DIYで広がる押入れの可能性!DIYレベル別実践方法&アイデア

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カヴァースメディア部

空間として十分な広さがある押入れ。布団や家電などの大物を収納するだけでなく、その広さを生かしてもっと素敵な空間に変えてみませんか。今回は、DIYで押入れを収納としてより使いやすくするのはもちろん、単なる収納場所としてだけでなく、生活に溶け込む空間に変えるDIYアイデアと実践方法をご紹介します。

押入れの基本情報

押入れをDIYするに当たって、まずは押入れがどのような空間なのかをまとめてみました。

サイズ

一般的には和室に併設されており、布団を収納する場所として設けられていることから、クローゼットなどと比較すると奥行きがあるのが特徴です。

収納場所としてのサイズは家の中でも大きく設けられていますが、そのサイズは家によってさまざまです。広く作られた空間には、通常中間に仕切りがあり、上下で2段に分かれています。

棚のように仕切りがたくさんついていないので、DIYをする際にも自由度が高く、用途に合わせて変化させやすいのも魅力です。

素材

多くの押入れに使われている素材は、ベニヤです。調湿機能はないため、湿気がこもりやすい性質があります。

DIYで手を加える際もこうした性質を考慮しつつ、すのこを敷くなどの湿気対策を施すと、より長く快適に使用することができます。

扉がついている

押入れは三方を壁に囲まれ、一方のみに襖もしくは扉がついています。

収納として使用する際は、中に収納しているものが見えないよう、襖や扉がついていると重宝しますが、DIYの際には目的に応じて襖や扉を外すことで、押入れ活用の幅が広がります。

初心者向けの押入れDIY

押入れをDIYしてみたいけれど、DIY自体が初心者という方にもおすすめな簡単にできる押入れDIYのアイデアをご紹介します。持ち家はもちろん、賃貸でも実践できそうなアイデアも!収納場所としての押入れをさらに使いやすくするDIYアイデアをチェックしてみましょう。

扉を外して見せる収納に

DIY初心者の方でも手軽に実践しやすい押入れDIYの1つが、扉を外してつくる見せる収納です。

押入れというと、襖や扉がついていてしまい込む場所というイメージがありますが、奥行きのある空間を生かして見せる収納にすることで、押入れにインテリア性も持たせることができます。

趣味のものを飾るように収納すれば、まるでお部屋に併設された大きなディスプレイスペースに。押入れ内にインテリアシートや壁紙を貼れば、さらに雰囲気もガラッと変えることができますよ。

棚板を追加して大容量収納に

押入れを上手く使いこなせていないなら、DIYで棚板を追加してより多くのアイテムを収納することができる大容量収納に変えてみませんか。

すのこをコの字型に組み合わせたり、ラブリコと木材を組み合わせたつっぱり式の棚を取り入れたりすることで、初心者でも比較的簡単に押入れ内に棚板を設置することができます。

また、棚板は設置したいけど、DIYはやはり難しいという場合は、押入れの壁の左右で突っ張って取り付けるつっぱり棚なども販売されているので、こうしたアイテムを取り入れるのもおすすめです。

クローゼットに

そのままでは、クローゼットのようにハンガーにかかった洋服を掛けて収納することができない押入れ。押入れをクローゼット化するためには、ハンガーが引っ掛けられるパイプハンガーが必要です。つっぱり棒などをパイプハンガー代わりにして押入れをクローゼット化する方法もありますが、洋服をたくさん掛けると落下してしまう心配があります。

そこで、洋服をたくさん掛けても落下させないためには、置き型のハンガーラックを取り入れる方法がおすすめ。ハンガーラックに先ほどご紹介したDIYで作る棚板を組み合わせれば、アパレルショップのような見せる収納を実現することもできますよ。

上級者向けの押入れDIY

続いて、DIY上級者の方におすすめな押し入れDIYのアイデアをご紹介します。押入れにしっかり手を加えて、押入れを生活に溶け込む空間に変えてみましょう。

ワークスペースや学習デスクに

押入れを収納ではなく作業場所として活用するアイデアです。

別途棚板を取り付けなくても、押入れに備え付けの中央の棚を使えば、デスクの代わりになります。デスクの作業スペースを確保したら、その奥に棚を設置したり、作業しやすいようライトを設置したりするとよりワークスペースや学習デスクとしての環境が整います。

子ども部屋に

広めの押し入れは、小さな子どもにとってはまるで秘密基地のような空間です。玩具を置くスペースを作ったり、ラグなどを敷いたりして居心地を整えるだけで、子ども部屋として活用することができます。

襖や扉は取り外して、カーテンやブラインドなどに変えるのもおすすめ。インテリアシートや壁紙などを貼って押入れの印象を変えてあげると、より子ども部屋らしさを演出できますよ。

ヌックに

2畳ほどのこじんまりとした居心地の良い場所を表す「ヌック」。最近は、ヌックを間取りに取り入れる方も増えてきています。ヌックは大人版秘密基地や隠れ家のような場所。基本的には、ソファのようにゆっくり腰を下ろせるスペースで、座ったり寝転がったりしてくつろぐことを目的としています。

押入れにヌックを作る際は、クッション性のある敷物やクッションなどを取り入れて、リラックスできる空間に仕上げましょう。本を読むリーディングヌックにする場合は、本棚を取り付けたり、照明をプラスしたりすると自分だけの読書空間にもなります。

ニ段ベッド

仕切りによって2段に分かれていることが多い押入れ。そんな仕切りを活用して小さなお子さんの2段ベットにすることもできます。

すのこなどで湿気対策を施したり、扉や襖を外して落下防止柵を付けたり、上段に上がるためのハシゴを作ったり…と工程が多く上級者向けのDIYですが、押入れを改造すればお部屋のスペースを使うことなくベッドを設置することができるので、スペースの有効活用にはもってこいなDIYアイデアです。

おすすめの商品

DIYすることで、さまざまな用途で使用できる押入れ。そんなDIYした押入れにおすすめな家具をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

デッドスペースを活用できる 押入れ伸縮頑丈ハンガー 半間用

押入れをクローゼット化するなら、取り入れたいのがハンガーラック。効率良く洋服を収納したいなら、こちらの押入れ伸縮頑丈ハンガーがおすすめです。縦にも横にも伸縮するので、押入れの幅や奥行きに合わせて調節することができます。肉厚のスチールパイプのハンガーは、抜群の安定感と安心感で長くご愛用いただけます。

片付けが苦手でもきれいに片付けられる マルチ収納ラック20cm幅

押入れの中をすっきりと片付けながら、空間を無駄なく使いこなしたいという方におすすめなのが、こちらのマルチ収納ラック。押入れの奥行きを生かした設計で、出し入れの際にも便利なキャスター&取っ手つきなので、ストレスなく使用することができます。棚位置は自分の好みで変更可能なので、収納するものに合わせて使いやすい高さに設定することができますよ。

シックな色合いが洋室ともマッチ い草ラグ おしゃれ 国産 カーペット

押入れを子ども部屋として使うなら、ラグやマットが必要です。湿気がこもりがちな押入れと組み合わせるなら、い草のマットはいかがでしょう。こちらは、国産のい草を100%使用した高品質な仕上がりです。個性的なデザインは、洋のコーディネートにも合わせやすいのがポイント。表面はしなやかで肌触りが良く、中はウレタン入りでクッション性も抜群なので、長時間過ごしても疲れにくくなります。

使い勝手が良く小回りも利く5色カラーはお部屋をポップに ガス圧チェアー

押入れをワークスペースや学習デスクとして活用する際に必要なのがチェアーです。こちらは、小回りが利くガス圧チェアー。高さの調節ができるので、押入れの高さに合わせて、また子どもの成長に合わせて高さの変更ができます。カラーバリエーションはポップなグリーン、オレンジを含む3色から選ぶことが可能。コーディネートに合わせて選びやすいラインナップがそろっているのもうれしいですね。

自分だけのオリジナルスタイル 自由に組み合わせて使える六角形ラグ

ワークスペースや学習デスクとして押入れを活用する際の足元に、またヌックや子ども部屋として活用する際の敷物としてぴったりなのが、こちらの六角形のラグです。6色のカラーから好みに合わせて自由に組み合わせることができるのが魅力。これを取り入れるだけでインテリア性が大幅にアップします。裏面には滑り止め加工が施されているので、チェアーの下に置いても、敷物として使ってもズレる心配も掃除機がけのしづらさもありません。ほどよい厚みとやさしい肌触りで、心地よい空間づくりにも一役買ってくれます。

まとめ

収納としての用途に限定した使い方をしがちだった押入れですが、こうしてみると、さまざまな用途で使用することができる使い勝手の良いスペースだったんですね!お部屋の空間を使うことなくデスクやベッドの設置が実現できてしまうなんて、押入れをDIYしない手はないですよね。自宅の押入れの使い道にお悩みの方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

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