大正ロマン漂うお部屋の作り方♪あなたもできるレトロモダンな空間

大正時代は今からおよそ100年ほど前の時代です。西洋文化が建築や家具、着る物にいたるまで取り入れられ、和洋折衷の独特な大正ロマンインテリアを作り上げました。今回は、そんな大正時代のレトロモダンでおしゃれなお部屋の作り方を解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください♪
大正ロマンインテリアの特徴
大正ロマンと言えば、和洋折衷の建築物や家具、洋服などを指します。ここでは大正ロマンインテリアを解説します。
ダークブラウンの建具

建具とは、建築物の扉や窓のことを指します。大正ロマンのお部屋の建具には、よくダークブラウンの木材が使われているのをテレビやネットで見た方も多くいるでしょう。
格子窓も同様で、ダークブラウンなどの暗めな色合いが大正ロマンインテリアの特徴ですね。和の空間に西洋インテリアがうまく調和されているのは、素晴らしく見事です。
象嵌(ぞうがん)の家具

大正ロマンのお部屋は、アンティーク感漂う豪華な家具が似合う…そんなイメージはありませんか?大正ロマンインテリアでよく使われていたのは、象嵌のものでした。象嵌とは、キャビネット上部や扉などに幾何学模様や草花の模様などを彫り、金・銀・貝などの材料をはめ込む技術です。「象」はかたどる、「嵌」ははめるという意味があります。
西洋アンティーク家具の象嵌は華やかなものが中心ですが、大正ロマンの象嵌は控えめで素朴。それゆえ、和の空間に洋風インテリアがピッタリ合ったのかもしれませんね。
明度を落としたくすみある色使い

大正ロマンの色使い、配色というと、レンガ風の赤やオレンジ、深い緑や青、紫などがあります。くすみのある明度を落とした色を選ぶと、大正時代らしさを演出できます。
また、退廃的な雰囲気のある薄曙色(朝焼けのような淡い黄赤色)や、新勝色(しんかついろ:紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほど暗い藍色)の紫みのある青なども流行していました。
大正ロマンインテリアを作るポイント
大正ロマンインテリアの特徴が分かったところで、次にインテリアを作るポイントを解説していきます。
カーテンやじゅうたんの色柄

カーテンやじゅうたんにこだわると、本格的な大正ロマンスタイルに仕上がります。ファブリックの色は赤系が人気ですが、緑や青、ブラウン系なども◎。植物をモチーフにした草花柄や、幾何学模様、市松模様、矢羽根柄なども大正ロマンの雰囲気を楽しめます。シックにしたい場合は無地や柄が控えめなものを選んでみてください。
また、銘仙(めいせん:平織り絹織物のこと。タテ糸とヨコ糸を交互に組み合わせて織り上げられる。)のようなファブリックも、大正ロマンを感じさせるのでおすすめです。

取り入れやすいステンドグラスアイテム

大正ロマンインテリアと言えば、ステンドグラスですね。大正時代はステンドグラスが全盛の時代でした。光を灯すと淡く色づき、お部屋を優しく彩るテーブルランプは、大正ロマンの雰囲気を演出するのに最適なアイテムです。
他にはステンドグラス風のアートやステンドグラス入りのドアや窓も、きらびやかな大正ロマンスタイルに◎。100均で道具をそろえれば、窓をステンドグラス風に加工することもできます。
アンティークな照明も取り入れて

ドロップライトまたはサスペンダーと呼ばれるペンダントライトは、大正ロマンを演出する照明器具としておすすめです♪ペンダントライトとは、コードやチェーンを用いて天井からペンダントのように吊るすタイプの照明器具のこと。シェードをステンドグラスにすると、いっそう大正ロマンの雰囲気を楽しめます。
また、アンティークなシャンデリアもレトロな雰囲気を味わえます。ペンダントライトはランプの真下と周辺を照らすもので、シャンデリアはお部屋全体を照明するのに用いられます。
大正ロマンインテリアでこれはNG!
ここでは大正ロマンのお部屋を作る時に陥りがちなNGを集めましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
たくさんの色使いはNG

大正ロマンインテリアは柄が特徴的なので、たくさんの色が混在しないように考えて選びましょう。色が多すぎると落ち着きのない空間になってしまいます。ちょっと豪華な象嵌のインテリアを選んだら、ファブリックは無地のものや柄を控えめにしたりしましょう。
インテリアの配色のバランスは、アクセントになる色や柄は5%、多くても20%にとどめましょう。
暗くて豪華になりやすい

大正ロマンインテリアは、暗めの色が多く使われます。そのため、お部屋の印象が暗くなってしまったら、照明で明るさを調整してみましょう。その際に使用する照明は、ペンダントライトやシェードランプといった、大正ロマンの雰囲気を壊さないものを選びましょう。
また、じゅうたんや使用する家具も重厚感があるインテリア同士を組み合わせると、豪華な印象ですが圧迫感を感じることも。お部屋に合わせて余白の空間を取り、配置も考慮しましょう。
昭和モダンにならないよう注意

大正ロマンの特徴は、和洋折衷のハイカラなテイストで、昭和モダンは、昭和初期の戦前のクラシックで近代的なテイストを指します。昭和モダンとは、明治・大正の雰囲気が残るレトロなカフェや喫茶店、家具は直線的なデザインが主流で、全体的に無機質かつハイセンスな印象です。
レトロテイストでさまざま取り入れても大正ロマンはつくれないので、照明はペンダントライトやシェードが和柄のランプ、象嵌の家具、じゅうたんはペルシャ風…など、昭和モダンやレトロにならないよう気を付けましょう。

あなたのお部屋を大正ロマンスタイルに!
ここでは、大正ロマンのお部屋の特徴を生かしたお部屋づくりを、解説していきます。ゆっくりお部屋を作り変え大正ロマンにしていく様は、きっと日毎にウキウキしますよ♪
配色・柄

大正ロマンのお部屋の配色はダーク系の濃い茶色や、淡色、くすみのある明度を落とした色が使われていました。爽やかな青葉のような大正緑、中間色の藤色や長春色(ちょうしゅんいろ:灰色がかった薄い紅色)も、落ち着いた色合いから女性たちの人気を集めました。当時のポスターなどが参考になります。
柄は植物柄、市松模様、矢羽根柄、銘仙柄といったように、和テイストな柄で淡い色味やくすみのある色味でのファブリックを取り入れるとよいでしょう。
素材
大正ロマンを表す素材のポイントになるものを、以下にまとめました。参考にしてみてください♪
木材

木材はツヤ感のあるダークブラウンが主で、しっとりしつつも優美な印象です。使い込まれたような年代を感じさせる雰囲気もあります。
また、ツヤのないものであればカジュアルな印象になります。賃貸住宅では現状を損ねるDIYや塗装などはできませんが、持ち家であればDIYをじっくり計画してみるのも、本格的でよいかもしれませんね。
ガラス

当時はステンドグラスが全盛期でした。窓1枚をまるっとステンドグラスに変えることは手間も費用もかかるので、100均でガラス絵の具を購入して、フォトフレームなどをステンドグラス風にして飾るのも◎。
ガラス板だけでなく、アクリル板やクリアファイルなど「透ける素材」でも代用OK。フォトフレームに入っているフィルムでもOKです♪
布

イス、ソファ、カーテン、じゅうたんなどに柄ものを取り入れるのが流行ったのも、大正ロマンインテリアの特徴です。ソファなどで赤のファブリックが好まれやすいのですが、赤は気分が高揚する色味なので、使用におすすめの場所は、ダイニングなどコミュニケーションの場には◎。
落ち着いた雰囲気を楽しむ色は黒や緑などで、こちらの色はリビング向けとしてよいでしょう。
家具・建具

柱、梁、窓枠、建具など、大正ロマンの室内建材はダークブラウンのものが使われていました。すでに説明したとおり、ツヤ感のある木材はしっとりと上品な印象に。ツヤ感のない木材はカジュアルな印象になります。
家具は建材と合わせた木製のものを設置しましょう。そうすることでお部屋に統一感がうまれます。
照明

大正ロマンインテリアの照明を選ぶときは、重厚感のあるガラス製のものを選びましょう。乳白色のガラス、装飾系のガラスを使用したシェードが◎。また、透明なガラス、飴色などの色付きガラスもおすすめです。
大正ロマンインテリアの照明器具は、デザイン性が高くおしゃれなものが多くありますが、使用用途や使用場所によって必要な明るさをしっかり取ることができるように、適応する畳数を確認して選びましょう。加えて取り付け方法も、工事が必要なのかどうかもチェックしましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回は大正ロマンのインテリアをお部屋に取り入れるポイントを解説しました。取り入れるポイントは、配色はダーク系、くすみ感のある色や淡色など。家具はダークブラウン系のもの、カーテンやじゅうたんなどのファブリックは草花系などの柄物など。ステンドグラスもぜひ取り入れ、照明器具はデザインだけではなく、必要な明るさが取れるよう購入の際にチェックすることでしたね。大正ロマン好きさんは、ぜひすてきな「大正ロマン香るお部屋」を作りあげてみてください♪
おすすめの商品
最後に、大正ロマンのお部屋を作るときにぜひにおすすめな、カヴァースの商品5選をご紹介します♪どれも大正ロマンに合う、上品で重厚感ある商品ですので、参考にしてみてください。
繊細なガラスで光の反射が優しい 1灯ペンダントライト

細かなヒビの入ったクラックガラスを使用した、和洋折衷のお部屋にピッタリなペンダントライトです。1灯で間接照明使いもOK、連灯で使えばクラシカルな雰囲気が、さらにお部屋をモダンで上品にします。電球はE17(口金サイズが直径17mm)、60Wのクリアミニクリプトン球を使用、小型で寿命が長いのが特徴です。クリアとアンバーから選べます。簡単なワンタッチ取付けです。
メダリオン柄のインド綿ラグ グリーン

大正ロマンのお部屋づくりに合わせたい、メダリオン柄のインド綿ラグです。メダリオン柄とは、ペルシャじゅうたんの代表的デザインのこと。インド綿は繊維が太く短く、コシの強いのが特徴です。肌触りも柔らかくさらさらとしていますので、日本の蒸し暑く湿気の多い気候にマッチしたファブリックです。洗濯機で丸洗いができるので、いつでも清潔にご使用いただけます。中材のウレタンフォームは軽くて柔らかく、クッション性に優れています。また、耐久性、衝撃吸収性、吸音性も◎。
伝統の技が息づく イタリア様式の家具をご自宅に 猫脚象嵌ドレッサー&スツール

クラシックなお部屋づくりに雰囲気がピッタリな、猫脚象嵌ドレッサーとスツールのセットです。「猫脚」とは猫の脚に似せて作られたため、そう呼ばれます。曲線が優美なラインで、独特の雰囲気を醸し出します。ドレッサーの天板には、イタリア伝統技法の象嵌が施されており、一つ一つ手作業なので異なる風合いが魅力です。素材はビーチ天然木(ブナ材)。小さな斑点が全体に入っているのが特徴で、きめ細かい木目で表面がツルツルしていてなめらかな触り心地です。また、堅さもあるので、傷やへこみに強くなっています。
気品溢れるイタリアの美しい伝統家具 金華山アームチェア(2人掛け)

「金華山」とは正式には「金華山織り」という装飾用生地のことで、金糸や銀糸でツヤのあるビロードを表現したものです。金華山の艶やかな生地、曲線の美しい猫脚、背もたれと座面下部の細かで美しい彫刻や生地を留めているブロンズ仕上げの鋲。その一つ一つどれもが熟練の職人の手作業で丁寧に作られています。フレーム・脚部は強度のあるビーチ天然木、中材は耐久性と衝撃吸収性に優れたウレタンフォームとコイルスプリングで座り心地は◎。大正ロマンインテリアのクラシカルで重厚なイメージにピッタリです。
美しい象嵌 ダイニング3点セット(テーブル幅90cm+革張りチェア2脚)

触り心地が良く、傷やへこみに強いビーチ天然木材を使用した、象嵌の美しいテーブルとチェアの3点セットです。テーブルの天板には象嵌、脚部には彫刻が熟練の職人によって一つ一つ丁寧に施されています。チェアの張地には牛革を使用。革が厚く柔らかな風合いが魅力です。背もたれのエレガントな彫刻と座面の張地を留めているブロンズ仕上げの鋲が、モダンな美しさを醸し出しています。



