もしものときに備えよう!防災グッズ収納のポイントをご紹介
いつ起きるかわからない災害時に必要な防災グッズ。「もしものときに備えて防災グッズを準備しているものの、うまく収納できない」という人も多いのではないでしょうか。本記事では、防災グッズ収納のポイントをご紹介します。いざというときに慌てないで済むよう、最適な場所に収納し、しっかり備えましょう。
<はじめに>必要なものをリストアップする
万が一の被災時には、手もとに救済物資が到着するまでに時間がかかることも考えられます。収納のポイントをチェックする前に、物資が届くまで持ちこたえられるよう、必要なものをリストアップして揃えましょう。
備蓄品
生命維持に欠かせない食料品。大災害発生時、飲料水や非常食などは「1週間分」備蓄してあることが望ましいとされています。
そのため、「人数×7日分」以上の飲料水と非常食を準備しましょう。非常用トイレとトイレットペーパーも必需品です。併せて1週間分以上を確保しておきましょう。
持ち出し用品
災害発生時、自宅以外の場所に避難することになったときに持ちだすものをまとめておきましょう。
ケガを防ぐアイテムのほか、照明、乾電池や生理用品など、こまごましたものを揃えておくとスムーズに非難できます。次のようなものがあるとよいでしょう。
- リュックなどのバッグ(持ち出し用品がすべて入るもの)
- 懐中電灯やランタン
- 乾電池やモバイルバッテリー
- ヘルメットや防災頭巾
- 軍手などケガを防ぐための手袋
- 非常用トイレ
- タオル・ウェットティッシュ
- ラジオなど状況を把握するためのもの
- 貴重品
- 食料品
- 常備薬
- 生理用品やマスク、消毒薬などの衛生用品
近くに置いておくもの
就寝時に災害が発生した場合、停電したり、家の中にものやガラスの破片が散乱していたりすることが考えられます。
そのため、懐中電灯やスリッパ、スニーカーなどが必要です。ベッドサイドなど、すぐに取り出せる場所に置くのがベスト。
防災グッズを収納するときのポイントは?
防災グッズを準備しようと思っても、何を用意すればいいか困ることはありませんか?ここでは、防災グッズを収納する時のポイントをご紹介します。
自宅内に分散して収納する
地震発生時は、家具が倒壊してしまったり、扉がゆがんで開かなくなってしまったりすることがあります。防災グッズを1ヶ所にすべてまとめて収納してしまうと、取り出せなくなることも。
こうしたリスクを回避するため、防災グッズはいくつかの場所に分散して収納しましょう。持ち出し用品はすぐ取り出せるところに、備蓄品はある程度広さを確保できるスペースに収納すると◎。
1年に1度は中身を見直す
防災グッズは普段使わないものだけに、気がついたら動作しなくなっていたり、賞味期限が切れていたりしがちです。1年に1度は見直し、きちんと使える状態であることを確認しましょう。
特に食料品の場合は、消費したものは買い足す「ローリングストック」を習慣づけておくのがおすすめです。
防災グッズの収納方法
防災グッズの収納方法には、どんなものがあるのでしょうか。取り入れやすいものをご紹介しますので、ご自宅に合うものがあればぜひ試してみてくださいね。
家族それぞれの避難用リュックを準備する
持ち出し用品をまとめたリュックを家族ひとりずつ準備しておくと、いざというときにスムーズに避難できます。それぞれの部屋や玄関に置いておきましょう。
インテリアになじむシンプルなデザインの大容量リュックがおすすめです。何を入れたらいいかわからない場合、「防災セット」として販売されているものを購入してもよいでしょう。
クローゼットに持ち出し用品を収納する
使用頻度の低い洋服がクローゼットにたくさんある場合は、洋服の量を少し減らし、空いたスペースに持ち出し用品を収納してみましょう。
奥まった場所ではなく、取り出しやすい位置を確保するのが大切です。着る洋服を厳選し、自分や家族の身を守ってくれる防災グッズの収納場所をつくることに意識を向けてみましょう。
収納つきスツールに備蓄品を収納する
備蓄品の置き場所に困る場合は、収納つきスツールを取り入れてみましょう。かさばる飲料水や非常食の収納場所を確保しながらも、普段はイスとして活用できるのがメリット。
デザイン性の高いもの、シンプルなものを選べば、お部屋のインテリアを邪魔しません。収納したい防災グッズのボリュームに合うものを選んでみてくださいね。
ラックに入れて押入れに収納する
押入れを防災グッズの収納スペースとして使う場合、ラックを活用して整理しておきましょう。キャスターつきのものを使えば、いざというときもサッと取り出せます。
押入れ専用のラックも市販されているので、防災グッズの種類や量に合わせて最適なものを選びましょう。
玄関や廊下に専用スペースをつくって収納する
玄関や廊下など、家族みんなが毎日通る場所に防災グッズ用の収納スペースをつくるのもおすすめです。シューズクロークや廊下収納などもぜひ活用しましょう。
備蓄品を収納するほか、持ち出し用品を収納したリュックの置き場所として使うのもいいですね。
防災グッズの用意とともに確認しておきたいこと
防災グッズを用意して災害に備えたら、ハザードマップや避難ルートなども確認しておきましょう。地形や住宅状況などによって対応が変わってくるので、家族全員で認識を合わせておくことが大切です。
ハザードマップの確認
災害発生時に危険が及ぶ場所や避難場所などをまとめたものがハザードマップです。自治体のWebサイトなどで公開されています。
自宅周辺がどのような災害に遭いやすいか、実際に災害が起きたらどのルートを通ってどこに避難するのかを確認しておきましょう。
実際の災害時の対応を確認
災害発生時、警戒レベルに応じて避難ができるようにしておく必要があります。高齢者などは警戒レベル3での避難が必要です。
在宅避難を選択する場合は、そのために必要な備蓄品を充実させておくなど、自宅の状況に合った準備を整えておきましょう。
まとめ
今回は、防災グッズを収納するときのポイントをご紹介しました。いつ何時起こるか分からない災害に対応するためには、日頃の備えが重要です。リストアップした防災グッズをうまく収納し、定期的に点検しておくことで、災害発生時に役立てられます。防災意識を高め、毎日の暮らしを安心できるものに変えてみませんか。
おすすめの商品
カヴァースでは、防災グッズの収納に役立つ家具を多数取り揃えております。いざというときに安心な防災グッズの準備、始めてみませんか?
桐の上質な素材感をカジュアルに楽しめる 木製3段ボックス
防災グッズの中でもかさばる非常食をストックしておくなら、こんなボックスがおすすめです。カントリー調のデザインがおしゃれで、キッチンのインテリアを損ないません。桐製なので水や湿気に強く、非常食だけでなく普段の食品ストックを収納しておくのにもぴったり。天板はタイル敷きで熱いお鍋を置いても安心なのが嬉しいですね。
スペースを有効活用して収納力アップ 押入れ用ラック 幅19.5cm 2個組
防災グッズを押入れに収納しておくのに便利なラックです。押入れ用につくられているので、高さと奥行きを有効活用できます。幅はややスリムで、こまごましたものをいれておくのに重宝するサイズ感。取っ手がつけ替えられるので引き出す向きを変えられ、自由にレイアウトできるのも魅力です。キャスターがついているので、取り出しも楽にできます。
1脚2役 大容量の物入れにもなるキャスター付き フォールディングスツール
内部にものが収納できるスツールです。リビングのこまごましたもののほか、備蓄品など防災グッズの収納に便利にお使いいただけます。キャスターがついているので、少々重いものを入れても楽に動かせるのが便利。座面のクッション材はウレタンフォームで、座り心地も快適です。柔らかなファブリック素材とシンプルなデザインが幅広いインテリアにマッチしてくれます。
座面下の収納スペースを便利に活用できる 収納付きベンチ
飲料水や非常食、その他こまごました防災グッズもまとめて収納できる収納つきベンチのご紹介です。2人がけのほどよいサイズ感なのにたっぷりの収納力なのが頼もしいですね。レザー風素材の柔らかい質感を感じられるフォルムがかわいらしいだけでなく、汚れがふき取りやすい仕様になっています。見た目も機能性も満足できる商品です。
デザイン性の高いアンティーク調の収納ボックス ブリキドラムカン
「ガレージに防災グッズを収納しておきたい」そんな方におすすめのブリキドラムカンです。マットな質感がアンティークな雰囲気を醸し出し、存在感あるおしゃれな収納アイテムに仕上がっています。ブリキ製なので汚れにも強く、ガレージやテラスでお使いいただくのにぴったりです。内部にもフタがついており、上下で分けて収納できるのも便利ですね。