ダイニングに長椅子はあり?ベンチ型の魅力をチェア型と比較

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カヴァース編集部

いわゆるベンチ型の長椅子は背もたれがないものが多いです。ダイニング用の椅子として使う際、長椅子は背もたれのあるチェアタイプに比べて使いやすいのか、デメリットはないのかをご紹介します。

ダイニングに長椅子を置くメリット

ダイニングに長椅子があると、得られるメリットは多いです。

ダイニングが広く見える

長椅子はベンチ型、つまり背もたれ無いタイプが大半です。背もたれがなければ視界を遮られず、ダイニング全体を見渡せます。キッチンなど少し離れた場所も見ることができ、料理中の家族と会話するなどコミュニケーションも取りやすいです。

後ろから出入りできる

背もたれがない長椅子なら、後ろから座面を跨ぐようにして座ることも可能です。長椅子は2人以上で座るサイズのため大きいものの、背面から直接座れば端から回り込む手間がかかりません。既に誰かが端に座っている時も避けてもらう必要がなく、互いに気を使わず過ごせます。

詰めれば目安以上の人数も座れる

長椅子は1人分ごとに仕切りがあるタイプも少なく、多少であれば人数を調整できるのも魅力です。例えば3人掛けで販売されている長椅子でも、詰めれば4人掛けとして使えます。小さいお子さんのいる家庭や、子どもたちだけで座る場合に便利です。また急な来客で、予備の椅子がない時にも重宝します。

荷物も置きやすい安定さ

長椅子の座面は、クッション込みでもフラット、しっかりした構造です。そのため人が座るだけでなく、荷物を置いても倒れにくいメリットを持っています。ダイニングテーブルが手狭になった時にすぐ使わないものを長椅子へ移動させたり、サイドテーブルのような使い方も可能です。来客の大事な手荷物も脇に置いてもらえます。

長椅子はダイニングだと使いづらい?

では反対に、長椅子がダイニングで使いづらいと感じることはあるのでしょうか。

長時間座っていると疲れる

背もたれがない長椅子は、長時間の着席に向きません。寄りかかれないため上半身が疲れやすくなりますし、楽な姿勢をとろうとして猫背になることもあります。リビングダイニングなど、ダイニングでもくつろぐことを前提としている場合は、背もたれ付きの長椅子を選ぶのも手です。

1脚が大きく重い

長椅子は名前の通り幅があります。1人用で背もたれの無い椅子はスツール、日本語なら床几になるため、2人掛け以上がほとんどでしょう。そのためいかにコンパクト・軽めと言っても、1人サイズに比べれば大きく重いです。掃除でちょっとずらしたいだけでも労力が求められます。

落下のリスクに注意

背もたれだけでなく肘掛けもない長椅子は、小さいお子さんや高齢の方がうっかり倒れる、椅子から落ちてしまう可能性もあります。座っている時に寄りかかるものがないと気づかず、バランスを崩しやすいです。立ち上がる時もダイニングテーブル以外に身体を支えるものがないため、足腰が弱い方は移動にも苦労します。

ダイニングに適した長椅子を選ぶポイント

ダイニングで長椅子を使う際は、サイズや便利な機能を積極的に取り入れましょう。

一緒に使うテーブルに幅を合わせる

ダイニングテーブル用の椅子として長椅子を使うなら、幅はダイニングテーブルと同じか少し小さいぐらいを選びましょう。長椅子の方が多くなってしまうと、端に座った人はテーブルが足りなくなってしまいます。

またダイニングテーブルの方が大きければ、長椅子を使わない時テーブル下に収納することが可能です。もし長椅子の方を大きくしたい場合は、いっぱいまで人が座った場合に備え、サブテーブルを別に用意しておきましょう。

ダイニング用ならテーブルより30cm低い座面

ダイニングは主に食事をする場ですから、長椅子の座面はテーブルの天板より低いものを選んでください。目安は座面と天板の差が30cmです。

ただ姿勢や実際の使いづらさは個人差もあるので、今使っているテーブルと椅子の高さを比較したり、店頭などで確認できるとより安心できます。あるいは長椅子もしくはテーブル側に高さ調節機能がついているものを選ぶと、初期設定が合っていなくても対処しやすいです。

座面はクッション込みか

長椅子はベンチタイプということもあり、座面にクッションがないケースも多々あります。木材などほかのフレームそのままの素材は、ダイニングテーブルと同じものを選ぶと見た目がオシャレです。

ただ座り続けていると硬さが気になります。もしクッションなどを用意できないなら、最初からクッション込みの座椅子を優先しましょう。クッション込みの長椅子であっても、撥水加工やカバーリングタイプならお手入れもしやすいです。

座面下に収納がある長椅子も便利

長椅子の大きさを利用して、収納を付けた商品もおすすめです。座面が蓋になっており、引き上げることで中の荷物を出し入れするタイプや、脚の間に棚板を渡したオープン型など様々な商品が選べます。

ダイニングは食器など使うアイテムも多い部屋ですから、収納が増えれば整理整頓にも役立ちます。新聞や雑誌の一時的な保管場所にも向いています。ただ荷物の分だけ長椅子の重さは増えるので、移動の頻度や中身の種類なども踏まえて選びましょう。

まとめ

長椅子はベンチ型の大きな椅子です。ダイニングでは視界が広くなる、座りやすさと言ったメリットがある一方、大きさゆえのデメリットも見られます。ライフスタイルによっても使いやすさは変わりますから、より快適に過ごせる機能のついた長椅子を選びましょう。

おすすめの商品

ここからは、カヴァースでおすすめの長椅子をご紹介します。ダイニングでも使いやすいタイプを優先したので、ぜひご覧ください。

どんな場所でもフレキシブルに使える ダイニングベンチ (ライトグレー)

シンプルデザインのダイニングベンチです。高さは42cmほどで立ち座りがしやすく、内部にはウェービングベルトがあることで長時間の着席でも疲れにくいメリットがあります。奥行きも46cmあるので、深く腰掛けたい方にもおすすめです。座面部分が厚くつくられていますが、脚だけでも21cmあり、掃除を通しやすい高さになっています。

背もたれのないシンプルなデザインで見た目すっきり ダイニングベンチ

座面がPVCレザー素材のダイニングベンチです。撥水が期待できるので、飲食品をうっかりこぼした時も安心でき、普段のお手入れも簡単に行えます。木製フレームにクッションを乗せたようなデザインですが、クッション部分だけでも4.5cmの厚みがあり、座り心地も柔らかいです。脚の先端が丸みを帯びたデザインなど、お子さん用にも向いています。

上質かつ開放的な空間創りをお手伝い ヴィンテージ風ベンチ

開放的な雰囲気をもたらしてくれるヴィンテージ風ベンチソファです。淡いキャメル色のレザ―ファブリックは通気性に優れていますので、汗をかいてもべたつきにくく、肌触りの良さが特徴です。コロンとしたシンプルなデザインでありながら、縦に入ったステッチや、ブラックスチールの脚がモダンンでクールな印象も与えてくれます。ベンチ幅は2.5人掛けのゆったりとした座り心地です。

シックで落ち着いた雰囲気のデザイン 三角形ダイニング ベンチ ブラウン/グレー

下部に収納棚が設けてあるダイニングベンチです。横から見ると台形になっており、収納棚は座面より少し広くなっています。シンプルですが、四角形の長椅子よりオシャレさがありますね。シックなグレークッションとブラウンフレームの組み合わせも素敵です。ちなみにクッションはほかにグリーンとブルー、フレームはナチュラルの明るめタイプも選べます。

寄り添う こたつもソファも高さ調節できるソファダイニング ベンチ

高さ調節可能なダイニングベンチです。4cmのほぼ見えない脚と、20cmの高い脚を切り替えることができ、長椅子だけでなくローソファにもなります。座面はカバーリングタイプで、汚れても取り外して洗うことが可能です。さらに座面クッションも取り外し可能、万一中まで汚れてしまった時や天日干しの際はクッション部分だけ移動でき、重さも気になりません。

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