リビングで快適リモートワーク!身体への負担を減らすチェアの選び方
自宅のリビングでリモートワークをする場合、どのようなチェアに座っていますか? 座り仕事での身体への負担を軽減するためには、自分に合った快適なチェアをしっかり選定することが大切です。ここではリモートワーク向けチェアのチェックポイントを詳しく解説しますので、チェア選びの際の参考にしてください!
目次
【リビングでリモートワーク】チェアの張地素材
チェアの代表的な張地素材は、メッシュ、布地、合成皮革の3種があります。
メッシュ
網目状のメッシュ素材は通気性が良く、蒸れにくい点が最大の特徴です。重さは軽量のため、持ち運びが楽なチェアを探している場合もメッシュがおすすめとなります。
デメリットは、メッシュの隙間にほこりが入り込むことがある点。お手入れの際には掃除機で吸い取る、粘着性のあるローラーでゴミを剥がすなど、ひと手間が必要となります。
布地
布地は昔から、チェアの張地としてよく使われている素材です。布地はカラーが豊富で、室内のイメージに合わせたカラーリングのチェアを選びたい場合にも重宝します。
柄や模様が織り込まれていることもあるため、オシャレ度を重視する場合にもおすすめです。注意点は水や汚れに弱いことで、基本的に水拭きはできない、飲み物など液体をこぼすと染み込んでしまう、といったことが挙げられます。
合成皮革
合成皮革は高級感を演出したい場合に用いられる素材で、本革よりも安価で扱いやすい点が特徴となっています。チェアに用いられる合成皮革としては、PU(ポリウレタン)レザー、PVC(ポリ塩化ビニール)レザーが代表的です。
ツヤがあり汚れにも強く、普段のお手入れはPUは乾拭き、PVCは軽い水拭きもOKなのがメリット。注意点は夏は蒸れやすく冬は座り始めが冷たいこと、経年劣化で表面の擦れ・ひび割れの恐れがある点です。
【リビングでリモートワーク】チェアの背もたれの高さ
チェアの背もたれはローバック、ミドルバック、ハイバックの3種類があるので、背中をどの程度預けたいかで選びましょう。
ローバック
背もたれが腰より少し上程度までのローバックは、コンパクトさが魅力です。上方向への見た目の圧迫感が少ないため、リビングの一角に置いても目立ちません。
デメリットは背もたれに寄りかかることができないので、チェアに座ったままでのリラックスには不向きな点です。長時間のデスクワークの際には、適度にチェアから離れて休憩をとりましょう。
ミドルバック
ミドルバックの背もたれは、背中の真ん中あたりの高さまでとなっています。見た目の圧迫感の軽減と座り心地の快適さを両立させたいなら、ミドルバックがよいでしょう。
ハイバック
ハイバックは肩のあたりまで背もたれが伸びており、疲れた際には上体を背もたれに預けて休憩できます。座り心地重視のチェアに採用されることが多いため、肘掛けやリクライニングなど付加機能を備えたタイプも豊富です。
ハイバックはローバックやミドルバックよりもリラックスしやすい反面、背もたれの高さにより圧迫感が出やすい点がデメリットとなります。
【リビングでリモートワーク】チェアの付加機能
チェアにあると座り心地が快適になる、付加機能の種類を見てみましょう。
高さ調節
チェアは座ったときに腿と脛が直角になり、足のかかとが床につくような座面の高さが最適とされています。高さ調節機能のあるチェアなら、自分の脚の長さに合わせて座面の高さを調整可能。レバー式で座ったままで高さを変えられるタイプが便利です。
ロッキング・リクライニング
ロッキングは背もたれに体重をかけた際に後ろに倒れる機能で、上体を起こすと背もたれは元の位置に戻ります。リクライニングは背もたれを好みの角度で固定可能。
ロッキングはリクライニングよりも手軽で安価なため、一時的に背中を伸ばせればOKならロッキング、背もたれの角度を自分好みに調整したいならリクライニング、と考えるとよいでしょう。
身体各部の支持
背もたれ以外にも身体の各部を支える機能があるチェアは、座り仕事での疲れをより軽減してくれます。頭を預けられるヘッドレスト、肘を置けるアームレスト、足を伸ばして休めるフットレスト、背骨のS字形状を保つランバーサポートなど、チェアによって様々な身体サポート機能が採用されています。
これらの付加機能はチェア全体のサイズの増大につながるため、設置場所のスペースの余裕や圧迫感がどれくらい気になるかも考慮に入れて選びましょう。
移動性
チェアの脚にキャスターが付いていると、チェアを持ち上げずに楽に移動させられます。部屋の模様替えの際だけでなく、普段の立ち座りの際にもチェアの位置を微調整できますよ。
座面の回転
座面の回転機能は、座ったまま身体ごと横を向けるという点がメリットです。キャスターと座面回転の両方の機能があるなら、立ち座りをスムーズに行えます。
まとめ
長時間の座り仕事を快適に行うには、身体への負担をなるべく軽減させることが大切です。元々持っていたチェアをリビングでのリモートワークに使っている場合は、座り仕事に向いたチェア探しもしてみてくださいね!
快適な座り心地でリモートワークを!リビング向けチェア7選
以下ではリビングでのリモートワークに便利なチェアを、7点ご紹介いたします。シンプルでコンパクトなものから多機能チェアまでピックアップしましたので、好みや設置スペースに合わせたチェア探しの参考にしてください。
座面の昇降が可能な定番のシンプルデザイン オフィスチェア
シンプルなデザインとコンパクトなサイズで、リビングにも馴染みやすいオフィスチェアです。座面右下のレバーでは、座面の高さを最大約10㎝調節可能。背もたれと座面の厚みは約3.5cmで快適なクッション性があり、張地のポリエステルは蒸れにくく柔らかい質感です。本体の重さは5kgと軽量で、脚のキャスターと合わせて移動も楽にできますよ。カラーはシックなブラック、落ち着きのあるグレイ、爽やかなブルー、鮮やかなレッドの4色展開となっています。
通気性がよくゆったりくつろげる ローバックオフィスチェア メッシュタイプ
こちらはすっきりとしたデザインながら、背もたれのロッキング機能、座面の高さ調節・回転機能など様々な機能を備えたオフィスチェアです。背もたれは曲線を描いており、きれいな姿勢を保ちやすい構造。一部には腰をサポートするクッション付きで、腰への負担を軽減します。背もたれと座面はメッシュ素材で、通気性が高いのも嬉しいですね。アームレストは左右で約1cmずつ調節でき、必要のないときは取り外しもできます。カラーはグリーン、ブルー、レッドで、好みに合った色を選べます。
高さ調節可能なヘッドレスト付きでデスクワークを快適にする オフィスチェアー
ヘッドレスト付きのオフィスチェアをお探しの場合は、こちらがおすすめ。ヘッド部分と背もたれに蒸れにくいメッシュ素材を使用した、通気性の高いオフィスチェアーです。背もたれにはロッキング機能も付いており、疲れたときには頭から背中まで預けてリラックスできますよ。デスクワークで腕が疲れたときには、アームレストに肘を置いて休めます。
最高のパフォーマンスのためにクールでスポーティなブルー ゲーミングチェア
このゲーミングチェアも、長時間座るあなたの身体の負担を減らし、ストレスを少なくしてくれるのはもちろんのこと、実用面でもおすすめのポイントがたくさんあります。シートは身体をしっかりと包み込むようなゆるやかなカーブで頭までしっかりと支える形状です。素材はまるで本革のような高級感のある合成皮革を使用しているため、汚れもさっと拭き取るだけでお手入れも簡単。シート背面両サイドのパンチング加工により、通気性を高め、熱がこもらず、長時間での使用を快適にサポートしてくれます。
こだわりの機能が盛りだくさん ファブリッシュチェア
使いやすさにもこだわりのあるチェアは、座面高を約43~51cmまで座りやすい高さに調整してご利用頂けます。身長の高い男性から学生さんまで、幅広い世代におすすめですよ。ハイバック仕様の背もたれ中央部分は通気性の高いメッシュ素材で、身体をしっかりと支えてくれながらも気になるムレを軽減してくれるのがうれしいポイントです。
ゆったりと座れるハイバックタイプ リクライニングチェア
リクライニング機能とフットレスト付きで、快適にリラックスできるオフィスチェアです。リクライニングは140度の無段階で、背もたれを好きな角度に調節可能。肘掛けもリクライニングに連動するため、肘を乗せながら休むこともできますよ。フットレストは格納式で、使いたいときだけ座面の下から引き出せばOKです。張り材はブラックの合成皮革で、高級感のあるマットな質感となっています。
オットマン付きで知的なフォルムのブラックカラー パーソナルチェアー
ソファと組み合わせて使われることが多いオットマンは、座ったままで脚を伸ばしたいときに便利ですよね。こちらのチェアーはオットマン付属で、ゆっくりと休憩もできる品となっています。オットマンはチェア本体とは繋がっていないため、位置の微調整、使わないときは別の場所に置けるなど、便利な使い心地。背もたれの無段階リクライニングとオットマンを組み合わせれば、頭から足先まで伸ばして快適に休むことができますよ。張り材は合成皮革で、普段のお手入れはさっと拭くだけでOKです。