リビングに介護ベッドは置ける?快適なお部屋づくりのヒント

介護や自宅療養が必要なご家族がいるご家庭では、どのようにすればご本人はもちろん、ご家族みんなが暮らしやすくお世話しやすい環境づくりができるのでしょうか。もしあなたが「リビングに介護ベッドを置けたら…」とお考えなら、ぜひこちらをご参考にしていただいて快適なお部屋づくりのヒントを見つけてくださいね。
リビングに介護ベッドを置くメリットは?
そもそもリビングに介護ベッドを置くメリットとはどんなものでしょうか。介護する側、介護される側それぞれの視点から考えてみましょう。
家事をしながらお世話ができる

まずは介護する方の立場から考えられるのがこちらです。介護する方にとってさまざまな家事をしながらお世話をするのは大変です。
要介護者の方の寝室がリビングの続きに隣接している間取りであればベストですが、なかなかそうはいきません。

家事の中心となるリビングと要介護者の方の寝室が離れているほど、その間を往復するのに手間と時間がかかります。
その点リビングと介護ベッドが同じ空間にあると、お世話をしながら家事をこなすことができるようになりますね。
コミュニケーションがとりやすい

ベッドにいる時間が長い要介護者の方はさみしさや孤独感を感じやすく、特に比較的にぎやかな環境を好まれる方の場合は、家族がくつろぐリビングに介護ベッドを置くことができれば疎外感を感じることなく過ごせます。
いつも目の届くところに家族がいることで、お互いのコミュニケーションが取りやすくなるのでいざというときの安心感も生まれますね。
介護ベッドのレイアウト
リビングに介護ベッドを置こうとするとき、考えておくべき大切なポイントがあります。こちらではそれぞれのポイントについて解説いたします。
介護ベッドが置ける部屋の広さ

布団に比べて、ベッドは高さがあるので立ち上がりやすいというメリットがあります。
特に介護ベッドには背上げ機能、昇降機能など、介護者の負担を軽減する便利な機能が備わっています。要介護者の方にとっても介護ベッドは座り姿勢が取りやすく、生活のクオリティを保つための役割も期待できます。

ただ、介護ベッドのサイズは標準サイズでも畳1畳よりひと回り大きくなるため、設置スペースに余裕が必要です。
なので、介護しやすい環境を確保するためにも介護ベッドの設置スペースとして6畳程度、車イスを使用する場合は8畳程度の広さがほしいところです。基本的にはベッドの周囲に45㎝以上の空間があれば介護がしやすいと言われています。
要介護者の状態によるレイアウト
要介護者の方のお体の状態によってもベッド周りの必要スペースは変わってきます。
杖をついて歩行する人の場合

ベッドから下りて移動する際にはベッド周りに70~90㎝の空間があれば余裕を持って歩行することができます。
車イスで移動する人の場合

車イスで移動する人の場合はより広いスペースが必要になります。目安としてはベッドから1m以上の空間があれば車イスへの移乗や移動が楽に行えるでしょう。
ただし、車イスを方向転換したい場合は140㎝四方程度の空間が必要になります。半身麻痺のある人の場合は、麻痺側(患側)が壁に向くようにベッドを設置することで健康な方(健側)から安全に車イスに移乗することができます。
ゾーニングでプライバシー確保

要介護者の方にとって、家族と過ごすリビングでの生活は孤立を防ぐことができ安心感があります。しかし体調のよくない日や、時には一人でゆっくりと過ごしたい時間もあるかもしれません。
そんな時はカーテンや可動式パーテーションなどでゾーニングすることでプライバシーを確保するとよいでしょう。夜間も落ち着いておやすみになることができますね。眠りにつきやすい雰囲気作りに間接照明を取り入れるのもおすすめです。
快適に過ごすために
リビングで要介護者の方を中心に家族みんなが快適に過ごすためにはどんな工夫をするとよいのでしょうか。
体を起こす時間を増やす

寝たきりを防ぐためには自分で座ることが大切です。イスやベッドの端に腰かけて両足を地面につける座り方(端座位)ができるうちは、食事の際はできるだけ家族と一緒のテーブルにつき、なごやかな雰囲気の中で一緒に楽しむのが理想です。
立ち座りしやすいイスを用意したりリクライニングチェアや車イスを利用したりするのもよいでしょう。

食事以外でも体を起こす時間を増やすために、座って窓の外の景色を眺められる位置にベッドを設置するといいですね。
窓には自然光が感じられるようなカーテンを選ぶことで生活リズムも整います。
移動しやすい環境に

リビングに介護ベッドを設置するときに注意したいのは、要介護者の方の安全を考えた動線確保です。
移動する動線の途中に手をついたりつかまったりすることができるところはありますか。そこに割れやすいものがないでしょうか。在宅介護で注意が必要なことのひとつが、転倒による骨折などの危険性です。

「移動する時の空間は十分か」「動線の足元が片付いているか」「コード類や滑りやすいラグマットなどがないか」などにも注意して、安全に移動しやすい環境づくりについて考えてみましょう。
動作確認をした上で改善した方がいいと思われたら、必要に応じて専門家の意見などを参考に介護保険制度を上手に利用するとよいでしょう。
換気と衛生対策

特に排泄介助が必要な方の場合はリビングの換気にも気を配る必要があります。
空気清浄機などを使用するほか、定期的にお部屋の窓やドアを開けて空気の入れ替えを行いましょう。サーキュレーターやウィンドウファンなどで空気の流れを作るのもいいですね。

衛生面では衣類をこまめに洗濯するのはもちろん、匂いが染みつきやすいシーツなどの寝具にもひんぱんに洗濯しやすい素材のものを使用します。
失禁対策として介護用シーツなどを利用するとよいでしょう。
本人の意思も尊重する

快適なお部屋づくりにあたっては介護する側の思いだけで進めるのではなく、介護されるご本人の意思も尊重することが大切です。
自分本位にならないようにできるだけご本人の心に寄り添い、どのような生活を望んでいるかを確認した上で、よりよい環境にするにはどうすればよいかをご家族みんなで話し合いながら考えましょう。
まとめ
リビングに介護ベッドを置くために気をつけたいポイントを解説いたしましたがいかがでしたか?介護をするご家族や介護を必要とする方の両方が、心身の負担を和らげながら少しでも快適に暮らせるお部屋づくりのヒントになれば幸いです。
おすすめの商品
こちらではリビングでの在宅介護や療養生活にお役に立てる商品を5点ご紹介いたします。商品選びのご参考にしてくださいね。
※現在ご購入いただけるカラーやサイズは、商品ページにてご確認ください。
収納も楽々 折りたたみ式 電動リクライニングベッド

こちらの電動リクライニングベッドがいかがでしょうか。操作するリモコンはわかりやすく「あがる」「さがる」の2つのボタンのみとなっておりますので難しい操作などは一切ございません。押すだけで簡単にベッドが動きますので、力のない方でも安心して簡単にお使いいただけます。また折りたたんだ際の床の面に車輪がついておりますので、どなたでも楽に収納場所へ運ぶことができますよ。
寝具にも安心を スペイン製ボックスシーツ型 マットレスプロテクター シングルサイズ

介護ベッドにこんなマットレスプロテクターがあれば安心ですね。表面はさらさらの肌触りが気持ちのいいパイル地で、裏面には防水力のあるポリウレタン熱着樹脂加工を施しており防ダニ効果も発揮してくれます。また、においも染みつかないので快適にご使用いただけますよ。小さい防水シートでは不安だという方も、ずれにくいボックスシーツ型なのでマットレスをすっぽり包み込み、もれの心配もなく安心しておやすみいただけます。
異素材カラーがおしゃれを演出 高さ調節可能なキャスター付きサイドテーブル

こちらのサイドテーブルは簡単に高さ調節できるので、介護用のテーブルとしてもぴったりです。余裕の大きめサイズなので、ベッド上での食事介助をする際に使用したりソファで使用したりとさまざまなシーンで使えます。キャスター付きなので移動もラクラク♪ブラックとシルバーの2色使いが素敵ですね。
コンパクトサイズで収納豊富 キッチンワゴンバスケット3段スリム ターコイズブルー

こちらのキッチンワゴンは骨組みの材質はスチールですので、しっかりとした素材で安心です。キャスターにはストッパーもついているので、その場で固定することも可能。ターコイズブルーの爽やかな色合いが目を引きますね。安全面にもこだわった、それでいて収納力バツグンのキッチンワゴンです。
持ち運び便利なインナーバスケット付き 縦開き10L自動開閉ゴミ箱




高性能センサーにより、手や物を近づけるとフタが自動で開くゴミ箱です。センサーの感知距離は設定で変えられます。誤反応をなくして快適にお使いいただけますよ。開口部は広いため、大きなゴミでも捨てやすくなっています。本体とインナーバスケットが水洗い可能なのが嬉しいポイントでもありますね。





