キリム
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中近東や中央アジアの広い地域に住んでいる遊牧民たちがウールで織る平織りの織物です。キリムとはペルシア語でざっと広げるという意味です。敷物だけでなくテントの布、収納など幅広いものに使われています。次第に織っている女性たちが彩りを加えたことで装飾品などにもなり、腕を競い大きな財産になっていきました。縦糸と横糸を交互にきつく編み込んで作られますが、縦糸と横糸を保護するものがないので、耐久性は非常に弱いのです。
しかしこの織り方をすると幾何学模様をくっきりと出せるので、コレクターたちに大人気です。耐久性が弱く100年以上前のものは見つかっていないので、古いものは大変貴重です。時が経ち、子孫たちにより織物が世界に知れ渡り人気の調度品になりました。幾何学模様には思いが込められており、母性と多産の象徴・サソリから身を守る・邪を追い払うなど多様です。
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