部屋干し最高！洗濯物を上手に干せるおすすめの方法教えます♪

花粉症の方にとって、洗濯物を外で干すなんてありえないことですが、花粉症予備軍の方も気をつける必要があります。花粉は乾いた衣類よりも湿っている洗濯物に付着します。静電気の起きやすいニット系などは、花粉を呼び寄せます。花粉は種類によって飛散する時期が違います。一年中何かしらの花粉が飛んでいるといっても過言ではありません。花粉はスギだけではないのです。

さらに近年、はるか遠くから飛来してくる黄砂やPM2.5などの汚染物質が問題になっています。洗濯物自体も汚れますが、呼吸器官など、健康面での影響が心配です。部屋にも自分にも危険な汚染物質を取り込まないように、部屋干しがおすすめです。

実は洗濯物から多くの情報をキャッチすることができます。「どんな人が住んでいるのか」「家族構成はどんなか」「ライフスタイルはどのようなものか」、こうした情報は、犯罪にも利用されます。部屋干しして、洗濯物が見えないようにすれば、こうしたリスクも避けられます。

洗濯日和な真っ青な青空。洗濯物がよく乾く！とうれしくなりがちですが、紫外線が強いと衣類が傷んだり、変色することがあります。また、紫外線だけでなく、車の排気ガスも変色の原因になります。お気に入りの洋服は部屋干しするに限ります。

まず最初にすべきなのが、洗濯槽の除菌です。いくら洗い方や干し方を工夫しても、カビだらけの洗濯槽で洗えば、菌をつけたまま部屋干しすることになってしまいます。

特に、見えない洗濯槽の裏は要注意！月に一度くらいは洗濯槽の除菌を心がけましょう。洗濯槽クリーナーや、重曹・クエン酸などでカビや汚れを落とせます。

あなたはまとめて洗う派ですか？洗濯物の量が多いと、汚れがちゃんと落とせなくて臭いの原因になる場合があります。さらに、スペースに余裕がなくてぎゅうぎゅうに干すことになり、乾くのに時間がかかってしまいます。部屋干しの鉄則は、いっぺんにたくさん洗濯して干さない！ということです。

ドラッグストアに行けば、「部屋干し」の入ったラベルの洗剤や柔軟剤を多く目にします。部屋干しによる生乾き臭を防ぐには、除菌・抗菌効果のある洗剤を使いましょう。柔軟剤も部屋干し用を使うなら、干している間もいい香りが漂います。繊維がコーティングされるので静電気も防いでくれますよ。

人によっては、敏感肌で、できるだけナチュラルな方法で洗濯したいという方も。洗濯前に熱めのお湯に浸けて雑菌を落とすという方法があります。石けん成分でできた洗剤や、クエン酸を洗剤替わりとして使うことができます。

洗濯機の脱水時間をいつもより長めの設定にすれば、乾きが早くなります。脱水後はできるだけ早く洗濯槽から出して干しましょう。うっかり忘れて放置していると、洗濯槽で湿気がこもり、雑菌が増えて臭いの原因になってしまいます。

ちょっとした手間ですが、部屋干しする前に、乾燥機を5分ほどかけると洗濯物を早く乾かせます。

できるだけ洗濯物の表面積が外気に触れるような干し方をする必要があります。洗濯物同士の間を十分にあけて、しっかりと空気が通るようにしましょう。薄手のものと厚手のものを交互に干して間隔を確保しましょう。

ポケットのあるアイテムは裏返しして干す、パーカーは専用ハンガーを使ってフード部分に空気を通す、など、それぞれのアイテムに合った干し方をします。ピンチハンガーに干すときは、長いものを外側に、短いものを内側に干すアーチ型が風を通すのでおすすめです。

風通しの悪い部屋は洗濯物が乾きにくく、雑菌が繁殖しやすくなります。これがイヤな生乾きの臭いの原因に。空気の流れができるように、窓を2箇所以上開けましょう。窓を開けることができない場合、扇風機やサーキュレーターを使って空気を循環させます、洗濯物が早く乾きますよ。

ただし、締め切った窓や壁の近くは空気が溜まりやすく、乾くのに時間がかかります。空気が循環しやすい場所に干すようにしましょう。

湿度の高さもイヤな生乾きの臭いやカビの原因になります。部屋干しをすると部屋の湿度が高くなりますので、除湿機を使うのが◎。洗濯物も早く乾き、部屋のカビが発生するのを防げます。

意識的に換気したり、換気扇を回すなどの対策も効果的です。