【誰でもできる】モダン家具の選び方と失敗しないポイントを徹底解説
モダンな家具はシンプルでオシャレな物が多く憧れます。ただ、モダンな家具には高価なものもあるため、お買い物で失敗したくありませんよね。この記事では、そんな方に向けて、モダンな家具を選ぶときのポイントや、少し安くデザイナー家具を手に入れる方法も紹介します。ぜひ参考にしてください。
モダンな家具とはどんな家具のこと？
モダンな家具とは、モノトーンで近代的な素材を使った家具のことです。モダンというと「シンプル・高級感・都会的・洗練された」といった印象があります。ですが、表現が抽象的なので分かりづらいのも事実です。モダンな家具の具体的な特徴やクラシック家具との違いを意識すると、モダンな家具をイメージできるようになります。
モダン家具の歴史と特徴
モダン家具は、20世紀初頭にヨーロッパやアメリカで広がり、戦後の復興や経済成長の証として人気になりました。そんな背景もふくめて、モダン家具は「都会的」「洗練された」という印象を与えています。
直線を基本としたデザインのなかにシンプルな曲線を使い、美しさを表現しているのも特徴の1つです。素材に光沢感のあるガラスや硬質感のある金属素材を使い、クールかつ現代的なイメージを作り上げています。
モダン家具とクラシック家具の違い
モダン家具とクラシック家具は、デザインや素材が違います。モダン家具はシンプルで直線的なデザインをベースにしています。それに対してクラシック家具は、おもに18世紀までのヨーロッパ家具で、重厚感があり気品ある装飾が特徴的です。
素材にはマホガニーやオークなどの色味がしっかりした木材が使われ、格式ある印象を与えています。モダン家具と対局にあるクラシック家具ですが、バランスよくミックスしたモダンクラシックスタイルも人気があります。
モダンな家具を選ぶときのポイント
モダン家具を選ぶポイントは、以下5つです。
- デザイン性を決める
- 素材を決める
- 機能性を決める
- 価格帯を決める
- リプロダクトを選ぶのもあり
この順番で家具選びをすると、失敗せずにモダンな家具を選ぶことができます。
デザイン性を決める
モダン家具のデザインは色と形が重要です。色の決め方は「白・黒・グレー」のモノトーンを選べばモダンな印象になり、指し色でゴールド、シルバー、メタルが入っていると、より近代的な印象が強くなります。空間全体を、直線的な家具でまとめて、アクセントに美しい曲線を持った家具を取り入れると簡単にモダンな印象が作れます。
素材を決める
素材にガラスやアクリル、スチール、金属、大理石を使った家具は、モダンで近代的な印象になります。一方で木製家具や粗めのファブリック、天然素材を使うとナチュラルな印象になるのでモダンスタイルには向きません。インテリアに天然の素材を取り入れたい場合は、塗装や加工をほどこし人工的な要素をプラスするとモダンな印象に変更できます。
機能性を決める
デザインや見た目を重視しすぎると、「収納容量が少ない」「テーブルが低い」「大きすぎる」など、機能面で合っていない家具を選びがちです。モダンな家具を選ぶときもどの場面で、どのように使うのかを考えて選びましょう。
モダン家具には、折りたたみ可能な椅子や上下に昇降するテーブル、隠し収納付きソファのような機能が付いていても違和感が出にくいです。
価格帯を決める
自分の予算を決めておくことも重要です。モダン家具はデザインやブランド、使っている素材により、数万円から数百万円と幅広い価格帯の家具があります。デザインや機能性を大切にしながら、自分の予算に合った家具を選びましょう。タイミングが合えばセールやアウトレットから選ぶこともできます。またリプロダクト商品を選ぶ方法もあります。次で詳述します。
リプロダクトを選ぶのもあり
リプロダクトとは、意匠権が切れた製品をオリジナルデザインを元に忠実に再現した復刻製品です。開発費用やデザイナーに支払うロイヤリティーが発生しないので低価格で購入できます。
医薬品で「ジェネリック」という言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、家具版のジェネリックがリプロダクトです。コピー商品とは違い違法ではなく正式に認められた製品です。おすすめモダン家具で、価格を抑えたリプロダクト商品を2つ紹介します。
建築家の巨匠 ル・コルビジェ ソファ LC2 2人掛けタイプ
20世紀初頭に活躍した建築家、ル・コルビジェがデザインしたモダン家具の代表格のひとつです。そのシンプルで洗練されたデザインは、今でも多くの人々から愛されています。座面と背もたれに快適性を追求したクッションを備え、長時間の使用でも快適な座り心地を提供します。ル・コルビジェの家具は、芸術的な作品としても高く評価されており、この価格帯で購入できるのはリプロダクト商品だからです。
デザインがユニークで 回転・昇降機能付き チェア (ブラック)
座面はガス圧昇降式で約45～57cmの間で高さ調節が可能で、自分の一番仕事効率が良い高さに合わせることができます。また、座面と背もたれは体を包み込むようなデザインとなっていますので、体が安定しチェアにフィットします。脚は360°回転できるキャスター付きでスムーズに移動ができ、安定感のある安心の5本脚となっています。
モダンな家具を使った空間づくり
揃えた家具を、シンプルで空間を活かした配置にすることでモダンテイストな部屋が作れます。家具同士の距離や比率を調節しながらバランスよく配置しましょう。小物や照明器具にもこだわることで統一感あるモダンな部屋が完成します。自然素材とミックスすることで「和モダン」が作れますし、金属やガラスを多く使用して脚が細目の家具を配置すれば「アーバンモダン」になります。アレンジしながら自分好みのモダンスタイルを目指しましょう。
まとめ
今回はモダン家具を選ぶ時のポイントを紹介しました。モダンな家具で大切なのは、デザインと素材です。あとは機能性と価格が自分にあった家具を選べば失敗せずにモダン家具を購入できます。家具の配置は、空間を広めにとりながら小物や照明も統一感あるデザインや素材を選びましょう。簡単にスタイリッシュで近代的なモダンな空間を演出できる家具を紹介しますのでぜひ検討してください。
部屋の印象がモダンになるおすすめの商品
これから紹介する家具は初心者でも使いやすいモダン家具です。家具自体がモダンな印象なので、置くだけで部屋全体がモダンな空間になる家具を選びました。デザイン・素材・機能・価格、モダンな印象を作る4つの要素を意識しながら商品を確認すると失敗せずに家具を選べます。
近代的で美しいデザインが特徴的な ベルギー製モダンデザイン ウィルトン織ラグ
洗練されたモダンなデザインが印象的で、敷くだけで空間をモダンな印象にできます。上品で重厚感があり、インテリアの主役になる美しいラグです。素材には適度な厚みがあり、まるでウールのようなソフトな踏み心地は快適なひと時を演出します。高品質で高い耐久性もあるので美しい柄を長く保つことができ、コストパフォーマンスにも優れています。
椅子やソファーの高さに合わせて調整できる 昇降リビングテーブル
モダンな家具の特徴である機能性や使いやすさを兼ね備えたこちら。高さ調節できるテーブルは、椅子と使えばノートパソコンで作業でき、ソファに合わせて食事やダイニングとして多目的に利用できます。デザインがモダンなので他のインテリアとも合わせやすく簡単に快適な空間を作りたい人にぴったりです。高さを調節することで姿勢にも配慮でき、健康的に生活できます。
無垢の天板が心地よい 和モダンダイニング テーブル 幅150cm ウォールナット
無垢のウォールナットを使った天板が目を引く、高品質で美しいテーブルです。150cmの天板は、木目が綺麗に出ていて高級感があり、ラバーウッド材を黒く塗装したスクエア脚がモダンな要素をプラスしています。ダイニングテーブルは部屋の主役になる家具ですので、和とモダンが融合した重厚感あるテーブルを置くだけで上質な空間を作れます。