【緊急】カビ!?汚れ!?マットレスのお手入れ方法伝授します!

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カヴァース編集部

1日のうち3分の1を過ごす寝具。特に睡眠に直結するマットレスは高機能な寝具ですので、頻繁に買い替える寝具ではありません。そのため「出来る限り長く使いたい」そんな気持ちを込めて購入しますよね。そんなこだわりのマットレスを久しぶりに確認したらカビや汚れが…!

今回はそんな時の対処方法を伝授いたします!

マットレスの主な構造

マットレスの構造を理解すると、マットレスが汚れに対して備えている機能を知ることができますよ。

キルト層&クッション層

カビや汚れが一番目につく場所がこのキルト層です。肌に直接触れる場合も多いので肌触りが良く柔らかな素材を使っていることが多い部分。使用している素材は様々ですが、湿気を逃したりできる素材を主に使っています。

マットレスの種類によってはこのキルト層を洗濯できるものもありますよ。その下にあるのがクッション層です。スプリングが体に直接あたるのを防ぐ役割と吸湿の役割を担っています。

ベッドの寝心地を左右するスプリング層

ベッドを支えるスプリングが詰まった層。何気なく入れられているコイルですがそれぞれ繊細に作られています。寝心地を左右する部分ですのでマットレスの心臓部分と言っても良い層ですね。ノンコイルのマットレスの場合はここにウレタンなどが入っていますよ。

何気に重要な側面

側面って構造のうちに入るの?と感じる方もいらっしゃると思います。実は側面には大切な機能が備わっているんです。側面を良く見ていただくと小さな穴が付いていませんか?その穴は寝返りをうったりした際マットレス内の空気を循環し、マットレス内部の湿度や温度を一定にキープしています。この循環機能がなくなってしまうとあっという間にカビの原因になってしまいます。

なぜカビや汚れがつくの?

マットレスの構造を知るとカビや汚れに対しての対策もあることがわかりますよね。そのうえ大切に使っているのに、カビや汚れがついてしまうのは結構ショックな出来事だと思いますが。しかし、日本でマットレスを使用していると、カビや汚れに対して避けては通れない理由があるんです。

日本の湿度

暑い夏でも日本の湿度は高いと言われています。日本よりも気温が高い国出身の方の半数が「ジメジメしてつらい」という印象を受けているデータがあるくらいです。一年を通した平均湿度は60%程度ですが、夏場は75%を超える日もあるくらい大気中に水分が含まれています。それらが原因となりカビが発生することがあります。

寝汗

人は寝ている間に沢山の汗をかいています。健康な大人の場合コップ一杯~一杯半の寝汗をかくそう。毎日約200ml以上、缶コーヒー1本分程度の汗がマットレスなどの寝具にしみ込んでいる計算になります。それらが蓄積されて汚れやカビの原因になっています。

皮脂や髪の毛

シャワーやお風呂に入ってからベッドへ入っても、体は常に新しい細胞を作り出しています。古い皮脂や髪の毛が寝具に落ち汚れやカビの原因に繋がります。また、それらを餌にしてハウスダストが増える一因にもなっているんです。

カビや汚れの対処法

どんなに気を付けていても避けられないカビや汚れの原因。カビや汚れができてしまった時ご自宅にあるもので対処できる方法をご紹介いたします。

消毒用エタノール

もし黒いぽつぽつとした点が出来ていたらカビによる汚れが考えられます。それが部分的な物でしたら消毒用エタノールで対処することが可能です。消毒用エタノールをカビの部分に湿り気を感じる程度にスプレーし1時間程度放置。その後固く絞ったタオル等で叩いて汚れをタオルに移します。

ここでポイントなのがあくまでも叩くことです!こすったりするとカビが広がってしまいますのでご注意を。タオルに汚れが移ったらマットレスをよく乾燥させてくださいね。

食器用洗剤

お子様の手が汚れた状態のままベッドに来てしまった、飲み物をこぼしてしまった等、突発的な汚れには食器用洗剤がおススメです。ぬるま湯に食器用洗剤を溶かしてタオルにしみ込ませます。汚れた箇所を叩いてタオルに汚れを移し、汚れが薄くなってきたら水を含んだタオルで洗剤をふき取ります。

これを繰り返すと段々と汚れが落ちていきます。最後はマットレスを乾燥させて終了です。

酵素系漂白剤

皮脂の汚れやおねしょのシミには酵素系漂白剤を使ってみてください。酵素系は刺激も弱いので寝具以外にもお使いいただける事が多く、1本常備しておくと便利ですよ。酵素系漂白剤も水に溶かしタオルにしみこませてシミの箇所を叩くようにふき取ります。その後水を含ませたタオルで酵素系漂白剤をふき取り、マットレスを乾燥させれば綺麗になりますよ。

日々のお手入れ方法

日々のルーティンの中にマットレスのお手入れ方法を取り入れて、カビやシミを予防してみるのはいかがでしょうか。朝のちょっとしたひと手間で汚れ防止ができる方法を3つピックアップしました。

掛け布団を外す

朝起きた際、マットレスから掛け布団をなるべく外すことを心がけてみてください。掛け布団を干す場所や専用のスタンドを設けるとベストです。もし難しい場合今日は上に折る、明日は下に折るなどし掛け布団を置く場所をずらすと良いですよ。そうすることでマットレスからの湿気を逃しやすくなります。

ベッドシーツの交換

シーツは毎日取り替えるのが良いのですが、忙しい朝はなかなか難しい時が多いですよね。ベッドが主流の海外では週1回のシーツ交換がおすすめされているので、毎週曜日を決めてシーツを交換すると良いかもしれません。一緒に掛け布団等もお手入れしてしまいましょう。曜日を決めることでルーティン化し皮脂汚れの蓄積防止ができますよ。

定期的にマットレスを立てる

マットレスを立てて通気性を良くし、カビの防止に繋がります。こちらはベッドシーツの交換の日に一緒に行えると良いですね。マットレスの上に寝具が置いてあると立てることが難しいのでマットレスが身軽な日に行ってしまいましょう。その日は全てのお手入れが出来ますのでより快適に睡眠を取ることができますよ♪

おすすめの商品

ここからはカビや汚れに対応できるおすすめの商品をご紹介いたします♪どの商品もカビや汚れに対応できるような作りを心がけていますので是非ご覧ください。

お部屋の隙間に収納が出来る 折りたたみ桐すのこベッド (シングル)

天然桐すのこ材を使用し通気性にすぐれたすのこベッドです。桐は吸湿性に優れておりますが、それ以外にも防虫効果も兼ねそろえていますのでハウスダスト対策にも繋がりますよ。折り畳み式ベッドなのでコンパクトなお部屋にお住いの方にもおすすめです。折り畳み用のマットレスを載せればそのまま折りたたむことができマットレスの通気性も高めることができますので、カビの防止にもなるベッドです。

清潔で快適な睡眠環境を実現してくれる 檜仕様ロール式すのこベッド

ローベッドがお好きな方や和室でベッドをお使いになりたい方におすすめのすのこベッド。こちらの特徴は檜のすのこを採用しているため熱伝導率が低く夏でも快適にお使いいただけます。また、軽いという特徴を活かしロール状に収納することができる作りになっています。マットレスを立てている間はロール状に収納し床をお掃除することも簡単に出来ますよ。

清潔仕様 日本製 棚・コンセント付き大容量すのこチェストベッド

コンパクトなお部屋にぴったりの収納付きベッドです。ベッド下にはほこりを防ぐ構造になった大容量の引き出しを完備。収納家具を置くスペースがないお部屋でもスッキリしたお部屋にすることができます。また、ヘッドボードには棚とコンセント付きなのもポイント。ベッド床板にはすのこを採用しているのでマットレスへの通気性も抜群。カビの防止にも一役買ってくれますよ。

通気性を徹底的に追求した 国産高通気性ボンネルコイルマットレス

高品質な国産ボンネルコイルマットレス。日本の湿度にも注目し通気性を徹底追及。マットレス内部には通気性の高いボンネルコイルを採用するなど様々な工夫を施しています。日本人が好む少し硬めの寝心地ですので幅広い世代の方にお使いいただけますよ。同じシリーズでサイズを6サイズ取り揃えておりますので、今お使いのベッドサイズに合わせてお選びいただけます。

快眠誘う フランスベッド マルチラススーパースプリングマットレス

昭和からマットレスの研究をしているフランスベッド社のマットレスです。衛生マットレスマークの付いたマットレスで、抗菌防臭加工が施されています。菌の増殖を抑制してくれる効果がありますので湿度の高い日本の夏にも快適にお使い頂けるマットレスです。2年保証がついているのも頻繁に買い替えないマットレスには嬉しいですね。

消臭・抗菌作用もプラスで清潔・安心な空間を 洗える防ダニシート

マットレスの上に敷くことでダニを防止してくれるシート。こちらは抗菌消臭機能がついているので、ダニの防止に役立ちます。丸洗い出来ますので、皮脂や髪の毛を餌にするダニを防止するのに嬉しいポイントです。薄手の作りになっているので万が一汚れてしまっても安心。短時間で乾くので夜にはまたお使いいただけますよ。安心の日本製ですので小さなお子様のベッドにもお使いいただけます。

天然素材のやさしさ 日本製 洗えるベッドパッド・シーツ3点セット

天然素材を使った肌へのあたりが優しいベッドパッドとシーツのセットです。綿100%の作りになっているので吸湿性に優れているのもポイント。寝汗をしっかり吸収しマットレスへの影響を最小限に抑えてくれます。ベッドパッドもシーツも丸洗い出来ますのでいつでも清潔にお使いいただけますよ。また、シーツの2点セットは洗濯ものが乾きにくい冬に嬉しいですね。

まとめ

大事に使っていても汚れやカビに遭遇してしまうこともあると思います。今回はそんな時ご自宅で対応できる方法と共に日々のお手入れ方法をお伝えいたしました。

毎日使う寝具だからこそ清潔に保ちながら快眠できるよう、お手入れをルーティン化してみてください。

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