【知育】モンテッソーリ教育をお家でチャレンジするコツご紹介します

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カヴァースメディア部

今話題沸騰中の「モンテッソーリ教育」。お家で試してみたいと思いつつ、どんな教育方法なの?どうやればいいの?と悩んだりしませんか?実はお教室に通わなくても、気軽に試せる教育方法なんですよ。今回は、私自身が子供に取り入れているモンテッソーリ教育の内容と、モンテッソーリ教育に繋がる家具を併せてご紹介いたします♪

モンテッソーリ教育とは?

まずはじめに、モンテッソーリ教育の特徴や目的についてふれておきましょう。

どんな特徴があるの?

モンテッソーリ教育は、医師でありながら教育家でもあったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法です。「子どもには、初めから自分で自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」を大切にしているのが特徴です。

自己教育力とは、例えば「ハイハイを教えなくても、自ら動こうとした」のように自発的に行われる行動のこと。様々な物事に関わるうちに、自然と成長していく力を指します。

モンテッソーリ教育の目的とは

モンテッソーリ教育は、目先の成長だけに囚われず人生において大切な力を育むことが目的の教育方法です。

教育と聞くと何かを暗記したり、瞬時に計算するということに気を取られがちですが、「生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことがモンテッソーリ教育の目的だと言われています。

モンテッソーリ教育を取り入れるポイント

モンテッソーリ教育を知ったうえで、年齢を前期、後期に分けてポイントをお伝えいたします♪

0歳~3歳

三つ子の魂百までと言うことわざがあるように、0歳~3歳はとても大切な時期と言えます。人生の中でもっとも吸収力が強く、成長曲線もこの時期は凄まじい角度の右肩上がりを描きます。

そしてこの時期は、人間社会に適合する術を身に着ける時期。そのため、日常生活に必要な動作を取り入れるのが特徴です。

運動機能に関していえば、歩くという動作がスムーズに行えるような教育を取り入れます。手の運動機能は握る、落とす、叩くなどの日常的な動作を行えるようなサポートを、大人がしてあげるのがポイントの時期となっています。

3歳~6歳

0歳~3歳までに生活で必要な土台を作り、3歳~6歳では生活に密着した動作や感覚を取得していきます。個人差はありますが、野菜を切ったり、何かを入れ替えたりといった生活に必要な事柄を取り入れていきましょう。

この時のポイントは、「出来ない」のではなく「正しいやり方を知らない」という視点に立って教えることです。子どもが失敗すると「どうしてできないの!」と怒りたくなるものですが、出来ないのではなく「正しいやり方が分からないから失敗した」という考え方を念頭に置いておきましょう。

また、やり方を教える際は大人のいつものスピードではなく、スローモーションの様に教えるのがコツですよ。

お家でできるモンテッソーリ教育

1歳の子どもがいる我が家で、0歳~現在まで取り入れているモンテッソーリ教育と、この先取り入れたいと考えていることをご紹介いたします。

0歳~3歳のモンテッソーリ教育

まずは0歳~1歳で私が実際に取り入れた事、2歳~3歳は現在取り入れつつ準備している内容をご紹介いたします。

0歳

色の識別をモノクロ→暖色系→寒色系と移行していき、モビールを吊るしていました。

また、鏡を近くに置き自分の体がどこからどこまでで、どういった動きができるのか観察してもらおうと考えていました。

1歳

つかまり立ちが出来るようになってからは、壁にシールを貼る場所を設け手先と足腰の運動活動を取り入れました。

シール貼りは大きめの丸いシールから始め自分でシートから剥がせるようになったら変形のシールも貼ってもらっていました。

また、シールを貼る場所に色を使った線を引き「赤色の線の上にシールを貼ってね」などの声掛けをして、横に歩く、前に歩くなどの動作と色の名前を覚える活動を取り入れました。

2歳~3歳

ボタン掛けの活動を取り入れる予定です。また、色を使った美術活動では粘土を取り入れ、何かを形作ったり自由に表現する楽しさを加えたいと考えています。

粘土を取り入れる際は、口に入れても害のない小麦粉粘土か、口に物を入れなくなってから始めると良いかもしれません。

3歳~6歳のモンテッソーリ教育

3歳以降は、一緒にお料理を楽しみたいなと計画しています。始めのうちはピーラー等で皮をむいてもらう作業を行い、野菜の形や色、質感を楽しみ、段々と包丁で野菜を切る活動に移行していきたいと考えています。

しかし、お料理は野菜を切ったりするだけではありません。事前に野菜を買ったり、育てたり、エプロンを付けたり、洗い物をしたり。様々な動作が付随しています。そういった活動全てに参加してもらうのが、モンテッソーリ教育に繋がります。

モンテッソーリ教育とだけ聞くと、特別な事をしなければならないのではないか?と考えがちですが、日常生活に参加してもらうだけでも立派なモンテッソーリ教育です♪

モンテッソーリ教育に繋がる家具選びのコツ

日常生活がモンテッソーリ教育に繋がるため、お家の家具選びも大切です。身支度が自立して出来るようになるためには、子どもが自ら行動して「できた!」を感じる家具を選んでみましょう。モンテッソーリ教育に繋がる家具選びのコツをご紹介いたします。

子どもの「自分でやりたい!」が直ぐ行動に移せる

赤ちゃんのうちはシンプルな欲求ですが、成長すると、「自分でやりたい!」の内容が複雑になってきます。そのやりたい!という気持ちが直ぐに行動へ移せない、もしくは、やりたい行動へのプロセスが長い場合、「やりたい!」という気持ちが後ろ向きになってしまいます。

そのため、家具は子どもの目線で使いやすい家具にしてあげるのがポイントですよ。

お掃除がしやすいのもポイント

子どもははじめから「やりたい」ことがうまくいくことは稀です。そのため、場合によっては汚れてしまうことも多々あるかと思います。そんな時、お掃除がしやすい家具だと、こちらの気持ちもおおらかに構えてあげられますよね。

お掃除がしやすい素材やデザインにして、お子様の自分で自分を育てる力のサポートができる家具を選びましょう。

おすすめの商品

ここからは、モンテッソーリ教育に繋げることが出来る家具をご紹介いたします。日常生活の行動が、お子様ご自身で出来るようにサポートしてくれるアイディアが満載ですので、是非ご覧くださいね♪

ひとりでも考えながら楽しくお片づけができる 知育チェスト

日常生活で欠かせないお片づけ。こちらはお片づけに特化した知育チェストです。引き出しにはスカートやズボン、靴下、トップスなどぱっと見て中身がわかるモチーフがあしらわれているので、1歳頃からお片付けに挑戦することができます。また、モチーフには折り紙を差し込んでいるため、お好みのイラストやカラーに変更することもできますよ。引き出しの数は、2杯・3杯・6杯の3種類をご用意しましたので、お子様が管理できる数の引き出しにするのも良いかもしれません!

大人になっても使いたい シンプルキッズ収納家具 棚付絵本ラック

子どもが小さいうちは、文字を読むことが出来ません。そのため、絵本の柄や色、サイズで本の内容を記憶していると言われています。こちらの絵本ラックは表紙をメインに収納することができるので、お子様ご自身で絵本を選ぶことができます。また、絵本下には収納スペースがありますので、玩具の収納にも◎。そして嬉しいのが、クリーンイーゴスを採用している点。シール貼りや落書きをしても、綺麗にお掃除が出来る仕様になっています。シール貼りやお絵描きを低月齢から実践できる家具です。

お子様の不安を解消する 木製折りたたみ式トイレ子ども踏み台

背の低いお子様にとって、家の中は背の高い物ばかり。もちろん、トイレの踏み台としてもお使いいただけますが、一緒にお料理をしたりする際にもお使いいただけるような2Way仕様になっています。高さは一人でも昇り降りしやすい約23cmの設計になっていて、お子様自ら上ることが可能。ステップには滑り止めの溝を作り、隅々まで角を丸めているので、転倒対策もばっちり。汚れてもさっと拭いてお手入れが出来るのも、使いやすいポイントですね。

片付く飾れる フラップ扉・可動式棚板付きディスプレイラック (2個セット)

子どもデザインの家具ではなく、落ち着いたデザインのディスプレイラックは、リビングでもお使いいただけて便利ですよね。こちらはフラップ扉になっている部分があり、絵本などが飾れるようになっています。フラップ扉なので、コツを掴めばお子様でも開閉が可能。玩具収納スペースにすれば、お片付けの習慣付けにも役立ちます。

テーブルにも作業台にも自由自在 バタフライカウンターワゴン

子どもと一緒にお料理がしたいけれど、キッチンが狭くて・・・と言う時にお使いいただける、カウンターワゴン。収納力も抜群なので、お料理に必要なアイテムをワゴンに収納して、お子様に準備してもらうこともできます。収納の高さが高すぎないのも、自分でやりたい!を応援出来ますよね。作業台はバタフライ部分の開閉で広くしたり小さくしたりすることができますので、状況に応じてスペースを変えられるのも、お子様とのお料理には助かるデザインです。

まとめ

今回は、モンテッソーリ教育をお家で実践するコツとサポートしてくれる家具を併せてご紹介いたしました。実は、日常生活に取り入れられる作業が沢山あるモンテッソーリ教育。是非、家具をお子様でも使いやすい物にして、自然とモンテッソーリ教育を取り入れてみてくださいね♪