リネンをインテリアに取り入れる方必見!特徴や洗濯方法を詳しく解説

  • URLをコピーしました!

カヴァース編集部

天然素材の中でも特に人気の高い「リネン」を、部屋のインテリアに取り入れたいと思う方も多いでしょう。衣類やインテリアによく使われるリネンですが、実際にどのような特徴があるのでしょうか。そこで今回は、リネンの特徴や洗濯方法を詳しく解説させていただきたいと思います。リネンをインテリアに取り入れたいと思われている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

リネンの特徴とメリット

リネンは、フラックスという亜麻科の植物から作られる植物繊維であり、日本では麻と呼ばれることがあります。そんなリネンにはどのような特徴とメリットがあるのでしょうか。

素朴でナチュラルな風合い

リネンは素朴でナチュラルな風合いなので、自然素材のある温かみのある雰囲気に魅了されている方も多いのではないでしょうか。

発色が良いので、ナチュラルカラーはもちろん、鮮やかな色でも、品のある仕上がりになります。ファッションやインテリアにもよく馴染み、落ち着いた大人の雰囲気を演出してくれます。流行に左右されないので、長く使い続けても飽きがこない豊かな風合いを楽しむことができます。

吸湿性と発散性に優れている

リネンは吸湿性と発散性に優れた素材です。

リネン繊維の中は空洞の中空構造になっており、空洞の中にたっぷりと水分が染み込みます。コットンの約4倍、シルクの約10倍の吸湿性があると言われており、吸い取った水分も素早く発散し、すぐに乾くので手触りがサラッとしています。汗をかきやすい夏にもおすすめの素材です。

汚れにくく丈夫で長持ち

化学繊維には帯電性があるので、どうしても埃がつきやすいのですが、リネンは帯電性が低いので、埃がつきにくいことが特徴です。

カーテンやカバーなどにリネンを使用しても、軽く払うだけで埃を落とすことができるので、いつでも清潔にお使いいただけます。小さいお子様やアレルギーのある方、衛生面が気になる方にお勧めの素材です。

天然素材の中でもリネンはトップクラスの耐久性を誇る素材であり、さらに長く使い込むほど柔らかくなり、風合いも増していきます。長く清潔に素材の風合いを楽しむことができることも、リネンの魅力のひとつです。

ソフトな手触りでオールシーズン快適

リネンの繊維にはペクチンという成分が含まれているため、チクチクせずにサラッとソフトな手触りです。

繊維の中に空洞もあるので、冬は空気を含んで暖かく過ごすことができるので、オールシーズン快適に使い続けることができることも、リネンならではのメリットです。

リネンの特徴とデメリット

リネンのデメリットになる特徴も詳しく解説します。メリットと併せて覚えておきましょう。

湿度で伸縮する

リネンは調湿性に優れている素材ですが、湿気によって生地が伸縮するという特性があります。そのため、洗濯して水に濡れると縮んでしまう可能性があるので、注意しなければなりません。

また、リネン素材のカーテンを吊るして使っていると、湿気で伸びたり縮んだりすることもあります。リネン素材のアイテムを購入する際は、生地が縮小することを想定し、あらかじめ少し大きいサイズを選んでおくと良いでしょう。洗濯する際は、洗っても大丈夫な生地なのか、事前に確認して下さい。

シワになりやすい

リネンは植物繊維なので、変形してから元に戻る力が弱く、シワになりやすいことがデメリットです。

洗濯して揉まれたり、折り曲げられたりするとシワになってしまいます。また、脱水をし過ぎてもシワの原因になってしまうので注意してください。

黄ばみや色移りがある

リネンの繊維に汗や洗剤が残っていると、酸化して黄ばんでしまうことがあるので、汗をかいたり汚れたときにはすぐに洗濯するようにしてください

またリネンは色落ちすることがあるので、他の洗濯物と一緒に洗うと色移りしてしまうことがあります。色移りが落ち着くまでの2~3回程度は、他の洗濯物と分けて洗うようにしましょう。

リネン素材の洗濯方法

リネンは水分や油分を吸い取り、水にも強い素材ですが、水に濡れることでシワになったり縮んでしまうことがあります。後悔しないためにも、リネン素材を正しく洗濯しましょう。

洗濯表示を確認する

リネンのアイテムは家庭での水洗いが可能ですが、製品によっては水洗いができないこともあるので、まずは洗濯表示を確認しましょう。

また漂白剤は使えない場合が多いので、お手入れ前に洗濯絵表示で確認しておきましょう。

低めの水温でしっかりすすぐ

リネン素材は水温が高いほど縮みやすくなってしまうので、洗濯する際はぬるま湯や水で洗濯するようにしましょう。

また生地に洗剤が残っていると黄ばんでしまうことがあるので、洗剤が残らないよう、しっかりすすぐことも重要なポイントです。

脱水は短くする

脱水はリネン素材にシワをつきやすくしてしまうので、できるだけ短くすることがポイントです。もしシワが心配なときは、乾いたバスタオルで挟み、軽く押さえて脱水する方法がおすすめです。

もともとリネンは速乾性に優れている素材なので、軽い脱水でも十分に乾かすことができます。乾燥機は生地を傷めてしまうことがあるので、使用しないようにしましょう

シワを伸ばしてから干す

シワができたままリネンを干すと、シワが戻らなくなってしまうので、脱水をした後は軽くシワを伸ばしてから干すことを忘れないようにしましょう。

まとめ

以上、リネンをお部屋に取り入れる際、知っておくべき特徴や洗濯方法について、詳しく解説させていただきました。リネンは昔から衣類や寝具に活用されてきた素材です。吸湿性と速乾性に優れているため、暑い夏でもサラッと快適にお使いいただけ、汚れにくく耐久性に優れているので、オールシーズン快適に、長くお使いいただけます。ナチュラルテイストがお好みの方は、ぜひこの記事を参考にリネンの特徴や洗濯方法を知り、部屋にリネンを取り入れてください。

おすすめの商品

リネン素材のおすすめの商品を5つご紹介させていただきます。リネンを取り入れた部屋に合う家具も併せてご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

[幅150cm]優しい印象に風も喜ぶ天然素材のリネン100%カーテンベージュ

毎日の暮らしにやさしい光を届ける、天然素材リネン100%のカーテンです。天然素材カーテンの中でも絶大な人気を誇る、リネンならではのナチュラルな手触りが魅力です。日本縫製工場でひとつひとつ丁寧に作成されており、使い込むことでどんどん風合いが増していくので、リネンを永く楽しむことができます。光との調和で、ほっこりするような優しい透け感で、柔らかい光りがお部屋を彩ります。その日のお天気や湿度、光の加減や角度によってさまざまな表情を見せてくれます。

[幅150cm]素材感が柔らかい自然な印象天然素材リネン100%のカーテン原色

世界最高品質のフランス産フラックスを使用した、リネン100%の上質なカーテンです。軽やかですが、ほどよい厚みがあり、透けはほぼありません。リネンは細い繊維でできており、夏は熱を発散してサラサラと、冬は空気を含み暖かいことが特徴で、他の自然由来の天然素材と比較しても非常に丈夫です。また、汚れがつきにくく落ちやすいという性質に加え、抗菌性があり、カビや雑菌の繁殖を抑えてくれることも嬉しいポイントです。さらっとしてしなやかな風合いで、使えば使うほどに柔らかさと光沢感が増します。

目的別に使えるタイプが選べる大容量チェスト収納ベッド(シングル)

一人暮らしのお部屋に最適な、シングルタイプの大容量チェスト収納ベッドです。狭いお部屋にぴったりのスライド収納付きヘッドボードで、最大約90枚のDVDや漫画を収納することができ、キャスター付きで動きもスムーズであることがポイントです。雑誌や小物の置き場所に便利なすき間収納とヘッドボードには2口コンセント付きなので快適な寝室空間を作ることができます。ベッド下は4杯の浅型タイプと1杯の深型タイプ、そしてフリースペースがあるので、衣類やリネン類、バッグや美容家電、ラグやお布団などをすっきり収納することができます。

[幅200cm]優しい風 洗濯機で洗える天然素材リネン100%カーテンホワイト

柔らかい光でお部屋をほっこり、優しく彩るリネン100%のカーテンです。カーテンは空間コーディネートに欠かせない重要アイテムです。色や形ばかりを重視してしまいがちですが、素材にもこだわってみてください。リネン素材のカーテンを取り入れることで、部屋が柔らかく優しい印象になるので、ナチュラルテイストがお好みの方にはおすすめです。くすみのないカラーがさわやかで、まるで海辺のカフェのように仕上がります。窓だけでなくお部屋の間仕切りやちょっとした目隠しにもおすすめです。

ぬくもり感じるカントリー調天然木薄型ワイドチェスト5段

天然木で作られた、軽くて使いやすいカントリー調の5段チェストです。横幅が60cm、奥行きが31cmと、ややコンパクトで薄型サイズです。収納力も大きさも収まりのよいサイズ感で、省スペースだからお部屋も狭く感じません。天然木のこだわりのデザインが、カントリー調テイストを引き立て、置くだけでカフェや雑貨屋のような雰囲気に仕上がります。リネン素材のアイテムとも相性がいいのでおすすめです。ソファサイドや寝室に置いても違和感がなく、置きたかった場所に置けることが嬉しいポイントです。

この記事のタグ

  • URLをコピーしました!