ヌックでリビングに大人の癒し空間を♪魅力と作り方のポイントは？
みなさんはヌックという空間をご存じですか？これはお部屋の中にある「こぢんまりとした居心地のよいスペース」のことで、家族が自然に集まる心地よい溜まり場のような存在です。家族団らんだけでなく、様々な用途に活用できるヌックを今あるリビングに取り入れてみませんか？その使い方と作り方をご紹介いたします♪
ヌックとは
スコットランド発祥のヌック（nook）は、海外ではよく取り入れられているインテリア様式です。階段下やリビングの片隅、窓際のちょっとしたスペースにヌックを設けることで、家族みんなが、または自分だけのやすらぎ空間を作り出してくれますよ。
秘密基地に憧れた幼少期の頃を思い出してみてください。人は狭い空間にいると不思議と落ち着いて居心地よく感じるものです。いつものソファスペースとはまたひと味違う温かみのある隠れ家のような場所。ヌックの魅力はここにあります。
ヌックの魅力
それではまずヌックの魅力ある使い方について、その一例をご紹介しましょう。フレキシブルに使えるヌックの活用方法は千差万別です。さあみなさんはどう過ごされますか？
家族とくつろぐ
もともとヌックには「家族のあたたかな団らんスペース」という意味合いがあります。従来のリビングダイニングよりも、もっとラフでフレキシブルな家族のくつろぎスペースとして気軽に活用できるのがヌックです。さらにお子さんのプレイスペースとしての使い方もあります。
ただし、ヌックを家族が好きな時間にシェアして使用したいという場合は、あまり物をあれこれと置いたままにしないようにしましょう。それぞれが遊んだり、趣味を楽しんだりした後は、おもちゃや趣味などに使用した物をできるだけ決まった場所に片づけることでヌックをすっきりとした状態で維持することができます。
ひとりを楽しむ
時には家族と離れてひとりで過ごしたい時もありますよね。そんなときヌックがあれば家族がいてもお互いに気にならない適度な距離感を作り出してくれます。
例えば家族がテレビを見ているときも、自分は趣味や読書などひとりの時間を楽しむことができますね。
書斎として
省スペースな書斎として、ヌックにパソコンデスクなどを置いてリビングで調べ物や作業をすることができます。
こぢんまりとした空間はかえって落ち着き、目の前のことに集中しやすくなるので作業もはかどりそうですね。
ゲストをもてなす
ダイニングセットやリビングソファとは別に、コンパクトなテーブルセットやシンプルなソファにおしゃれなクッションなどをセッティングして気軽にゲストをもてなす場所として使用することもできます。
リラックス感あふれるヌックでは会話も弾みそうですね。
【リビングにヌック】どう作る？
ヌックに明確な定義はありませんので、どんな風に作るかはみなさんの自由です。ヌックについて今一つイメージしにくいという人のために、こちらではリビングにヌックを作るアイデアと快適に仕上げるポイントについてご提案いたします。どうぞご参考にしてくださいね。
広さの目安
ヌックにはもともとそんなに広いスペースは必要ありません。広さの目安としては2～3畳ぐらいあれば家族でくつろぐには十分でしょう。
むしろ広すぎない方が落ち着けるというのがヌックのいいところ。家族が1人～少人数でシェアし合うのであればリビングの片隅のちょっとしたスペースでも大丈夫です。
どこに作る？
リビングにヌックがほしいけれど、具体的にどこに作ればよいの？とお考えの人は、例えば次のような場所に作ってみてはいかがでしょうか。
景色のよい窓際に
あたたかな陽ざしの中でゆっくり過ごしたいという人は、景色のよい窓際がおすすめです。ごろりと寝転んだり、読書を楽しんだり…など気持ちのよいひとときが過ごせそうです。
ヌックは出窓を利用した空間に作られることも多いので、それにならって窓の下にベンチやソファを設けてみてもいいですね。コンパクトなテーブルセットを置けば景色を眺めながらのティータイムを楽しむこともできます。
お部屋のデッドスペースに
みなさんのリビングを見渡してみてください。どこかにデッドスペースはありませんか？特にひとりでくつろげるヌックがほしいという人は、少しのデッドスペースでもヌックとして使用できますよ。
デスクセットを置いて読書を楽しんだりワークスペースとして使用したり、お気に入りのクッションを並べてリラックス空間にとお部屋を有効に活用できるかもしれません。
クローゼットに
収納スペースに余裕があればリビングのクローゼットや押し入れ内をヌックとして使用できることもあります。
例えば1畳ほどの空間でもひとりで過ごすなら十分な広さです。工夫次第で隠れ家感のある素敵なヌックが出来上がるでしょう。
ひと工夫でさらに快適に
ヌックとして使用する場所が決まったら、より快適に過ごすためのひと工夫を加えてみませんか？ご参考までに次のようなアイデアをご提案いたします。
ゆるやかにゾーニング
ヌックは家族が一緒にくつろぐ場所というだけでなく、ひとりで過ごす場所としての役割もあります。しかし、かっちりとした間仕切りなどを作ってしまっては、せっかくのヌックのメリットが失われてしまいます。家族の存在を感じながら、付かず離れずの程よい距離感で心地よい時間を楽しむために、ヌックはゆるやかにゾーニングすることをおすすめします。
一例として、圧迫感のないシェルフなどでさりげなく仕切ってみてはいかがでしょう。壁のくぼみなどのデッドゾーンにヌックを作りたいという場合は、アクセントクロスとして壁紙の一部を張り替えると効果的です。
段差や異素材で区別する
ヌックを作るときによく使われるのが、天井を下げたり床を上げたりして他のスペースと区別することです。もっと手軽にヌックを作るためには、段差や異素材のものを用いることで周囲と区別するとよいでしょう。
例えば「ユニット畳やベンチなどで床を上げる」「カーペットやラグを敷く」などで天井や床などのリノベーションをしなくても、低コストでヌックを独立した空間として認識させることができます。
照明を工夫する
落ち着いた雰囲気を演出するために照明も工夫をしてみてはいかがでしょうか。ヌックには蛍光灯のような白色の光よりもあたたかみのある暖色系の光を取り入れるのがおすすめです。
ペンダントライトを使用したり間接照明を置くなどして少し暗めのあかりにすることで、照明を利用したお部屋のゾーニングもできますよ。
まとめ
リビングのちょっとした空間に手軽に取り入れることのできるヌックは、みなさんのおうち生活をより居心地のよいものにしてくれるかもしれません。みなさんの感性とひと工夫でオリジナリティあふれるヌックを作り上げていただき、豊かで充実したおうち時間をお楽しみくださいね♡
おすすめの商品
こちらではCOVEARTHがおすすめするヌック作りに役立つアイテムをご紹介いたします。ぜひご覧になりお気に入りのものがありましたら取り入れてみてくださいね。商品選びのご参考になりましたら幸いです。
さりげない存在感 北欧モダンデザインダイニング 3点セット
北欧デザインならではの美しいフォルムが光るダイニングセットをあなたのヌックにもいかがですか。優しさあふれる雰囲気で、お部屋を上品でやわらかなイメージに仕上げてくれるテーブルとチェアは、美しさだけでなく使い勝手にも優れています。天板はウレタン樹脂仕上げなので丈夫でお手入れ簡単で、チェアは身体に気持ちよくなじみ座り心地も抜群です♪ファブリックは2カラーをご用意していますのでお好みでお選びくださいね。
天然木のぬくもりで癒やしを感じながら仕事も勉強もはかどる デスクセット
ヌックを書斎スペースとして使用する方におすすめなのがこちらのおしゃれなデスクセットです。ヌックのような狭いスペースでも置けるスリム設計にもかかわらず、棚板や収納ポケット、クッションとセットになったコンパクトスツール付きなどうれしいこだわりが詰まっています。天然木の美しい木目がぬくもり感いっぱいのデスクをあなたのリビングにもいかがですか。
生活に寄り添った3タイプの使い方 フロアソファになる洗えるクッションラグ
ヌックのゾーニングとしてぴったりのクッションラグでくつろぎの時を過ごしてみませんか？ふかふか極厚の約30mmのクッションラグはフロアソファとしても使うことができ、生地カバーは丸洗いOK！お子さんのいるご家庭でも安心ですね。スペースに合わせた2サイズをご用意していますので狭いリビングでも安心です♪高品質の日本製クッションラグで素敵なリビングライフをお過ごしくださいね。
木製ボード入りで安定感ある畳スペースがつくれる ボード入り頑丈ユニット畳
フローリングに敷くだけでたちまち安らげる和空間が出来上がるユニット畳は、ヌックのゾーニングにとってもおすすめ♪しかもこちらは木製ボード入りなので丈夫で安定感に優れています。クッション性があり裏面にはすべり止め加工が施されていますので安心して使用できますね。表地はカラーにより天然い草とい草MIXの2種類がありますので、それぞれの特徴をご確認の上お選びくださいね♡
抜け感のあるデザインが開放感を演出 シェルフ ホワイト (ミドルタイプ)
リビングのヌックのゾーニングにこんな抜け感のあるシンプルなデザインシェルフはいかがでしょうか。開放感を妨げずに緩やかにゾーニングしながら、収納スペースも作り出してくれるのがうれしいですね。明るいリビングを演出するホワイト、どんなお部屋にもなじみやすいナチュラル、同シリーズの落ち着き感のあるブラウンであなたのリビングにやすらぎ空間をプラス♡あなたのリビングにはどのカラーがお似合いですか？