【加湿器のタイプ4つ】メリット・デメリット&電気代を比較!
冬になり空気が乾燥すると、加湿器が大活躍しますね。実は加湿器には、加湿方法により4つのタイプがあるんです。それぞれの特徴やメリット・デメリット、何かと気になる電気代について解説します。
こちらのyoutube動画でもご説明しておりますので、是非チェックしてください♪
目次
加湿器の効果
日本の冬は空気がとても乾燥しますので、ウイルスが飛散しやすく、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。また肌や髪なども乾燥し、トラブルの原因に。無垢の家具やアートなど、乾燥に弱いものは劣化するおそれもあります。
加湿器で湿度を適度に保たれていると、ウイルスが飛散しにくくなるため、感染症予防になります。さらにのどや鼻の粘膜がうるおうので、風邪のウイルスに対して免疫力を発揮できる効果も。適度な湿度があれば、無垢材やアートも反りやひび割れなど起こしにくくなります。
加湿器のタイプ4つ
加湿器はタイプにより、水を放散させる方法や電気代などが異なります。それぞれの特徴や注意点を理解して、家庭に合ったタイプを選びましょう!
スチーム(加熱)式
タンク内の水をヒーターで加熱して水蒸気にします。それをファンで部屋中に拡散させます。やかんや鍋でお湯を沸かすイメージです。
メリット
・ 水を沸騰させるため、雑菌が繁殖しにくく衛生的
・ 高温の蒸気が出るため、部屋を暖める効果も
・ パワフルで加湿能力が抜群
・ 広い部屋にも対応できる
デメリット
・ ヒーターを使うので電気代がかかる
・ 吹き出し口が熱くなるので、子どもやペットがいる家庭は注意
・ 水を沸騰させるのに時間がかかる
・ パワフルなあまり、加湿しすぎることがある
超音波式
超音波の力でタンクの水をミストにし、ファンで拡散させて加湿します。ヒーターがないので、シンプルな構造です。見た目もおしゃれでインテリアショップなどでも販売しています。
メリット
・ ヒーターを内蔵していないので、やけどの心配がない
・ 電気代や本体価格が安い
・ アロマオイルを垂らして香りを楽しめるものもある
デメリット
・ タンク内の水をそのままミストとして放出するので、雑菌が繁殖しやすい
・ スチームより水の粒が大きいので、近くにある床や家具などが湿りやすい
・ 水滴が付いた部分に水跡が残りやすい
気化式
内部のフィルターに水を吸収させ、そこにファンを当てて水を気化させ、放出します。ぬれタオルに扇風機の風を当てるイメージです。
メリット
・ 水の粒が小さく雑菌が放出されにくい
・ ヒーターを使わないので、やけどの心配がない
・ 空気を当てるだけなので、電気代が安い
・ 自動で加湿量を調節する機能があるものも
デメリット
・ 水を自然に蒸発させるため、加湿力が低め
・ ファンやモーターの音がうるさい機種もある
・ フィルターの交換が必要
ハイブリッド式(加熱気化式)
スチーム式と気化式のメリットを生かしたタイプです。水をフィルターに吸収させ、ヒーターで温めた風をファンで送ります。温度が高いときは、ヒーターを使わず通常の気化式として加湿します。
メリット
・ 気化式より早く加湿でき、スチーム式より電気代が安い
デメリット
・ ヒーターを搭載しているので、本体価格や電気代がかかる
・ フィルターの交換が必要
加湿器の電気代は?4タイプを比較!
毎日長い時間稼働させていると、気になるのが電気代。加湿器は4つのタイプで構造や加湿方法が異なるため、電気代もそれぞれ変わります。加湿器の電気代を比較してみました!
※電気代はおよその目安です。地域や電力会社との契約などにより、電気代は大きく変わります。
加湿器のタイプ | 消費電力(W) | 1時間当たりの電気代(およそ) |
スチーム式 | 300W | 8円 |
超音波式 | 20~25W | 0.5円 |
気化式 | 5W | 0.2円 |
ハイブリッド式 | 100~150W | 4円 |
※1kWh=27円で計算
※参考サイト:Panasonic公式HP https://panasonic.jp/life/air/170023.html
まとめ
加湿器のタイプは主に4つ。それぞれ加湿能力や電気代が異なるため、使いたい部屋に合ったタイプを選ぶのがポイントです。また、加湿器は本体の価格もさまざま。ヒーターを搭載したスチーム式は構造が複雑で、数万円するものも。逆に超音波式などは造りがかんたんで、インテリアショップでも数千円で購入できます。冬に大活躍の加湿器。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったものを見つけてくださいね!
おすすめの商品
ここからはCovearthがおすすめする商品をご紹介します。加湿器を置くのにぴったりなラックなどをピックアップしてみました。ぜひ参考にしてくださいね。
この1台で使い方は無限大 メタルマルチシェルフ4段
さまざまな用途に使えるメッシュタイプのラックです。クロムメッキ仕上げなので、劣化しにくいのが特徴です。棚は全部で4段。約60cm×35cmと程よいサイズ。コンパクトな加湿器を置いたり、観葉植物をかざったりできます。キャスター付きでラクに移動可能。移動の必要がなければ、固定用のアジャスターでしっかり設置できます。
楽しい空間!アイデア次第で使い方もいろいろ キャスター付き サイドテーブル
キャスター付きで使いやすいスタイリッシュなサイドテーブルです。直線的なラインが特徴となっています。インテリア性のある加湿器を置けば、洗練された空間のでき上がり♪シンプルモダンテイストや、インダストリアルテイストなど、さまざまなインテリアにマッチします。オープンシェルフで見せる収納をお楽しみください♪
スタイリッシュで機能的 アルミ伸縮物干し ワイドタイプ
加湿器と併用して、洗濯物を部屋干しして加湿する方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、こちらの物干しです。アルミ製でサビにくく、10年間きれいなまま!マットなシルバーで見た目にもスタイリッシュです。こちらはワイドタイプで、横幅は最大290cmとたっぷり!シーツやバスタオルもラクラク干せますよ。布団や枕の部屋干しにも◎。キャスター付きでラクに移動可能。使わないときはコンパクトに収納できます。