人気のドライガーデンをベランダで楽しもう!おすすめ植物もご紹介

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カヴァースメディア部

最近注目を浴びているガーデンスタイルのひとつに「ドライガーデン」があります。本記事では、そのドライガーデンの特徴や魅力を知っていただくと同時に、手軽にベランダで楽しむコツと、おすすめ植物をご紹介します。

最近人気のドライガーデンとは?

「ドライガーデン?ツンツンした植物が石や砂利の中に植えられてる庭でしょ?」その通り!なのですが、もう少し詳しくドライガーデンとその魅力について解説したいと思います。

ドライガーデンってどんな庭?

日本で言うドライガーデンは、乾燥地帯の植物を岩や砂、砂利などとレイアウトした庭のことを指します。

海外では「アリゾナガーデン」や「デザート(Desert=砂漠)ガーデン」などと言われることもあります。具体的な風景として、メキシコやアメリカの南西部、オーストラリアをイメージするとわかりやすいかもしれません。そのような乾燥地帯の迫力あるランドスケープを再現した魅力的な庭がドライガーデンです。

ドライガーデンの魅力

ドライガーデンの魅力はなんといっても、植物のその独特で美しい造形です。元々植物は幾何的に計算された造形をしているのですが、ドライガーデンのメインとなる多肉植物は、幾何的要素が全面に表現されているものが多く、それらで構成された庭もハッと目を惹く魅力的なものになります。

また、花を咲かせるものもありますが、葉自体が鮮やかな色であったり、模様が付いているものが多く、通年を通して色鮮やかな庭が楽しめるのも魅力のひとつです。

もうひとつ、メンテナンスの手軽さもあります。乾燥地帯の植物が多いので、基本的に水やりの回数は少なくて済みます。真夏と真冬には少し注意も必要ですが、それは一般的な植物も一緒なので、トータル的に手間は少なくなります。

日本の気候に合ったドライガーデンとは

ドライガーデンの植物は元々乾燥地帯が原産の物がメインなので、日当たりがよくて暖かい、水はけや風通しの良い環境を好みます。

日本の土は場所によっては粘土質で、湿気を含むものもあるので、そのような時は部分的に土を入れ替えるなど下準備が必要になります。基本、暑さには強いので、日本の夏の気候は問題ありませんが、植物によっては日焼けをおこしてしまうものや、逆に日陰になる時間が多いと葉の色が悪くなったり、花が咲かなくなったりということもあるので、注意が必要です。

また、地域によっては冬場は氷点下になることもありますので、お住まいの地域の環境に合った耐寒性のある植物を選ぶ必要があります。

ベランダでドライガーデンを楽しもう!

ドライガーデンの特徴や魅力についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?興味はあるけど、土や岩まで用意するのはちょっとハードル高いかな。なんて思っている方、まずはベランダで鉢植えのドライガーデンから始めてみませんか?

ベランダドライガーデンがおすすめの訳

なぜ、ベランダでのドライガーデンがおすすめなのかご説明します。

なんと言っても気軽に始められる

ベランダドライガーデンがおすすめな理由は、なんといっても気軽に始められるという点です!後でおすすめの植物もご紹介しますが、気に入った植物をいくつか、そして石や流木と組み合わせて鉢にレイアウトする。これで、ミニドライガーデンのでき上がりです。

この鉢植えで始めるというのがポイントです。面倒な土作りなどの必要がありませんし、好きなボリュームから始められます。鉢も多肉植物に合うデザインのものがたくさん販売されています。植物とセットでコーディネートされているものもありますので、お気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

植物の管理が楽

植物の管理がしやすいのもポイントです。

ドライガーデン向きの植物は、基本メンテナンスは少なくて済みますが、真夏と真冬は注意が必要です。日差しや照り返しが強すぎる場合や、気温が下がりすぎた場合は快適な場所に移動しなければなりませんが、ベランダで鉢植えなら植物の移動も楽々。真冬は室内でミニドライガーデンを楽しむ!なんてこともできます。

ベランダドライガーデンの注意点

ここで言うベランダとは、バルコニー、テラスなども含みますので、戸建てやマンションの違い、庇の有る無しなどの条件も違いますが、夏場は照り返しによる気温の上がりすぎ、そして直射日光の当たりすぎに気をつけてください。タイルなどを敷いていることが多いベランダでは、外気の気温より温度が上がっていることがあります。

冬場は、気温の下がりすぎ、特に霜に当たらないよう十分注意してください。

ベランダドライガーデンにおすすめの植物

今回のベランダドライガーデンは鉢植えが基本なので、鉢植えで映える比較的育てやすいものをセレクトしました。

エケベリア

ロゼットと呼ばれる葉が放射状に重なり合う、まるでバラの花のような美しい多肉植物です。種類も豊富で、葉の形、色、大きさ様々です。育てやすい品種も多く、小さなものは100均で購入できるものもあります。

5℃以下になったら室内の明るい場所や霜に当たらない場所に移動してください。

セダム

細かい多肉の葉が茂るかわいい植物です。「万年草」「ベンケイソウ」とも呼ばれ、高山や海辺の岩場などに群生する野草です。繁殖力が強く、乾燥や寒さにも強い品種が多いです。

メインの植物という感じではありませんが、鉢植えの隙間を可愛らしく埋めてくれる影の主役におすすめです。

サボテン

多肉植物の代表格サボテンの魅力はなんといっても、その圧倒的な存在感です。種類、形状も千差万別、育て方や注意点も品種ごとに変わってきますので、注意が必要です。

ウチワサボテン系や柱サボテン系はザ・サボテン!という感じで人気ですが、今回ひとつおすすめしたいのは「アイロステラ・ムクスラ」という円筒状で、細かく美しい棘に覆われているサボテンです。秋には可愛らしいオレンジ色の花も咲き、とても華やかです。比較的育てやすいのも嬉しいポイントです。

アガベ&アロエ

中心部から、先に棘の生えた肉質な葉が広がるアガベやアロエも多肉植物の代表です。

容姿は良く似ていますが、アロエはとにかく丈夫で育てやすいのが特徴です。冬越えするものも多く、雨などもそこまで気にする必要もありません。

アガベは、5℃以下になったら室内に移動しましょう。

コルジリネ

ドラセナによく似たツンツンと細い葉が伸びる観葉植物です。違うのは葉の色がドラセナは緑なのに対して、コルジリネは赤紫やオレンジ色を帯びているところ。とても綺麗な色なのでアクセントにおすすめな植物です。

ただ、成長すると大きくなるところと、直射日光を浴びすぎると日焼けして色が悪くなることもあるので、環境によっては注意が必要です。

まとめ

ドライガーデンの魅力やおすすめの植物をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。庭全体で始めるのは少し大変ですが、気に入った植物1つからでも始められるバルコニードライガーデンなら気軽に始められるのではないでしょうか。ぜひトライしてみてください。

バルコニードライガーデンにおすすめの商品

バルコニードライガーデンを楽しむ、そして彩る、バルコニーでも室内でも使えるおすすめの商品をご紹介します。

庭でもお部屋でもアウトドアでも使える3段アカシア ガーデンラック

アカシア製オイル仕上げの折りたたみ3段ガーデンラックです。しっかりした木製ラックで、屋外でも室内でも大活躍の一品です!使わない時は折りたたんでおけるので、収納場所の心配もなく、持ち運びも楽々。キャンプなどでお使いいただくのもおすすめです。ベランダや庭などでは、お気に入りの植物やグッズをたくさんディスプレイして楽しめます。

アウトドアでも室内でも使えるデザイン リラックスチェア カーキ

アウトドアはもちろん、お部屋でも使えるデザイン性の高いリラックスチェアです。自然にリラックスして座ることのできるよう計算された座面・背もたれデザインで、お部屋、庭、ベランダ、アウトドアどこでもお使いいいただけます。背、脚部が連動したリクライニング機能付きであなたにぴったりの角度に調整可能です。自慢の庭やベランダ空間で、ゆったりとリラックスした時間を過ごすのにおすすめしたいチェアです。

快適でお洒落なガーデンスペースを演出 ラウンドガーデンテーブル

ラウンド形状がお洒落なガーデンテーブルです。ベランダなどで使うのにちょうど良いサイズ感で、シックなダークブラウンはどんなスペースにもよく合います。軽量で持ち運びや移動も楽に行えます。庭で使う時にはパラソルを立てる穴もついていますので、日差しも気にせず楽しむことができます。

大容量組み立て簡単なラタン調デザイン 収納庫 

置き場所を選ばないラタン調の大容量収納庫です。デザイン性が高く、ベランダや庭はもちろん、玄関先など人目の多い場所にも気兼ねなく置ける収納庫です。約260リットルの大容量で、ガーデングッズやこどものおもちゃ、使わないシーズン用品など使い方は色々。キャスターもついているので、移動も楽です。通気性や水濡れ対策もしてありますので、清潔にお使いいただけます。

木のぬくもりを感じることのできる優しい雰囲気 木製ベンチ

気のぬくもりが優しい木製ベンチです。オーソドックスで使いやすいデザイン、大人1〜2人用とコンパクトな設計は置く場所を選びません。コンパクトながら角材を使用した、しっかりとした設計なので、重いものでも安心してお使いいただけます。また、ベンチとしてだけでなく、プランター台や、踏み台などアイディア次第で活用方法が広がります。