ドライフラワーの寿命はどのくらい？見極めと長持ちさせるコツ
お気に入りの花が長く楽しめてオシャレに飾れるドライフラワー。乾燥しているという特徴から、ずっと飾れると思っている方も多いと思いますが、実はドライフラワーにも寿命があるんです。そこで今回は、ドライフラワーの寿命の見極め時と、長持ちさせるためのコツをご紹介します。
ドライフラワーの寿命はどのくらい？
ドライフラワーの保存期間は、花の種類や季節、管理している環境によって異なりますが、綺麗な状態で楽しめるのは2〜3ヶ月と意外に短くなっています。からからに乾燥させたドライフラワーでも、最初の2ヶ月くらいはまだ呼吸をしているので、ドライフラワーの落ち着いた色合いを楽しむことができる期間といわれています。それ以降になると完全に乾燥するため、ポロポロ壊れやすくなったり、色褪せなどの劣化が始まります。
完全に乾燥した後いつまで飾るかは、ドライフラワーの状態での判断になりますが、こまめにお手入れをしてしっかり管理すれば、乾燥させてから半年、長くて1年程度まで長持ちさせることができますよ。
寿命・捨てどきの見極めるポイント
傷みやすく壊れやすいデリケートなドライフラワー。劣化した状態で飾るのは、見た目にも衛生的にもおすすめできません。綺麗な状態でなくなってしまったら思い切って処分しましょう。
それでは、寿命や捨てどきはどうやって見極めればよいのかを見ていきましょう。
形が崩れてきた
ドライフラワーは、室内の湿気を吸い取ると重さによるたわみが発生し、乾燥するとその状態で固まるため、次第に形が崩れていきます。その状態を繰り返していくうちに、花や葉がポロポロ落ちたり割れてしまい、最終的には茎だけが残る状態になります。
アレンジの仕方にもよりますが、そのような状態になったら処分するタイミングと考えましょう。
カビが生えている
ドライフラワーを飾る際に注意したいのが湿気です。ドライフラワーは乾燥していますが、湿気を含むことでカビが生えてしまいます。ドライフラワーに生えるカビは、緑色や苔のようなものではなく白くてフワフワしたもの。ホコリと思って放置してしまいがちですが、それはカビなので早めの対処が必要です。
カビの部分だけ取り除くこともできますが、一度カビが生えると奥まで潜んでいることが多く、残念ながら完全に取り除くことは難しいでしょう。カビが生えてしまったら、周囲に広がる前に処分することをおすすめします。
虫が発生した
カビ以外にも虫が発生してしまうこともあります。ダニやシバンムシなど、目で見つけられない虫や卵が潜んでいる場合も。
ちょっとの虫だけなら…と放置していると、ドライフラワー以外の場所に広がる恐れがありますので、虫が発生したらすぐに処分しましょう。
色褪せしてきた
ドライフラワーは飾っているうちに徐々に色褪せしていきます。退色して、茶色や灰色っぽくなり、見るからに枯れた花状態となります。
どこまで楽しめるかは個人差によりますが、枯れ過ぎてしまうとやはり見た目にも美しくありませんよね。完全に枯れてしまったら、ドライフラワーを楽しむ時期が過ぎたということだと思って処分しましょう。
ドライフラワーを長く楽しむコツ
ドライフラワーは環境などの影響を受けやすいもの。日頃のお手入れや飾る場所によっては長く楽しめるんですよ♪飾りたいと思った場所が必ずしも適した場所とは限らないので、コツを抑えて環境を整えてあげましょう。
ホコリを溜めない
室内に飾るうえで避けられないのがホコリ。気がついたら溜まっていた！なんてこともしばしばです。 ホコリもカビの原因になりますので、こまめに取り除きましょう。
ドライフラワーはデリケートで壊れやすいので、付着したホコリを取り除く際は、メイクブラシやカメラレンズ用のブローラーなどを使って優しく払いましょう。優しく触れるだけで取れるくらいのホコリを、こまめに取り除くことが長持ちさせるコツです。ホコリ除けとしてガラス瓶に飾ってディスプレイしても素敵ですね。
湿度の高い場所はNG
前述でもお伝えしましたが、ドライフラワーは湿気に弱いので、湿度が高い場所に飾るのは避けましょう。湿度が高いとカビの増殖の原因になります。
梅雨の時期など湿度が高くなりやすい時期は、防湿剤と一緒にガラスケースに飾ったり、ドライフラワー専用のコーティングスプレーを使って湿気対策をしておくと安心です。
直射日光・光の当たらない場所に飾る
直射日光や強い光は退色や劣化の原因になります。色褪せや劣化を防ぐためにも、直射日光の当たらない暗めの場所に飾りましょう。
また、蛍光灯でも色褪せしますので注意が必要です。ドライフラワーを飾る部屋の電気は、蛍光灯ではなく普通の電球の方がおすすめです。
ドライフラワーにおすすめの花
せっかくドライフラワーを作るのであれば、長く楽しめるものが良いですよね。ポイントは乾燥しても崩れにくい花を選ぶことです。ここからは、ドライフラワーにしやすい人気の花をご紹介します。
ユーカリ
もともと乾燥しているユーカリは、水を入れた花瓶に飾っていても、ドライフラワーになるくらい乾燥させやすい花です。
丸葉のものから長い葉のものまで種類が豊富で、乾燥しても見た目があまり変わらないのが嬉しいポイント。ドライフラワーにしやすいことから、初心者さんにもおすすめです。
バラ
可憐な美しさと芳香で花の女王とも言われるバラ。色の濃い赤いバラはダークレッドに、ほんのり色を残してセピア色になったりと表情も様々です。
アンティークな仕上がりがいかにもドライフラワーという見た目になるので、生花とはまた違う雰囲気があって素敵です。
ミモザ
黄色い房状の花を咲かせるミモザは、乾燥しても綺麗な黄色を保ってくれます。暗い色合いになりがちなドライフラワーですが、カラフルで明るくしたい時はミモザを選ぶと華やぎますよ♪
風通しの良い場所に吊るしておけば、簡単にドライフラワーにできるのでおすすめです。
ラベンダー
良い香りが楽しめるラベンダーもドライフラワーにおすすめ。乾燥まで飾って楽しんだ後でポプリにするなど、2度3度と長く楽しめる優秀な花です。
香りを放つことから、トイレに飾る方も多いですよ。
スターチス
ミモザ同様、ドライフラワーになっても色を保つスターチス。乾燥させる前からカサカサした花が特徴的でドライフラワーに向いています。
紫が多いですが、淡いピンクや黄色、白などもありますので、お気に入りのカラーで楽しめるのも魅力です。
まとめ
生花より長く楽しむことができるドライフラワーですが、寿命があり平均3か月ほどしか楽しむことができません。しかし、こまめなお手入れなどしっかり管理することで、綺麗な状態を保ちながら長く楽しむことができます。生花からドライフラワーまで、色んな表情を楽しめる花ですから、正しく管理をしてドライフラワーインテリアを楽しみましょう♡
おすすめの商品
今回ご紹介したドライフラワーインテリアにピッタリのアイテムをご紹介します。インテリアに映える商品ばかりですのでぜひ参考にされてくださいね。
場所を取らずお洒落に壁面収納 突っ張り木板ラダーラック
木目柄のナチュラルな風合いとシンプルなデザインが、どこに置いても様になるおしゃれなラダーラックです。付属のフックを使用して、お気に入りの帽子やスカーフを掛ければおしゃれなインテリアに早変わり♪ドライフラワーを吊るして飾るのにもぴったりです。
簡単に壁面収納が楽しめる 突っ張りウォールラック
賃貸でも安心して使える、穴あき不要、工具不要の突っ張り式ウォールラックです。壁面や間仕切り、目隠しのパーティションとしてなど、自由な場所に設置ができてとても便利。板部分は裏面にもカラーがついているので、どちらから見ても綺麗です。2枚の棚は工具不要でお好きな場所に取り付け可能。棚1枚あたりの耐荷重は約2㎏もあるので安心してディスプレイできますね。引っ掛け収納ができるS字フックが7本付いています。小物やバッグ、ドライフラワーを飾って魅せる収納をお楽しみいただけます。
大切な物をキレイに飾る 見せる収納 コレクションケース スリム
デスクや棚の上に設置できるスリムタイプのコレクションケースです。小型でも扉のフレームがしっかりしており、高級感が感じられます。奥にはミラーを配置することで、奥行き感をアップ。棚板もガラス製なので、内部をとてもクリアに見渡せます。カラーは、ブラック・ホワイトの2色からお選びください♪ぜひお気に入りの雑貨を飾ってくださいね。
本物の木の質感を 天然木ウォールナット材ラウンド ネストテーブル
ソファサイドやベッドの横、コーヒーテーブルなど様々なシーンで活躍してくれるこちらのネストテーブル。上品な木目の天板には天然木突板を使用。プリントには出せない本物の質感をお楽しみいただけます。入れ子式になっているので、使わないときは小さいテーブルを下に重ねることで、省スペースでもお使いいただけます。モダンなデザインのスリムな脚部裏には、傷防止フェルト付きで床を傷つける心配もありません。コンパクトサイズで軽量設計なので女性でも軽々移動ができるのも嬉しいポイントです。落ち着きのあるブラウンで、お花や植物との相性も抜群ですよ♪
貴族が愛した アンティーク調クラシックリビング コンソールテーブル
ヨーロッパの宮殿や豪華客船の内装、家具などに使用される高級木材として高く評価されている、銘木マカボニーを贅沢に使用したコンソールテーブルはいかがでしょうか。こちらは熟練の職人の手による手彫り仕上げ。手彫りならではの美しさと手触りの優しさを感じていただけます。上質な素材と素敵なデザインが、リビングに華を添えてくれますよ。引き出しも付いていますので、ちょっとした小物を収納することができて便利です。こちらにはシリーズ商品もございます。クラシックな家具に囲まれて、深く穏やかで優雅なひと時をお過ごしください。