなので、どんなスペースにも収まりやすいのがいいですね。レール付きのスライドテーブルは、開閉もスムーズだから使い勝手も◎。チェスト上に収まりきらない仏具の置き場に便利に使えますね。防湿性・防腐性に優れた桐材だから安心して収納でき、長くお使いいただけます。正座でも椅子でもお参りしやすい高さなのもポイントですよ。
4種の木材をカラフルに配置した可愛らしい 仏壇台チェスト




あまり重厚な感じでない方がお好みだという方には、こんな仏壇用チェストはいかがでしょうか。4種類の木目のコラボレーションがかわいいカントリーテイストで、北欧風のリビングにもぴったりですよ。それぞれの木目とカラーの織り成すやわらかな風合いで、リビングを明るく彩ってくれそうです。大小の引き出し付きで収納も万全♪表面加工はウレタン仕上げだから長くキレイを保ちます。脚付きなのでお掃除もしやすいですね。
木目調デザインで自然な木の温かみ感じる 幅60cm デスク(仏壇下台)




できるだけ省スペースなものをお探しの方におすすめなのが、こちらの仏壇下台としても使えるテーブルです。シンプル&コンパクトなデザインながら収納も充実。スライドレール付きテーブルと、さらにスライドレール付きの引き出し付きと、便利に使える工夫が施されているのがうれしいですね。さらにキャスター付きの収納タイプのスツールも付属しているので、収納力アップはもちろん座ってお参りしたい方にもおすすめです。2カラーからお選びくださいね。
和室にも洋室にも合う高級感のあるデザイン 折りたたみ高座椅子

こちらの折りたたみ高座椅子を、リビングにひとつご用意されると便利ですよ。法要の際のご僧侶様用の椅子としてだけでなく、日常使いにもおすすめです。高級感を醸し出すゴブラン織りの生地を採用し、クッション性のある座面は座り心地も◎。軽量で持ち運びしやすい折りたたみ式だから使わないときは家具の隙間に収納OK♪リビングのあらゆる場面で役立つ高座椅子を、あなたも取り入れてみませんか?
目隠ししつつ高級感漂う空間に 和風間仕切りパーテーション




ひとつ置くだけで和空間を創り出すパーテーションを、フローリングのリビング空間に取り入れてみてはいかがでしょう。リビングでの法要の際にさっと立てれば、たちまち上品で落ち着き感のある雰囲気を演出してくれ、心静かにお仏壇に手を合わせることができますよ。障子部分には不織布を使用していますので、一般的な障子紙に比べて破れにくいのもポイントです。不要な時は折りたたんでコンパクトに収納できるのがいいですね。
【参考URL】
全日本宗教用具協同組合:宗派毎のお仏壇のお祀り
https://www.zenshukyo.or.jp/select/maturikata/(アクセス日:2022/10/31)



