インテリアがもっと素敵になる色彩心理の知識!色の心理的効果とは

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

部屋のインテリアのテーマカラーを選ぶとき、選ぶ色に悩むことはありませんか?色にはそれぞれ特性があり、人間の心にも影響を与えています。色を上手に使うことで、部屋の雰囲気や印象を大きく変えることができるのです。そこで今回は、インテリアがもっと素敵になる色彩心理の知識をお教えします。理想の部屋を目指すため、ぜひこの記事を参考にしてください。

色彩心理と色がもたらす心理的効果

まずは色彩心理とは何か、詳しく解説します。色がもたらす心理的効果についても解説するので、知っておきましょう。

色彩心理

色彩心理とは、色が人の心や行動に与える影響のことで、私たちの身近なところに活用されていることも多いのです。

たとえば黄色は「注意」や「危険」等のイメージがあるため、踏切や道路標識に使われたり、赤やオレンジなどの暖かい色は「食欲をそそる」と言われています。

インテリアでもどんな色を選ぶかによって部屋の印象が大きく変わります。

色がもたらす心理的効果

色は視覚だけでなく、温度や重さ、広さなど、人間のさまざまな感覚に影響を与えます。たとえば「暖色」と「寒色」を考えてみてください。色によってものが冷たく見えたり、暖かく見えることがあります。赤やオレンジなどの色は暖かさを感じさせるので「暖色」と言い、青や青緑などの色は冷たさや寒さを感じさせるので「寒色」と言います。夏の暑い時期は積極的に寒色を取り入れると、涼しさを感じさせることができるでしょう。

そして、トーンが明るい色は軽く感じ、トーンが暗い色は重く感じます。最も軽く感じる色は白、最も重く感じる色は黒と覚えておきましょう。また、同じ大きさのものであっても、色によって違うサイズに見えることがあります。実際より大きく見えたり、前に飛び出したように見える色が「膨張色」「進出色」、小さく見えたり、遠くにあるように見える色が「収縮色」「後退色」と言われてます。膨張色は赤やオレンジなどの暖色系と白、収縮色は青や緑などの寒色系と黒が当てはまります。

色彩別心理的効果とインテリアに取り入れるポイント

インテリアに取り入れられることが多い色が持つ心理的効果と、インテリアに取り入れるポイントをお教えします。

赤の心理的効果は、情熱やエネルギー、自信とパワーで、興奮や高揚感をもたらします。赤は古くから太陽をイメージし、生命力を表す色とされています。

インテリアに赤を取り入れることで、暮らしに元気や活力をもたらせてくれます。キッチンなどに取り入れいれるとテキパキと作業することができますが、落ち着いて過ごしたい書斎などには不向きであるかもしれません。

体感温度を高く感じさせる効果があるので、日当たりの悪い場所や寒い冬、メインカラーとして取り入れてください。

ピンク

ピンクの心理的効果は、女性らしさやかわいらしさ、幸福感で、疲労感緩和や老化防止に効果があると言われています。

ピンクは優しく甘いイメージがあり、ロマンティックな雰囲気を演出してくれます。女の子の部屋や大人女子の部屋のインテリアにぴったりのカラーです。

淡いピンクやくすみピンクは部屋に取り入れやすく、部屋に安らぎを与えます。緊張の緩和や疲労感の軽減に効果的なので、リビングや寝室などリラックスしたい場所に取り入れて下さい。

黄色

黄色の心理的効果は、気持ちを明るく前向きに、元気さや軽快さで、人の目を惹き付けます。黄色は光に最も近い色で、全ての色の中で一番明るい色と言われています。インテリアにはアクセントカラーとして取り入れることがおすすめです。

心に刺激を与えてくれるので、楽しく食事をしたいダイニング、頭をすっきりさせたい勉強部屋などに取り入れてみましょう。日当たりの悪い部屋やトイレなど、明るさが欲しい場所にもおすすめです。

黄色は目を疲れさせてしまう効果もあるので、ワンポイントで使うことがコツです。多様したい場合は落ち着いたトーンの黄色やパステルイエローを使いましょう。

茶色

茶色の心理的効果は、心を落ち着かせ、信頼を与えてくれます。親しみやすく身近な色で、アースカラーとも呼ばれています。

インテリアではベースカラーの定番で、温もりや居心地の良さを演出してくれます。インテリアの基盤の色なので、ベースカラーとして取り入れ、アクセントカラーとしてオレンジや緑など他の色を取り入れると良いでしょう。

緑の心理的効果は、リラックス効果で気持ちを穏やかにしてくれ、自然を連想させ、生き生きとした生命力を感じさせます。癒しの色なので、ストレス緩和に効果的なので、ゆっくりと過ごしたいリビングや寝室にぴったりです。

観葉植物などで取り入れると、癒し効果がよりアップします。疲れた目を癒す効果もあるので、パソコン作業をする部屋や勉強部屋にもおすすめです。

青の心理的効果は、集中力と作業効率の向上で、清潔感や清涼感を与えてくれます。心身を落ち着かせ、体感温度を下げる効果もあります。空や海など、地球上の広い範囲に存在する色なので、多くの人から好まれやすい色です。

寒色の代表とも言われる色なので、暑い夏にはリビングに取り入れ涼しさをアップさせましょう。緊張を和らげ、気分を落ち着かせてくれるので、集中力が必要な場所や寝室におすすめです。

まとめ

以上、インテリアがもっと素敵になる色彩心理の知識について、詳しく解説させていただきました。色というものは、温度や重さ、広さなど、私たちのさまざまな感覚に影響を与えます。色選びに迷ったときは、その部屋でどのような風に過ごしたいか、ということをイメージしてみてください。ぜひこの記事を参考に、色の特性をインテリアに活用してください。

おすすめの商品

色の特性を活かせるおすすめの商品を5つご紹介させていただきます。ぜひこれらのアイテムを取り入れて、過ごしやすく快適なお部屋を作るインテリアコーディネートをしてください。

自分だけの空間アルネ・ヤコブセンエッグチェアファブリックタイプ

ヤコブセンがデザインした、卵のようなフォルムのリビングチェアです。北欧インテリアを代表するようなデザインで、エッグチェアの名の通り、卵のようなフォルムが魅力です。特徴的な形のチェアに腰掛けると、身体をやさしく包んでくれ、自分だけの特別な空間を感じられるでしょう。生地には上質なカシミヤが使用されているので、ふわりとした厚みのある肌触りです。脚部分は滑り止めが付いたアルミダイキャストになっており、非常に軽く、床が傷つきにくいことも嬉しいポイントです。

モダンな雰囲気を感じるブラックが上品サイドテーブル

スタイリッシュなデザインが魅力の、上品なブラックサイドテーブルです。マットで光沢感があり、落ち着いたシンプルなデザインなので、置く場所を選ばずにさまざまなシーンで活躍します。さまざまなインテリアテイストにも自然に馴染み、天板は直径40cmとコンパクトサイズなので、ドリンクや本を置くサイドテーブルとしてだけでなく小物を置く場所としてもおすすめです。脚部分が特徴的で、インテリアのアクセントになるでしょう。非常に使い勝手の良い優秀なアイテムです。

まるで本物のような緑の癒しを与えてくれる観葉植物シダ

置くだけで癒しの空間になる、人工観葉植物のシダです。フェイクグリーンでありながらも、幹や葉の色のコントラストが美しく、見る人の目を楽しませてくれます。水やりや日当たり、温度管理などの手間が不要で、置く場所を選ばず好きな場所に配置することができます。シダの葉にしっかりとしたボリューム感があるので、お部屋に爽やかな清涼感を与え、パッと雰囲気が明るくなります。いつまでも清潔な状態を保つことができ、長持ちするので贈り物としてもおすすめです。

選べる20カラー×54サイズ防炎・1級遮光カーテン(幅100cm×2枚)

20色と54サイズと幅広く展開されている、機能性に優れたカーテンです。お部屋に彩りを加えたい時、少し落ち着いた感じが欲しい時など、お好みの色のカーテンを見つけることができます。また豊富なサイズ展開なので、窓にぴったりのサイズが見つかることも嬉しいポイントです。1級遮光なので、外からの光や紫外線をしっかり遮り、プライベート空間を確保してくれます。リラックスしたい寝室や集中したい書斎などにおすすめのカーテンです。防炎機能も備わっているので、高層マンションにお住まいの方も安心してお使いいただけます。

[190×240]アンティーク絨毯風プリントラグブルー

アンティークな雰囲気で高級感のあるブルーの絨毯風プリントラグです。転写プリントですが、小さな模様やかすれ具合までも細かく表現されています。フランネル生地が使用されているので、非常に肌触りが良いことが魅力的です。毛足が短いのでお手入れがしやすく、洗濯機で洗うことができるので、いつでも清潔な状態でご使用いただけます。ホットカーペットや床暖房にも対応しているので、寒い季節でも快適です。オールシーズンご使用いただけるラグです。裏面には滑り止めがついているので、ラグがズレるストレスもありません。

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!